14850円
『じゃあ美奈子ちゃん
ここに本名の
フルネームでサインして』
日払い伝票だ
私は今日体入だったから
全額を支給してもらえる
【14850円】
佐藤さんが
初日なのに
頑張ってくれたからと
本来は体入には
加算されない
ドリンクと場内の
バックを入れてくれた
たったの6時間で
こんなに…
カフェのバイトなら
一日中働いたって
稼げない額
ここに本名の
フルネームでサインして』
日払い伝票だ
私は今日体入だったから
全額を支給してもらえる
【14850円】
佐藤さんが
初日なのに
頑張ってくれたからと
本来は体入には
加算されない
ドリンクと場内の
バックを入れてくれた
たったの6時間で
こんなに…
カフェのバイトなら
一日中働いたって
稼げない額
場内
【ドンペリロゼ 80000円】
狂ってる
『美奈子さん
お願いします』
別のボーイさんが
私を呼んだ
付け回しと言って
他の席に
行くということらしい
『ダメよ
今から美奈子の
お祝いなんだから~
場内入れるね!』
原さんが
水割りを飲みながら
頷いた
場内指名なんて
入れてくれなくて
構わない
変な感覚が
胃から 込み上げてきて
吐きそうになる
大きく胸元の
あいたドレスに
どこかけだるい雰囲気を
まとった彼女から
昔の面影は
微塵も感じなく
なっていた
狂ってる
『美奈子さん
お願いします』
別のボーイさんが
私を呼んだ
付け回しと言って
他の席に
行くということらしい
『ダメよ
今から美奈子の
お祝いなんだから~
場内入れるね!』
原さんが
水割りを飲みながら
頷いた
場内指名なんて
入れてくれなくて
構わない
変な感覚が
胃から 込み上げてきて
吐きそうになる
大きく胸元の
あいたドレスに
どこかけだるい雰囲気を
まとった彼女から
昔の面影は
微塵も感じなく
なっていた
色無し
『えぇ~
待って待ってぇ~』
上目遣いで
原さんを覗き込み
由美が続ける
『この子は
私の一番の友達なのよ
それなのに
色無しは嫌~
美奈子のドレスと
同じ色のやつが良い~
ねぇ原さん
美奈子のドレス
何色かな?』
『…ピンクだよ
ああーもう!
仕方ないなぁー
じゃあロゼで!』
それを聞くと
ボーイさんは
満足そうな表情を浮かべ
『かしこまりました』
と深々と頭を下げて
席を離れた
色無し…
さっきの
川島さんの話
由美は
聞いたことが
あるのだろうか
待って待ってぇ~』
上目遣いで
原さんを覗き込み
由美が続ける
『この子は
私の一番の友達なのよ
それなのに
色無しは嫌~
美奈子のドレスと
同じ色のやつが良い~
ねぇ原さん
美奈子のドレス
何色かな?』
『…ピンクだよ
ああーもう!
仕方ないなぁー
じゃあロゼで!』
それを聞くと
ボーイさんは
満足そうな表情を浮かべ
『かしこまりました』
と深々と頭を下げて
席を離れた
色無し…
さっきの
川島さんの話
由美は
聞いたことが
あるのだろうか