季節の変わり目、新生活の始まりは、体調を崩しやすい。寒暖差をはじめ、天気、気圧、湿度など気象の変化が激しく、特に女性の身体は影響を受けやすい。
寒かった冬に慣れていた身体は、今度は暖かい春に順応していくように、4月は新生活が始まったり、「慣れないこと」に適応していく事の多い時期。
慣れない事に対応する事は、自分が思っている以上に身体と心を緊張させ、ストレスも溜まりやすい。
そうなる前に、身体と心の疲れをとるセルフケアを行う事で、
疲労回復
身体の重だるさ解消
心の不安、ストレス緩和
などの効果を得ることに役立ちますここで、新生活の不安やストレスを緩和!ボルスターを使った、ヨガポーズをご紹介します
Suptabaddhakonasana with bolster(ボルスターを使った、スプタバッダコーナアサナ)
Supta→仰向け baddhakona→合蹠 asana→ポーズ
仰向けの合蹠という、ヨガポーズ名
ポーズのやり方
準備する道具→ボルスター1個(横向きにおく)、ブランケット2枚(バスタオルでもOK)、ベルト2本(なくてもOK)
Step1→横向きのボルスターの前に(写真①)、膝を開き足裏をつけて座る。
Step2→左右の脚の付け根に、輪っかを小さくしたベルトをつけ(写真②)、長いヒモは自分の方に向ける(写真③)
Step3→お尻をウエストから離しながら(写真④)、胸椎をボルスターに預け、頭はブランケットにのせる。腕はリラックス(写真⑤)
ポーズから出る時は、手で床を押しながら胴体を起こし、ベルトを外す。
Step3→写真④のように、手をボルスターにおき、胴体を少し後ろに倒し、お尻の肉をウエストから離し、腰を伸ばす。
※NG写真(このやり方がダメな訳ではなく、今回は胸椎をサポートする)のように、腰の方にボルスターがいかないよう、イラストにある胸椎(背中上部の背骨)がボルスターでサポートされるように調整する。
※膝が脚の付け根より高くなる場合は、吐く息で、太ももの内側を膝の内側方向に伸ばす意識をしてから、ベルトに委ねる。
※股関節に痛みや問題がある場合は、膝の下にブランケット入れてサポートする。
※頭の下のサポートは、大体ボルスターを同じ高さにし、顔が天井と平行になるように高さを調整する。
背中上部をサポートするスプタバッダコーナアサナは、胸椎が硬い方にとっては、あまり心地良くなく、腰の方にボルスターを動かしたくなるかもしれません。
でも、柔軟にしたい部分は腰ではなく、胸椎。ポーズに入ったら重力に委ねると、腕の重みで肩、胸は自然と開き、心のスペースも保てます
新生活の不安やストレスを緩和!ボルスターを使った、ヨガポーズ、いかがでしたか?
新生活に限らず「新しい事が始まる」ことは、慣れた事をするよりずっと、身体より心が緊張する
心の緊張は、身体を硬くさせ、疲労も溜まりやすい。いつもはサラッと流せる事も気に触ったり、イライラしたり、分からない先の事を不安に思ったり。
そんな時、ボルスターの優しいサポートに胸の後ろ側を委ねる事で、硬くなった背中上部(僧帽筋、胸椎)を優しくマッサージしてくれる。
目の上にハンドタオルなどをのせ、自分の呼吸を見る。時間の経過と共に、胸の方に息がスムーズに入りやすくなるのを感じてみて下さい
この胸椎サポートのスプタバッダコーナアサナ、私は最初、全然気持ちよくなく、下記リンクの縦向きボルスターのみやっていましたが、今は胸椎サポートの方が気持ちよく、毎日やっています。
ポーズから出ると、特に目の周りがスッキリとして、やる気がでてくる
もし、胸椎のサポートは苦しく感じる場合は(私は最初そうでした)、無理に保とうとしないで、下記リンクのようにボルスターを縦向きにしたスプタバッダコーナアサナに変えます
アイアンガーヨガの道具を使った回復のポーズが、日常生活の不安やストレスを少しでも軽減する事に役立ちますように
ブログに書いてある色々なポーズをやってみたいけれど、身体が硬くて不安、やり方がいまいち分からない、身体の使い方があっているのか不安、そんな風に思っている方、一緒にアイアンガーヨガを練習しませんか?
ヨガスタジオオープンの詳細をお知らせ出来るようになったら、こちらでご報告させて頂きます
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございます。いいねやコメント、フォローもとても嬉しく思っています
アイアンガーヨガ認定指導員
太田あゆみ
Yoga-Studio A
お問い合わせ先
color.iyengaryoga@gmail.com