いわゆるグループ企業でのものではなく、競合している同業他社どうしが「共同購買」を進めていくということは、ある意味、合併よりも難しい問題があります。
系列を含むそれぞれの会社の考え方の違いもありますし、中には「生理的に嫌い」というトップどうしを説得するのは並みのことではありません。
しかし、それを乗り越え、想定以上の結果を出してこそ新たな世界が見えてくる。
コンサルタントとして、私はそう思うのです。
今回、ある業界の競合他社の複数社を巻き込んで、ある共同購買を仕掛けました。
一歩、一瞬の判断を間違えば、私の信用が完全に失墜する危険な綱渡りでしたが、競合他社のトップが集う前で、彼らの予想も、私自身の予想もはるかに超える結果を見ていただくことができました。
単一企業としての購買削減には、ある程度の限界があります。
次の世界に行くためには「共同購買」を避けて通るわけにはいきません。
これからのコンサルタントには、その両刃の剣を提案し、コントロールしていけるだけの器量が必要になるはずです。
