年齢と共にいつの間にかついた背中、お腹周りのお肉
背中は肉眼では見えず、脂肪が溜まっている事にも気付かないかもしれない。
背中は猫背や巻き肩などの姿勢の悪さから脂肪が溜まりやすく、食事制限や運動をしてもなかなか落ちない。
猫背、巻き肩などで背中が丸くなると、身体の前側が縮むのでお腹周りにも脂肪が溜まってくる。
ヨガのねじりポーズを行う事で背中、お腹周りに溜まった脂肪をスッキリさせるだけでなく
姿勢改善(猫背、巻き肩、反り腰)
内臓の活性化
腰痛改善
などの効果を得やすくする。ここで、背面を動かして、猫背を改善しよう!立って行うねじりのヨガポーズをご紹介
Preparation for Parivrttatrikonasana(パリヴルッタトリコーナアサナの準備練習)
Parivrtta→回転 tri→3 kona→角 asana→ポーズ
やり方
準備する道具→ヨガブロック(なければ、本などを重ねて高さを作る)1個を右足前に置く。
Step1→両脚を揃えて立ち、脚を左右に開いてから(1メートル以上)、左つま先少し中に、右つま先を真横に向ける。
Step2→左腕を上に(ねじる方向と反対の腕を上げる)、右手はウエストに置く(写真①)
Step3→吐く息で胴体を左から右に回転させながら、左手でブロックをタッチ(写真②)したら、胴体を起こす(写真①)これを3セット繰り返す。
Step4→4回目で、左手をブロックの上にのせ右肩を後ろに引きながら、胴体を左から右に回転。
Step5→アゴを胸から離し、後頭部を後ろに引く(写真③)
胴体を起こして両手を腰に戻し、足先の向きを変えて左側も同様に行う。
Step2→胴体を回転させる前に、上に上げている腕と一緒に左体側を上に伸ばす(写真②)
Step3→後ろの足裏に体重をのせて下半身を安定させ、左体側を伸ばして回転させる(支点がないと胴体の回転と共に身体がグラグラする)
Step4→手をブロックに置いたら①左太ももを前から後ろに押して、左かかとを床に押す②両膝は伸ばす③下の手でブロックを押しながらお腹、胸を左から右に回転させる④上の肩、上腕の外側を後ろに引いて肩甲骨は胸の方に近づける⑤アゴを胸から離して後頭部は後ろ
※胴体の伸びがないと、NG写真のように手は床から遠くなる。先に手をブロックにつこうとしないで、上げた腕で胴体を前に引っ張るようにしながら回転すると、ねじりやすいです
ねじりのヨガポーズで大事なのは脚、骨盤は安定させた状態で胴体は伸ばしながら回転させる事。
下半身を強く安定させる事で背骨、肋骨にねじりの動きが加わるので背中、お腹周りの脂肪がスッキリとしてくるわけです
背面を動かして、猫背を改善しよう!立って行うねじりのヨガポーズ、いかがでしたか?
写真は本日のヨガスタジオエー、アイアンガーヨガビギナークラス風景
今日ご紹介したパリヴルッタトリコーナアサナに向け、下半身の筋肉を伸ばして締めながら骨盤を安定させて胴体の両サイドをたくさん伸ばす。
そうすると背中が伸びた状態で手が床につきやすくなったり、捻りの動きもやりやすくなる。
胴体の伸びと背面をたくさん動かした後は、逆転のヨガポーズ(写真右下)!
全員スッとお尻が上がったのは、様々なヨガポーズの中で脚とお尻の筋肉を伸ばして締める事で、骨盤の重さに引っ張られることなく背中が引き上がるから。
しかも片脚を上げるところまで!皆さん本当に素晴らしい
「〜だから出来ない」と自分に制限をかけず「さっきの自分より1ミリでも先に行こう」とする意識の積み重ねが、自分の可能性を広げてくれる。
「80歳になってもサーランバシルシャアサナが出来る身体でいる」と70代の生徒さん。
その軸があるからキツイ(笑)練習も頑張れるし、それを達成出来た時の事を想像しただけでワクワクする。
年齢はあくまでナンバー!
「〇〇歳だからこれはやっちゃいけない」じゃなくて「どうやったら出来るようになるか?」を考えて、いつまでも自分にワクワクしていきたいです
元々アパレルで運動歴ゼロからヨガを始めた講師が、皆さまの「自分の可能性を広げる」サポートをさせて頂きます
Yoga-Studio A
太田あゆみ