以前、お勤めしていたパッケージデザインの
会社で
パッケージだけでなく、中身の家電も作る
ことになりました。
ドイツの小型家電メーカーと提携して
販売することになったのです。
当時の日本の小型家電は、白モノと呼ばれ
女性が気に入る
パステルカラーで愛らしいデザインが
多かったのです。
とろがドイツのデザインは、スタイリッシュな
デザインでした。
その小型家電メーカーは、世界ではじめて
電気式のワッフルメーカーを販売した会社で
スイーツ家電でもスタイリッシュな
デザインでした。
社長の鳴り物入りで、はじめた家電事業ですが
まったく売れなかったのです。
まあ、コーヒーメーカーならばいいのですが
スイーツ家電も、ちょっとドイツっぽい
質実剛健なデザインなので受けなかったのと
日本人には、まだまだワッフルは浸透して
いなかったからだと思います。
当時私は、経理と電話番が主な仕事でした。
言われた訳ではありませんが、
家電のホームページのネットからの
お問い合わせにも回答していました。
実は、販売していた小型家電は、
故障が多くほとんどがクレームの内容でした。
でもその中に、油であげないドーナツメーカーの
問い合わせが
ポツポツ届いていたのです。
海外で使っていた人が、ドーナツメーカーの
復活を熱望していたのです。
クレームばかりの小型家電事業が
諦めムードだったところ
私は、問い合わせの件数などを集計して
社長にドーナツメーカーの発売を
提案したのです。
小型家電事業にネガティブだった社員からは
反発を受けましたが
私は「絶対に売れる」と確信していました。
クレームばかりの問い合わせの中、
ドーナツメーカーの熱望は、
異色だったからです。
ところがネガティブなクレームに
疲弊していた社員からは
とても反発を受けました。
それでも社長をなんとか説得して発売した
ドーナツメーカーは、
とても売れたのです。
テレビや雑誌の取材もたくさんあり
貸出の管理が大変なくらいでした。
今までの赤字を吹き飛ばす勢いで
売れに売れたのです。
ネガティブなクレームの中に埋もれた
ポジティブを見逃さなかったので
お金を呼び込むことになったのです。
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■編集後記
この時は、結構頑張りました。
言われてもいないのに、広報的な仕事もして
売上にもとても貢献したのですが
ほとんど昇級はなかったのです。
そして最後には、クビになってしまったので
良い思い出のない会社でした。
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