投資で失敗してしまう人の３つの
特徴について解説しています。
1)無料の情報に惑わされてしまう人
2)投資への期待が大きすぎる人
3)途中で計画を変更してしまう人
今日は「2)投資への期待が大きすぎる人」
について解説しましょう。
確実にお金を増やすことができるのは
「長期投資」です。
投資のトータルリターンは、
「元本×利回り×時間」で決まります。
たったの１年で資産が倍になるなんて
ことはありません。
また購入したらかならず値上がりすると
いうことでもありません。
長期投資で目にする積立シミュレーションも
あくまでも仮の話です。
シミュレーションの画像を見ると、
かならず毎年増えていくような図に
なっていますが
実際には、綺麗な右肩上がりではなく
細かく上下に変動しながら
長期間で見ると右肩上がりになると
いうものです。
投資をはじめて１～２年の間は
マイナスになることも多いのです。
ここを乗り越えた後に、増えていくと
思っていた方が正しいかもしれません。
期待だけが先行してしまって、
「時間」をかけることができなければ
大きく増やすこともできないのです。
最後に「3)途中で計画を変更してしまう人」に
ついて解説しましょう。
私は投資をはじめる前に
「何のために投資をするのか？」
それを考えるようにお伝えしています。
そうでないと長期間投資を続けるのは
難しいからです。
プラスになっていると売却して
「利益を確定」したくなってしまうのです。
特にマイナスの期間を我慢して積立を
続けて
プラスになった時ほど、売りたくなります。
「また、マイナスになるのが怖いから
利益がある内に売っておこう」
と、考えてしまうのです。
ところが投資ににおけるリターンとリスクは
同じ意味なんです。
マイナスになれば、同じくらいプラスにも
なるわけです。
または、マイナスの時に安く買えたから
価格が上がった時にプラスになったわけです。
マイナスになったり、プラスになった時ほど
「投資の目的」を思い出して欲しいのです。
今が、あなたがお金を使う目的の時なのか？
まだ、道半ばならば、売却してしまうのは
「早い」ということです。
投資のトータルリターンは、
「元本×利回り×時間」で決まることを
忘れないようにしたいですね。
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■編集後記
資産を分散して、積立で時間をずらして
購入していけば
その後、やることはほとんどありません。
「ほったらかし」でもいいわけなのですが
価格が変動する金融商品を
保有(運用)していると「心が動いて」
しまうのです。
そして、その心の動きは、
投資で失敗する行動につながることが
多いのです。
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