昨日のメルマガで今まで専業主婦、または
扶養の範囲内で働いていた方が
社会保険の扶養を超えて働き
さらに繰下げ受給したら
それだけでも生涯受け取る年金額を
800万円以上増やすことも可能と
書きました。
扶養を超えることで、自分名義の年金が
増えるのです。
800万円も増えるのならば、
すぐにでも扶養を超えて働く方が
いいでしょう。
これはあなたの「人的資本」が上がったとも
考えられます。
人的資本とは、個人の稼ぐ力を株価の
ように評価したものと考えてみてください。
あなたが潜在的に持つ人的資本を
眠らせておくのは、もったいないことです。
また多くの企業で「配偶者手当」は、
見直し対象に上がっています。
特に政府は、今後ますます深刻化が
予想される働き手不足の解消のため
配偶者の収入を基準とした配偶者手当の
見直しを企業に即しています。
扶養を超えて働いた場合、支払った保険料の
元を取れる期間を計算したら
およそ７年くらい年金受給したら
元が取れてしまうのです。
社会保険の扶養を外れると、
手取りが少なくなるので損した気分に
なるかもしれません。
ですが、ご自身の名義の年金が
大きく増えるのです。
女性の方が長生きする可能性が高いので
自分の年金が増えるのは、
老後の生活の安心材料のひとつです。
さらにiDeCoを利用するといいでしょう。
iDeCoは、年金の上乗せ制度ですから
扶養の範囲内では、
60歳までしか加入できません。
ところが厚生年金に加入して働いていれば
65歳まで加入できます。
この５年間の差は、思っているよりも
大きいのです。
掛金だけでも138万円も多くなります。
6%くらいで運用できれば、
160万円に増やすことも可能です。
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