脳梗塞から8年が経ちました。 | 専業主婦万歳

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DIY大好きな主婦の日記です。

 
 
これ、よそ行きのヘアゴム。
一本100円。
 
今じゃ近所のスーパーにしか行かないから、
このゴムを着けるのは大阪の病院へ行く時だけ笑

 

 

 

 

悪夢のようなあの日から8年と2ヶ月が過ぎました。

 

倒れた時に折った上腕も真っ直ぐ上にあげられるようになり、

ほぼ後遺症もなく暮らしています。

 

当時の主治医が優しい女性でしたが、

「期待しないでね。完全には元に戻らないから」

 

いつになく厳しい言葉が何を意味しているのか?

今はよくわかります。

 

年々と老化で失われるものと、病気によって失われたものが

同時進行しているようで、利腕は重たいものが持てません。

 

それでも、

歩けている自体が奇跡と言われる場所に出来た梗塞ですから、

今の状態を有り難く思わなければ罰が当たります。

 

持病の経過観察のため、年に4回の血液検査をしていますが、

高血圧、高脂血症、糖尿病などの危険因子は全く無く、

誰もが予想できなかった事ですが…

 

なった事に変わりはなく、気を付けていてもいなくても

「なる時はなる」もので、なった事実に変わりはありません。

 

その後5年間の経過観察でも、以降に起きた梗塞は全くなく、

心電図や頸動脈の検査を経て、自分の意志で抗血小板剤の投薬を

中止してもらいました。

 

この「血液がサラサラになる薬」ってのが厄介で、

血が出る治療は歯科であっても、主治医の許可を得て

1週間前から服薬を中止しなければなりません。

 

歯石除去ぐらいいいかな?なんて思ってたら、

血がダラダラと止まらず、ほっぺと歯茎の間に

いっぱいの綿を詰められ、ハムスターのようになったり…

 

採血後はこれでもかってぐらいに綿をテープで盛ってくれるのに、

それでも血が滲み出て来ます。

 

主治医に話しましたら「薬がよく効いている証拠ね〜」と

笑っていましたが、少しの打身でも真っ黒なアザになったりと。

 

服薬を中止しした今では、それも遠い昔のことのようです。

 

 

 

 

当時は上腕を骨折していて、何も出来ない苦しい毎日を

楽しい日々に変えてくれたのがAmebaゲームのピグライフ。

 

ゲームを通じて出会えた人達に助けられ、

ピグライフが終了してしまった今も私の心の支えです。

 

今では遠い昔のようですが、まだ8年。

 

決して忘れる事の出来ない、忘れてはいけない出来事です。