夫は実はニューヨークに短期の仕事
の契約が前から決まっていたので、年明けそうそう、そちらに移動の予定でした。私には『短期間のヘルプのような仕事だし、会社のアパートは小さいし、家にはペットもいるんだから、君は行ったり来たりしたらいいよ』という事を前々から言ってました。
でももうあの時は先のことなんて何も考えられず、あきらかに薬をやって、反省の色もなく、何事もなかったかのように振る舞っている彼と家で一緒にいるのが苦しくて、夫の出発を待たずに私と次男は日本に行ってしまったわけです。次男も私についてきたのですから、やはり同じ気持ちだったのだと思います。子供達はまだ父親の覚醒剤使用の件は知りませんでした。でもコカインで捕まったのは知ってるから、父親がコカインを使ってるのは知ってたようです。日本だったらここでもうびっくりしちゃいますよね。うちの子達はアメリカ映画などでコカインをやってるシーンが頻繁に出てくるので、アメリカの今時の高校生としてその辺はそれなりに受け入れようとしていたんだと思います。
Leonard DiCaprio (レオナルド・ディカプリオ)のウォールストリートを舞台とした実話に基づいた映画 The wolf of wall street (ウルフ・オブ・ウォールストリート)など。うちの夫もまさに1990年代にウォールストリートにいた人なのです。
日本にいる私に、「ニューヨークに行く前に、頭をクリアにしたいから、薬を絶つ為に専門家に相談したいので、他の土地に数日間行くと。』そこからも写真を送ってきたり。ニューヨークに行ってからも、頭がクリアになって、仕事は順調に始まった。もう大丈夫。』と。
私は彼の言葉を信じたかったのですね(それはその後も何度も裏切られるのですが)。次男も日本から海外の大学に戻り、私は外国いある家に1人戻りました。ペットもそこにはいるので、とりあえず戻ったのです。
そこで見つけたのが夫が置いて行った、彼の古いスマホ
でした。
もちろん中身見ちゃいましたよ。それはもう絶句する内容でした。そこですべてわかりました。いや、すべてではないかもしれませんが。私が離婚を決めるのには十分な内容がそこにはありました。