ゴルフは終わって、次男は帰宅したけど、夫がなかなか帰宅しませんでした。電話入れたり、テキストを入れたりして、早く帰宅するように連絡を入れました。数時間後、やっと彼が戻ってきました。私は急いでガレージ前に停まった夫の車に近づいて行きました。きっと彼は薬の事を告白して、恥じてるに違いない。これからどうするか話し合おう。どんな会話になるかと思いきや、車から降りながら彼が開口一番、私に『帰るって言っているのに、うるさい。俺にいちいち指示をするな。
』と。
「え、誰なのこの人?!あー、これ薬やってきたんだな
」ってわかりました。まだその頃は薬物依存症、覚醒剤というものについて何もわかっていませんでした。その日はどういう会話になったかも忘れました。私はただあたふたと泣いて、夫にわかってもらおうと必死で訴えていたと思います。でもぜんぜん本人はあっけらかんと強気。ガレージで筋トレしながら、女とスピーーカフォーンで話してたのを聞いたのも覚えています。
そんな家に普通の神経の人間がいれるはずありません。
長男はガールフレンドと予定通り大学に戻り、次男と私は日本に発ちました。数日でも別人のようになってしまった夫と離れたかったのです。
出発までの数日間でカウンセラーを見つけて実は相談に行きました。そこで言われたのが、
「クリスタルメス(覚醒剤)使用なら、そのうち全て失うことになる。お宅の財政事情は大丈夫?」と言われました。
They'll lose everything. (彼らは全てを失う。)
この言葉、今でもしっかり頭に残ってます。