昭和の始めから敗戦頃にかけて、池袋西口から椎名町・要町あたりには、のべ400人を超える芸術家たちが集まりました。
貸しアトリエが立ち並び、いくつもの「アトリエ村」が形成されたそうです。
パリに憧れ西洋美術の影響を敏感に受け止める、世界でも希な芸術の前衛の街でした。
そしてそれらの地域を総称していつしか、パリのモンパルナスにならって「池袋モンパルナス」と呼ばれるようになったそうです。
日本の近代芸術史上においても稀有なこの街ですが、残念ながら体系的にその資料群を発掘・収集・整理した施設は、どこにもありませんでした。
それらを目的として2005年、千川にある廃校となった小学校の1室に有志によって作られたのが、「アトリエ村資料室」です。
以来5年、地道な活動を続けてきた結果、相当に貴重な資料や美術品が発見・収集できただけでなく、新たに分かった歴史などの体系的な整理もできてきました。
池袋モンパルナスや、この地に集った芸術家などについて調べたい場合、この資料室ほど体系的で整理された情報を持つ施設はありません。
こちらではビジネス関連の話ばかり書いている私ですが、某ソーシャルサイトでは同じWEBネームで趣味系の話を書いております。
その一つが芸術。
ある関係で「アトリエ村資料室」の立ち上げに関わり、以来ずっとボランティアでスタッフとして運営に携わっています。
もし池袋モンパルナスに興味がおありの方は、ぜひ一度お越しください。
日にちによっては私がいるかもしれません。