春は桜の開花、新緑など鮮やかな景色が広がる一方で、日々の寒暖差や気圧変動も多い季節ですよね。
人間の身体は、寒暖差に対応する為、平熱を保とうと頑張ると、自律神経の1つである交感神経が優位になる。
自律神経には、身体を活動的にする交感神経とリラックスさせる副交感神経があり、この2つがバランスをとりながら、内臓、血管などの働きを担っている。
交感神経優位が続くと、エネルギーの消費は増え、疲れやだるさ、肩こり、頭痛などの症状が出やすくなる。
消費したエネルギーを充電し、リラックスを担う副交感神経のスイッチをオンにする為にも、自宅でセルフケアを行う事で
ストレス解消
血の巡りを良くする
質の良い睡眠の確保
などの効果を得る事に役立つ。ここで、寒暖差による自律神経の乱れを整える!仰向けで行う、ヨガポーズをご紹介します
Suptasvastikasana with bolster(ボルスターを使ったスプタスワスティカアサナ)
Supta→仰向け swastika→吉兆 asana→ポーズ
仰向けの吉兆座、というヨガポーズ名
ポーズの入り方
準備する道具→ボルスター1個(マットの上に縦におく)、ブランケット(バスタオル)1枚は、ボルスターの上におく。
Step1→ボルスターの前に、スネ(ふくらはぎの膨らみの1番下)同士をクロスさせ座る(写真①)
Step2→手を床につき、身体を斜めに倒し(写真②)、お尻をウエストから離して、膝の裏側の方に伸ばす(写真③)
Step3→ボルスターの上に仰向けで寝て、頭の下にブランケットを入れ、腕は肩より下の高さでリラックス(写真④)
好きな時間保ち、脚の組みを変える(仰向けのまま)。終わったら、手で床を押しながら、起きる。
Step3→ボルスターの上に仰向けで寝たらもう1度、手でお尻のお肉をウエストから離す方向に伸ばし、腰を伸ばす(腰が反りやすい方は特に)
※頭の下のボルスターは、アゴが床と平行になる高さにする(アゴが上がる場合はブランケットを高くし、アゴが引きすぎる場合は、低くする)
※太ももの内側は膝の方に伸び、膝は床の方におりる。膝が床に落ちてしまい、時間の経過と共に腰が痛くなる場合は、膝の下にブランケットを入れる。
※膝が脚の付け根より高くなる場合は、吐く息で、太ももの内側を膝の方に伸ばす動きを何度かした後、力を抜く。
※手の平は天井向きにして、腕、手の平、指も力を抜く。
スプタスワスティカアサナは、太ももがお互いから離れる方向に伸びる事で、骨盤が開き、下腹部も広がる。
身体の前側全体が左右に広がり、腕の重さで、肩、胸の開きが出来る為、身体の疲れ、緊張を緩和する事に役立つわけです
寒暖差による自律神経の乱れを整える!仰向けで行う、ヨガポーズ、いかがでしたか?
4月は日々の寒暖差、気圧の変動だけでなく、新学期、新生活など、新しい事が始まる時期で、身体も心も揺らぎやすい。
心の疲れは、身体の疲れより引きづりやすく、気づきにくい。
スプタスワスティカアサナを、夜寝る前に行う事で、副交感神経が優位になり、良質な睡眠の確保に繋がるそうすると翌朝「さあ、今日も頑張ろう」のスイッチは入りやすくなる。
自分の機嫌は自分でとる為にも、アイアンガーヨガの道具に委ねる練習は、自分をニュートラルに戻してくれる。
もし、家でやる事に気が向かない場合は、ヨガクラスに参加し、自分に集中しながら身体を動かす事で、自分のいまに気づきやすくなるかもしれないですね
ヨガを全くやった事がない方、スポーツクラブなどでヨガの経験はあるけれど、アイアンガーヨガは初めてという方も、一緒にアイアンガーヨガを練習しませんか?
まだ詳細はお伝え出来ませんが、近いうちに、アイアンガーヨガを一緒に練習出来る、ヨガスタジオオープンのお知らせを出来ると思います
少しずつ、アイアンガーヨガクラスに関してのお問い合わせも頂き、とても嬉しく思っています。
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アイアンガーヨガ認定指導員
太田あゆみ
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