朝晩が冷え込む季節になってきましたね。





女性は冷え性の方が多く、特に末端や下半身が冷えてむくみを感じやすい方は少なくない。





脚には末端に流れた血液を心臓に送り戻すポンプ機能を、ふくらはぎの筋肉が担っている。





このふくらはぎの筋肉が、立ちっぱなし、座りっぱなし、日常的な運動不足などにより、硬くなり、動きにくくなる。





ふくらはぎのポンプ機能が低下すると、血液を心臓に送り戻す働きが滞ってしまうため、だるさやむくみが生じるわけです。





ここで、ふくらはぎをストレッチして、脚のむくみを解消しよう!仰向けで行うヨガポーズをご紹介下矢印





Suptapadangusthasana I with belt(ベルトを使った、スプタパーダングシュタアサナⅠ)

Supta→仰向け pada→脚 angustha→親指 asana→ポーズ




やり方




準備する道具→ヨガベルト1本(なければ薄めのフェイスタオルを使う)




Step1→両脚を揃えて仰向けで寝たら右膝を曲げ、足指の付け根にベルトをかけて両手で持つ(写真①)




Step2→右脚を床と垂直ライン目指して伸ばす。




Step3→ベルトがかかっている部分を下に軽く押しながら、足先を自分の方に向けてふくらはぎを伸ばす(写真②)




終わったら、右脚を下ろし、反対脚も同じように行います。





サムネイル
 

​​​​​Step1→仰向けで寝たら両膝を曲げ、手でお尻の肉を、ウエストから離し伸ばしてから、片膝ずつ伸ばす。




※ベルトをかける場所は、足をグーにした時に出る足指の骨の裏あたり。



Step2→右脚を上げたら①太ももの前側、膝、スネを前から後ろに押して、脚裏全体を伸ばす②上げた脚のお尻の外側、床の方に下ろし続ける③お尻はウエストから離し、膝裏方向に伸ばし、腰を完全に床に下ろす(写真の◯部分)←手で触ってみると良いです。



NG写真→膝が曲がってしまう場合は、片膝を立てて膝を伸ばす。ベルトの長さが足りない場合は、金具を外して1本の長い状態のしる。



注意生理中はやりません。





スプタパーダングシュタアサナIは、脚裏全体が伸びるだけでなく、足先の向きを下に向ける事でふくらはぎの筋肉がストレッチされる。





末端に流れた血液を、心臓に戻すポンプ機能を担っているふくらはぎが伸びる事で、血の巡りが良くなり、むくみ解消に繋がるわけですウインク





最初、硬いと痛いので、片脚数秒でもOK。慣れてきたら、1分、2分と気持ちいいと感じる時間保つと良いですよ。





ふくらはぎをストレッチして、脚のむくみを解消しよう!仰向けで行うヨガポーズ、いかがでしたか?





スプタパーダングシュタアサナⅠは最初「膝が伸びない」「痛すぎてムリ」など生徒さん達の声が飛び交いますが(笑)、続けるうちに気持ちの良いポーズになってくる。





脚の裏側だけではなく、お尻や腰周りの筋肉もストレッチされるので、長時間のデスクワークや座りっぱなしでお尻が硬くなっている方や、腰痛持ちの方にもおすすめ。





そして今回紹介したように、足の指を付け根から離すように伸ばすことで、ふくらはぎがとてもストレッチされる。





私は座りっぱなしで作業をした日などは、スプタパーダングシュタアサナⅠでふくらはぎをストレッチした後、スタジオから20分くらい歩くと脚がスッキリするので、気が向いたらやっています(←いつもではない笑)





自分を出来るだけ良い状態に近付ける為にも、日々のセルフケアを大事にすることで、いざという時、自分の持っているチカラを発揮できますよおねがい









Yoga-Studio A

太田あゆみ