細川三斎が好まれた(かもしれない)

そして

江戸時代、


熊本藩の献上菓子であった

ポルトガル由来のマルメロジャム菓子

「加勢以多」

(の、復刻バージョン)



熊本本店と水前寺公園店でしか

入手できないらしいので

とりあえず、

普通に売っているモノで

「加勢以多」に近いものありませんか?


と聞いてみたところ



うす皮にはさまれた求肥餅の中に

梅ジャムがくるまれているお菓子。


「加勢以多」よりかなり分厚い感じです。



これは、こちらの菓子舗を代表するお菓子

その名も

「五十四萬石」

の期間限定梅バージョン




細川家の家紋が

一つ一つ押されております。





銘としてはちょっと


直球すぎる!


ええ、博多には


モナカの


「五十二萬石」がありますから・・・

なので

茶の湯の菓子としては

七十二候中の二十七番目で

「梅子黄(うめのみきばむ)」なんかでしょうか??


「青梅」「実梅」

も俳句の季語だそうですが

もっとピンと来るコトバはないかな。。。


とかなんとか思いつつ


お茶を点てます。




お茶は、八女星野製茶園の

「八女の華」



茶碗は

南蛮風を目指して



今回もまた

タイの王室御用達

ベンジャロン焼

暑くなってきたので水色で


お皿も

タイ、チェンマイの貝殻細工です。
(山の中の街なのになぜか??)

フンイキは南蛮ですね。



これが、


見事に


美味!


ちょっと暑くなってきた時の

お薄に

さわやかな梅の餡が

ピッタリ来ますね!

求肥でくるんで

さらに薄皮でくるんで

手で直に割っても

べたべたしない

あっさりと口に運べる


殿様への献上菓子(と、似ている)

だな=と実感です。

この香梅という菓子舗


某威勢のいい名前の

お菓子がとても有名なので



隣県福岡ですが

こちらの茶菓子(にぴったりな方)


は知らなかった!



夜は

まだ手元に残っていた

ホンモノのスペイン産の

メンブリージョと

ケソ・マンチェゴを

チリ産の「悪魔の蔵」の

スパークリングワインと

頂きました~

ねっとりとしたジャムの甘さと

ちょっと硬めで

ほろほろとしたテクスチャーのチーズ

軽い塩味が良く合いますこと!



こうなると、

やはり本歌

「加勢以多」

が欲しくなったので

お取り寄せしてみました♪

(つづく)

 

 

 

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