暑さに加えて湿気が強く「朝は身体が重だるく感じる」「脚のむくみがある」など生徒さんから聞く事が増えた最近。
暑さでの疲れや身体の重だるさを感じた日は、その日の中でセルフケアをする事が大事。
最近眠りが浅い、疲れが取れない、身体が重だるいなど感じたら、自宅でのセルフケアを行う事で、
血の巡りを良くする
疲労回復
良質な睡眠の確保
などの効果を得やすく、身体の回復に役立ちます
ここで、暑さと湿気で重だるく感じる身体をスッキリさせる!仰向けで行う、ヨガポーズをご紹介します
Suptasvastikasana with bolster(ボルスターを使ったスプタスワスティカアサナ)
Supta→仰向け swastika→吉兆 asana→ポーズ
入り方
準備する道具→ボルスター1個(マットの上に縦におく)、ブランケット(バスタオル)1枚はボルスターの上におく。
Step1→ボルスターの前に、スネ同士をクロスさせ座る(写真①)
Step2→手を床につき身体を斜めに倒し(写真②)、お尻を腰から離して、膝の裏側の方に伸ばす(写真③)
Step3→ボルスターの上に仰向けで寝て、頭の下にブランケットを入れ、腕は肩より下の高さでリラックス(写真④)
好きな時間保ち、脚の組みを変える(仰向けのまま)終わったら、手で床を押しながら起きる。
Step3→ボルスターの上に仰向けで寝たらもう1度、手でお尻のお肉をウエストから離す方向に伸ばして腰を伸ばす(腰が反りやすい方は特に)
※頭の下のブランケットは、アゴが床と平行になる高さにする(アゴが上がる場合はブランケットをもっと高くし、アゴが引きすぎる場合は低くする)
※太ももの内側は膝の方に伸び、膝の外側は床の方におりる。膝が床に落ちてしまい時間の経過と共に腰が痛くなる場合は、膝の下にブランケットを入れる。
※膝が脚の付け根より高くなる場合は、吐く息で太ももの内側を膝の方に伸ばす動きを何度かした後、力を抜く。
※手の平は天井向きにして腕、手の平、指も力を抜く。
スプタスワスティカアサナは、太ももの付け根(鼠蹊部)から内側全体が伸びる。鼠蹊部には大きなリンパ節があり、ここを伸ばす事で老廃物が流れて脚のむくみやだる重さの改善にも役立つ。
スワスティカアサナの脚はスネ同士がクロスになるので、お互いのスネの重さでふくらはぎのマッサージにもなる。
ふくらはぎは身体の血の巡りを良くするポンプの役割があるので、ここをマッサージする事で心臓にまで血液がスムーズに戻り、身体の疲労回復に繋がりやすいというわけです
暑さと湿気で重だるく感じる身体をスッキリさせる!仰向けで行う、ヨガポーズ、いかがでしたか?
「最近、朝起きると身体が重いなと感じる事が多い」「この時期は今いち調子が出ない」と生徒さん達。
今日は「身体を回復させる」目的のプログラムだったので「スッキリしました!」と表情もパッと明るくなる。
身体の機能を回復させるには、身体が本来あるべきポジションに近付け、呼吸をする。
アイアンガーヨガの特徴の一つでもある道具を使った練習は、身体に必要以上の緊張をつくらず、正しいポジションでヨガポーズの中にいる事ができる。
そこで吸う息、吐く息の流れを「観る」ことで新鮮な空気で身体を満たせる。
だからポーズから起きた後、皆さんの表情が緩んだりパッと明るくなったりする。
不調があったり、何となく調子が上がらない時って鬱々としがちだけれど、人に会って、それを「話す」だけでも息が吐けるから軽くなる。
ヨガスタジオエーは少人数制なので、個々の身体を観ながらコミュニケーションを大事にしてます。
「まだ始めたばかりだけれど、ヨガに来るのが楽しいです」
「ヨガが良いんじゃなくて、スタジオAが良いんです」と嬉しいお言葉を生徒さん達から頂くと、私の頑張ろうスイッチがオンになる!
誰か役に立てているその実感が、私とスタジオの軸です
「最近身体が重だるいな」そう感じる方は、ヨガスタジオエーで一緒に身体を動かしませんか?
元アパレルで運動歴ゼロからヨガを始めた講師が、みなさまの「なりたい自分」に近付けるサポートをさせて頂きます
Yoga-Studio A
太田あゆみ