師走になると思い出す。。。 | MUSIC ASSEMBLY

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作曲・編曲家、深川甫の日常や感じたことをひとまとまり

皆様こんにちは。

さて更新は滞っていましたが私は元気です。
11月は全くブログ更新もせず、早くも12月中盤ですね!!
なんと早い!!伺う場所によっては『良いお年を!!』のご挨拶をしております。


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さてさて12月最初にJリーグの最終戦を観戦する機会がありました!
初めて訪れました!!埼玉スタジアム!!

しかもボックスシートというVIP席から。
いやいやなんとも贅沢で貴重な経験をさせていただきありがとうございました!

よく見るとフルーツのところに“REDS”の文字が。
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スタジアムは赤く、熱く燃え上がっておりました!!
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この時期になると決まって思い出すエピソードが1つ。



それは、私が小学校の1~2年生だったと記憶しているクリスマスイブのお話。
サンタクロースがくるとワクワクしていた頃の話。

今とは違って夜も早々に寝た私。
昨年に引き続き、その年もサンタクロースはやってきてくれました。
そう、なぜなら良い子にしていたから☆

たぶん。



ただ、この年訪れたサンタクロースは昨年のそれとは事情が違ったのである。


いつの時代も世の中が忙しくなる師走。
特に世界中のサンタクロースにとっては最も忙しいイブの夜。




その年我が家を含む配達エリアを割り当てられたサンタクロースは、どうやらどこかで1杯引っ掛けてきたようである。

その年はあまりにも忙しかったのでそのストレスからであろうか?
いや、あまりにも寒さが身にこたえるので暖かくしようとしたのか。
まあ色々と事情もあったのであろう。途中でどこかで飲んできていたとしても目をつむりましょう。大人となった今では気持ちも理解できるし、なんたってクリスマスなんだから多めに見ようじゃないか。

それに例え酔っ払っていたとしても、その日のうちに完遂しなければならない、年に一度の重要な仕事にはちゃんと戻ったことだし、それはそれで偉いと思える。
お酒飲んだ後に仕事するというのはなかなか大変であることを僕は知っているから。



しかしながら、そんなことであったから、我が家を訪れた頃にはどうやら良い気分になっていたのであろう。というのは容易に想像がつく。


そんなほろ酔いのサンタクロースではあるが、仕事に戻りその後立ち寄った我が家にちゃんと入れてもらえたらしいので良かった。




良かったのだがそこまでであった。その後が非常にまずかった。



きっと、それはサンタクロースが最も緊張するであろう寝室に入った時である。
おそらく緊張したのであろう。
いや、先述のせいで酔いがちょうど回っていた事も影響したのであろう。



問題が発生する。



こともあろうに、プレゼントを枕元に置くその直前に寝ている私の足を見事に踏んでくれたのである。(ま、幸いなことに痛くはなかったが)
サンタクロースさんやってくれました。


『!!!!!』




しかし、当時子供であった私のとったこのときの対応は実に偉かったと今でも思う。



なぜか。



だって、ちゃんと空気を読んだ(笑)



子供の私は踏まれてしまった瞬間、実は起きてしまっていたものの、薄目を開けて見るにとどめた。そう、気づかずに寝ているフリをしたのである。


なぜなら

“僕はサンタクロースの名誉を傷つけてはならない!”と思った。

“もし起きて騒いだらサンタクロースは大事なその任を全うできなくなるだろう!”と思った。

かどうかは知らないが。。。



とにかく、不意の寝起きとなったにも関わらず、これらを実に咄嗟に判断したのだ。
なお、この時の判断は褒められても良いと今でも思っている。




ただ見てしまった。そう、この年のサンタクロースはなんと我が親であったのだ。
前年までは違ったはず!と信じたいところだが、他の子より若干早い年齢で真実を悟ったのである。

この事実は当時の私にとってはやはりショックだったが、割りとすんなりと受け入れられた。
物分りは良かったのであろう。

そしてもっと偉かったのは、そのショックな事実を学校で友達には言わなかった。
心に秘めておいた。

純粋な夢をぶち壊してはならないと子供ながらに感じていたのだろうか。
僕がもしそんなことを口走れば、世の中がひっくり返るかもしれないとでも思ったのかも知れない。


ついでに、次の年のイブまでのお願いは『足を踏まないでください』になったことは言うまでもないだろう。そしてこの願いは同じ歳の他の子より、はるかに切実な願いであった。
二度目があってはあまりにもツライ。



その後、いつの頃からかサンタクロースは忽然と私の元を訪れてくれなくなってしまった。
少なくとも昨年のイブまでは。きっと薄目だったとしても私が姿を見てしまったせいなのかもしれない。



と、そんな悲しいサンタクロースとの思い出を持つ私は、『どうか世のサンタクロースさんはぜひ子供の足を踏まないように気をつけてください』と切に願うのであります・・・




どうぞ皆様素敵なクリスマスを!
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二子玉川・高島屋のツリーでした!