デスクワークや長時間同姿勢でパソコンやスマホなどの画面を見ていると、肩が前に出て身体の前側縮んできます
そのまま放置していると身体の後ろ側は丸くなり、肩甲骨は正しいポジションから離れ、デコルテも落ちて胸も下向きになってくる。
そうなる前に背面を意識的に動かす事で、
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
Ustra→ラクダ asana→ポーズ
やり方
準備するもの→(床が硬い場合は、膝下にブランケットなどひくと良いです)
Step1→膝立ちになり(膝は腰幅に開く)、肘を曲げて手はウエストに(写真①)
Step2→スネ、足首、足の甲で床を押しながら(写真矢印参照)身体を後ろにカーブさせる。
Step3→手をかかとの上にのせる(写真②)、手が届かない場合はボルスターなどに手をおく(写真improve)
戻る時は片手ずつ手をウエストに戻し、吸う息で起きる。
Step1→膝立ちになったら、膝からつま先が真っ直ぐ後ろに向いているかチェック☑️
※身体を後ろにカーブさせる前に①お尻の筋肉を腰から離し、お尻の真ん中(仙骨、尾てい骨)を少し前に押す②スネ、足首、足の甲でブランケットを押して押し返す力でお尻の両サイドを骨盤の方に寄せて締める③肩と上腕の外側を後ろに回転させ、肩甲骨は首から離して胸の方に近付ける④アゴを胸から離して真っ直ぐ前をみる。
Step2→赤字の動きを意識し続けながら、身体を後ろにカーブさせる(写真②)
NG写真→赤字の動きの意識がなく、身体が後ろに倒れている。赤字の動きを意識する!手がかかとに届かない場合はサポートを使う(improve参照)
肩甲骨周りを動かして、綺麗なデコルテをつくろう!身体を後ろに反らせるヨガポーズ、いかがでしたか?
写真は先日のヨガスタジオエー、アイアンガーヨガクラスベーシック風景(アイアンガーヨガを定期的に1年以上練習している方対象)
今日ご紹介したウシュトラアサナ(写真右下)も練習
身体(腰回り)が柔らかいと、簡単に踵に手が届きやすいウシュトラアサナ。
「踵に手がつくこと」を最初の目的にすると、正しい身体の使い方から遠ざかってしまいやすい。
①お尻の筋肉を働かせる方向や仙骨を締める感覚
②膝下を押す事で胴体が伸びて自然とカーブがつくれる感覚
③肩甲骨が正しいポジションで締まり胸椎が伸びる感覚
①、②の感覚が掴めると背骨の延長線上に首頭がのった状態で背面のカーブがつくれ、③感覚が入ると腕は鎖骨から長く伸びるのでスッと踵にてがつく。
これが身体で理解できたら、後屈ポーズの練習で首や腰が痛くなる事はなくなります!
私自身ウシュトラアサナを練習した後に肩が張る、首に違和感が残る、腰が痛いをずっと経験していて「よく理解出来ないポーズ」の1つだった。
でもアイアンガーヨガの「正しい身体の使い方」を意識したヨガポーズの練習を続けるうちに、上記にある①〜③が理解出来て痛みは一切なくなった。
「前回のクラスで言っていた、太ももの前側を脚の付け根から膝の方に伸ばす意識をしたら初めて手が踵につきました!」と生徒さん。
なんと素晴らしい!
練習をする中で「この動かし方は自分にとってすごく効く!」と感じたものを覚えてそれを活かせるのは、内側に響く結果を観ているから。
「出来た!」その成功体験は大小関係なく、自分の自信に必ずなる。
出来ないことばかりを数えないで、小さくても出来た事を積み重ねて「自分にワクワクしながら練習する」
私がヨガを教える上で大事にしている「軸」の1つ。
いつも前向きに練習している生徒さんが多いのは、その「軸」を感じてくれているからだと思っています
「デコルテが落ちてきた感じがする、、、」そう感じる方は、ヨガスタジオエーでアイアンガーヨガ始めませんか?
元アパレルで運動歴ゼロからヨガを始めた私が、皆さまの「なりたい身体」に近付けるサポートをさせて頂きます
Yoga-Studio A
太田あゆみ