「資産運用」とは何か？
それは「長期投資」のことです。
目先の収益ではなく、５年後10年後に
資産を増やすことを目的とします。
ですから、もっともやっはていけないのは
値下がりや、その後にくる値上がりに
一喜一憂してしまうことです。
先日も、読者さんの質問に回答しましたが
「やれやれ売り」してしまっては
お金は増えません。
たとえば、NISA制度が始まった
2014年の1月31日の日経平均株価の
終わり値は1万4,914円でした。
その後2015年の6月頃に2万円を
超えます。
この時に売却したら1.3倍です。
ですが、2014年から今まで持っていたら？
昨日の終わり値は、3万3,388円
ですから、
2.2倍に増えているのです。
1.3倍で売却してしまったら
その後のリターンを捨ててしまうことに
なってしまいます。
また、日経平均株価に連動する
投資信託を購入していたとしましょう。
投資信託は、口数単位での売買に
なります。
その1口には、元本と利益の両方が
入っているのです。
売却したら、必ず元本も含めて
売ることになるのです。
利益が十分にのっていなければ
元本部分が多いのです。
投資信託の積立をはじめて
１年くらいの株価の低迷を抜け
やっと値上がりすると
株価が安い時に買っているので
ビックリするくらい値上がりします。
こんなにプラスならば、また下がる前に
売っておこうと考えがちですが
それでは５年後10年後の
大きなリターンを得ることができません。
「資産運用」するのであれば
長期の目線を忘れてはいけません。
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■編集後記
そして前回も書きましたが
リバランスをした方がリターンは増えます。
ですが、そのリバランスは１年に１回程度で
十分です。
それ以上してしまうと元本部分を
売却することになってしまいます。
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