今日は、批評家の佐々木敦さんにインタビュー。
『BRUTUS』の取材で、「泣ける映画を構造分析する」
というテーマでお話をお聞きしました。
『白い婚礼』(監督=ジャン=クロード・ブリソー)
『夏の庭』(監督=相米慎二)
『ともしび』(監督=吉田良子)
『ライフ・アクアティック』(監督=ウェス・アンダーソン)
『あんにょん由美香』(監督=松江哲明)
「泣ける映画を作ることは簡単だけれど、
たとえば、“共感しないのに感動してしまう”
映画を作ることは、至難の業」
上の5本を例に挙げながら、そんなお話をお伺いしました。
詳細は、11月15日発売号にて!
ところで佐々木さんの最新刊『ニッポンの思想』(講談社現代新書)は、
現在4刷りと好調だそう。
この本の中で「ゼロ年代のひとり勝ち」として
取り上げられている東浩紀は、ぼくと同い年。
“郵便”が出たとき、
「おまえがウチらの代の1等賞かぁ~」と、
嬉しいような悔しいような気持ちで
いっぱいになったことを思い出します。
それにしても、気が付けば、
「ゼロ年代」も残すところ90日を切ったのね……。