27日目~プレゼン本番~ | cotameba

3/14.


いよいよプレゼン当日.


なのにこの日も雨.


Jim(とおちゃん)曰く,


ようやくSeattleらしい天気になってきた,らしい.


旅先での雨は,ほんと嫌だ.


 


 

話は前日に戻るんが,


どうも自分のプレゼンにイントロの,


掴みが弱い,気がしてた.


他の人の聞いてて.


 


英語のプレゼンでは掴み(Hookという)が重要で,


最初の3分くらいが勝負らしい.


ここを逃すと,


聞き手に興味を持ってもらえない.


いかに素晴らしい研究でも,話聞いてもらえないらしい.


最初の頃シンシア(せんせ)がしつこいくらい言ってた.


 


 


グレッチェン(コーディネーター)が,


この日はたくさんの人が聞きに来る,


と言っていた.


どんな人が来るかと聞くと,


自分のofficeに人間を誘ったと言う.


 


グレッチェンはいわゆる大学の事務みたいな仕事してる.


そのofficeの人ってことは,


scientistじゃないってことか?


 


そこで,


思い切ってプレゼンのはじめに,


jokeを入れることにした.


 


構想自体はだいぶ前からあっためてたんだが,


イマイチ入れる勇気がなかった.


一般人(scientistじゃない)がたくさんくるんなら,


ここで一発会心のウケを取りたい.


というか,自分のウケ狙い精神をこれ以上抑えることができない.


 


 


んで,前日の夜,


最初のスライド,修正.


(ちなみに,Seattle名物と自分の研究をかけたjoke)


 


どうやったらもっとも効果的に笑いをとれるか,


あれこれ試行錯誤.


原稿(しゃべり)も笑いとれるように,修正.


間の取り方とかも練習.


(そんなことしてる暇あったら中身の練習しろって?)


 


 


そして,いよいよ当日.


結局最初のjokeばっか気になって,


後半はほとんど練習してない.


どうせ原稿は読むから,


もう,どうにでもなれ.


 


案の定聞きに来たのはscientistじゃない素人さんばかり.


穏やかムードで進む.


 


おれは一番最後.


他の2人の発表は,


自分のことで頭いっぱいだったから,


ほとんど頭に入ってこない.


 


てか最初のjokeでウケてもらえるかばっか考えてた.


自分としては結構自信あったが,


アメリカ人と日本人では笑いのツボが違うから,すっごい不安.


 


 


そして,


いざ,本番.


 


開始1分くらいで,渾身のjoke,披露.


スライド(アニメ)出した瞬間,


間とか全くなく,


部屋中,大爆笑.


 


かぶせるようにしゃべる.


さらに,もう一笑い.


 




うまくいった!


我ながら大成功だ!


本番で,自分でも信じらんないくらいうまくできた.


 


てか気分が素晴らしくいい.


その後もかなり落ち着いてしゃべれた.


不安だった質疑応答も,


かなりいい感じでできた.


 


 


それにしても,


いやー緊張したー.


終わったらノドカラカラだった.


手汗もすごかった.


寒い日なのに,体が熱かった.


 


前から思ってたんだが,


なんか知らんが,おれはいつも本番に強いっぽい.


根拠のない自信というか,


あきらめに近い感じで腹くくれる.


今回もそうだった.


 


それなりに緊張はする.


てか集中しすぎて,


自分がどんな風にしゃべったか,


ほとんど覚えてない.


 


 


シンシアが,終わった後ほめてくれた.


今まで授業で,一番叱られてたが,


(自分でそう思ってるだけかもしれんが)


最後はうまくいったぞ.


jokeも気に入ってくれてた.


 


グレッチェンとその仲間も,ほめてくれた.


構成がとても分かりやすかった,と.


 


思ったんだが,


今回の発表は,かなり簡単な部分しか話さないことにしてた.


分野違う人に細かい話してもわからんだろうし.


いろいろ出すと,たぶんワケわからんくなるだろうし.


てか何より,難しいことしゃべる英語の能力が,


おれにはない.


そして英語だからゆっくりしか話せない.


そしてすごい簡単な文法でしか話せない.


 


強調したいとこはゆっくり話した.


自分でも言う順番わかんなくなるから,たくさん区切ってしゃべった.


 


たぶんそういうとこが,わかりやすい構成につながったんだろう.


グレッチェンを含めた,


audienceのほとんどが素人だったってのも,


逆によかったっぽい.


 


これが実際の国際学会とかで通用するかどうかは謎だが,


全くの無駄にはならんだろう.


と思う.


 


 


一緒に過ごしてきた日本人の学生たちからは,


いつからあんないいjokeを考えてたんだ,


まさかあんなの隠し持ってるとは,


ズルい,


joke入れて正解だった,


全部持ってかれた,


などなどの感想を戴いた.


笑いはタイミングが大事だからね.


知ってる人いると,面白くなくなるかもしれんからね.


 


 


 


とにかくうまくいって何よりだ.


ほとんど自画自賛かもしれんが.


 


アメリカ人から,英語で笑いをとった.


これが今回の旅,最大の経験.


生涯自慢しよう.


もう思い残すことはないです.


 


 


夜,最後のPartyがある.


それはまた別に書きます.