4月は、入社式、入学式、新学期など、新しい事が始まる方が多い時期。
新しく始まるワクワクと不安が入り混じり、季節の変わり目と共に身体も心も揺らぎやすい。
寒く、固くなりやすかった身体も、春の暖かさと共に動かしやすくなってくるこの時期こそ、ヨガを始めるのに最適!
ヨガをやってみたいけど「体が硬い」「運動が苦手」「体力がなく、ついていけるか心配」「痛みがある、昔ケガをしたから不安」などの理由で、躊躇している方も多いと思います。
アイアンガーヨガとは?
アイアンガーヨガの特徴を3つ、まとめてみた ①アライメント
アライメントとは、骨を本来の正しい位置に整える事。
例えば背骨。本来ならば、自然なS字カーブを描いているのだけれど(イラスト参照)、日常生活の姿勢、動きのクセで、このカーブが少しずつ歪んでくる。
そのまま放置すると、骨盤も後ろに倒れて猫背になったり、反り腰、ストレートネックになったりと、影響が出てくる。
骨を正しい位置に整えるには、正しい身体の使い方を学ぶ必要があり、身体のどこを、どの方向に、どうやって動かすかを、アイアンガーヨガクラスでの言葉(ティーチング)とデモンストレーション(先生が実際に、ポーズを見せる)を通して学びます
アライメントを意識した練習により、身体の歪みを改善する事で、座る、立つ、歩くなどの日常動作がスムーズになり、どこにも負担のかからない、不調知らずな身体に近づきます
アイアンガーヨガの特徴を3つ、まとめてみた ②プロップス
プロップスとは、ヨガで使う道具のこと。ベルト、ブロック、ブランケット、ボルスター、イス(写真参照)がよく使われる。道具を使う目的は、
①ポーズを深める、上達させる
②正しく(アライメント)ポーズを行う
③ポーズを保つ時間を長くし、身体の繋がり、呼吸を観る
④身体の痛み、不調、生理など、いつもと違う体調の場合
「アイアンガーヨガ=道具を使って行うヨガ」という印象を持たれている方も、少なくないと思いますが、必ず使うわけではなく、上記のような目的をもって、必要な時に使う。
痛みや不調がある時は、道具に委ね、身体も心もリラックスさせる。元気な時は、道具のサポートを使って、チャレンジしながら身体の可能性を広げる。
アイアンガーヨガはどんな時も、個々に寄り添った練習が可能です
アイアンガーヨガの特徴を3つ、まとめてみた ③シークエンス
シークエンスとは、目的に沿ったポーズの順番、組み立てのこと。
アイアンガーヨガでは、初心者向け、立ちポーズ、座位、前屈、捻り、後屈、逆転、リラックス、身体の状態(生理中、痛みや不調)など、目的に合わせたポーズの組み立てがある。
初心者の時は、立ちポーズをメインに、身体を大きく動かします。道具はあまり使わず、硬く縮んだところは、伸ばして広げ、弱く緩んだところは、強化し、締める。
少しずつ動けるようになったら、目に見えない身体の部分(例えば、背骨、股関節、肩甲骨、骨盤など)を意識できるよう、ポーズが組み立てられる。
インドの研修に行った時「順番は大事。でもそれ以上に大事なものは、1つ1つのポーズに集中し、自分を観察すること」と言っていました。
人は十人十色。自分がヨガのポーズを通して、何を感じるか。それを軸に練習する良いです
これからヨガを始める方へ!アイアンガーヨガの特徴を3つ、まとめてみた、いかがでしたか?
身体が硬い方は、柔軟性が上がり、体力がない方は、基礎体力が上がる。身体に痛みがある方は、痛みが改善され、筋力がない方は、筋力UPに繋がる。
老若男女問わず、自分がヨガをする目的に合わせ、誰にでもヨガの効果を実感出来るアイアンガーヨガ。
私にとっては、いつまでチャレンジしながら自分の可能性を広げ、自分を楽しむ、そんなメソッドです
アイアンガーヨガを練習して10年目!(このポーズは初心者向けではないです)最初は身体が硬く、動かす事が大変。
今日のオンラインヨガクラスで先生が「冷凍庫に入れたバターは最初カチカチ、パンに塗ることも出来ない。でも、常温に戻して、少しずつ時間が経ってくると、暖かさで柔らかくなって、自由にすくうことができる
身体も同じで、この暖かさを使って、少しずつカチカチになった身体を、まずは柔らかくする」と、私も全く同感。
写真のポーズは、柔らかさだけでなく、強く、柔軟で、弾力がある身体になってくると、自然とできるようになってきます。
最初の私のように「そんなの出来るわけがない」、そう思った方!ぜひ一緒にアイアンガーヨガを練習して、検証してみて下さい
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。いいねやコメント、フォローもとても嬉しいです
アイアンガーヨガ認定指導員
太田あゆみ