積立の投資をはじめて10年くらい経過した方
から、久しぶりにお便りをいただきました。
「川畑さんのいった通り、株価が下がっても
毎月の積立を続けていたので
２倍以上に資産は増えています。
と、嬉しい内容でした。
そして続いて、このようなことが書かれていました。
「ただ、積立は続けていたのですが
どうしてもお金が必要な時に積立金の一部を
使ったのです。
それでも思った以上に資産は減って
いませんでした」
と、いうのです。
５年間くらい積立を続けていた後、
どうしても資金が足りなくて一部を売却して
使っても
預金のように使った分だけが減ってしまうと
いうことはありません。
もちろん頻繁に使ってしまえば、
資産を減らしてしまうことになりますが
５％で運用できていて、そのうちの２％を
使っても
３％は運用されているということなのです。
私も子どもが私立中学の受験のために
通っていた学習塾費用を
運用している資産を切り崩して使って
いました。
それでも預金よりも、資産の目減りは少なかった
のです。
もちろん、ある程度の期間積立をする必要は
ありますが
十分利益がのっていれば、利益部分の方が
多いので、
元本の目減りは少なくなります。
ただし、どの資産から使ったらいいのか？
使った後の崩れたポートフォリオをどうしたらいいのか？
自己流でやってしまうと、元に戻すのに
時間がかかりますので
運用に詳しい専門家のアドバイスをもらってから
切り崩した方がいいです。
投資するということは、価格の変動する
投資信託や株を購入することです。
使うタイミングが悪いと資産を減らすことにも
繋がります。
売却するにも経験は大事ですから
学びと実践が必要になります。
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