昭和の始めから敗戦頃にかけて、池袋西口から椎名町・要町あたりには、のべ400人を超える芸術家たちが集まりました。

貸しアトリエが立ち並び、いくつもの「アトリエ村」が形成されたそうです。

パリに憧れ西洋美術の影響を敏感に受け止める、世界でも希な芸術の前衛の街でした。

そしてそれらの地域を総称していつしか、パリのモンパルナスにならって「池袋モンパルナス」と呼ばれるようになったそうです。


日本の近代芸術史上においても稀有なこの街ですが、残念ながら体系的にその資料群を発掘・収集・整理した施設は、どこにもありませんでした。

それらを目的として2005年、千川にある廃校となった小学校の1室に有志によって作られたのが、「アトリエ村資料室」です。


以来5年、地道な活動を続けてきた結果、相当に貴重な資料や美術品が発見・収集できただけでなく、新たに分かった歴史などの体系的な整理もできてきました。

池袋モンパルナスや、この地に集った芸術家などについて調べたい場合、この資料室ほど体系的で整理された情報を持つ施設はありません。


こちらではビジネス関連の話ばかり書いている私ですが、某ソーシャルサイトでは同じWEBネームで趣味系の話を書いております。


その一つが芸術。


ある関係で「アトリエ村資料室」の立ち上げに関わり、以来ずっとボランティアでスタッフとして運営に携わっています。


もし池袋モンパルナスに興味がおありの方は、ぜひ一度お越しください。

日にちによっては私がいるかもしれません。

2007年ごろ一時取り上げられたのですが、最近聞かなくなってしまったビジネス用語の一つがこれです。


簡単に言ってしまうと、会議を仕切る技術のこと。


でも、現在でもその重要性を認識しファシリテーターを擁する日本企業は、極めて少数でしかありません。


しかし、会議に関する時間と給与を調べていくと、一月分以上かかっていたりする企業も多いのです。

この会議を効果的・効率的に運営し一定の成果を導き出すことは、実は経営戦略的にも大切なことのはずなのです。


それは経営戦略・営業戦略と並んで、一つの戦略として運営・実行されるべきものですし、そこに携わるファシリテーターは高い権限と給与を保証されるべきなのです。

中国拳法では、「剛拳」と呼ばれる北派拳法と「柔拳」と呼ばれる「南派」拳法の、両方を学ばないと強くなれないと言われています。


前者の代表が、強い力で速い打撃を打ち出すことを特徴とする「八極拳」(はっきょくけん)。

後者の代表が、ゆったりと流れるような動きを特徴とする「太極拳」。


前者は実践的だけれど後者は健康体操、と、よく言われます。


しかしこれは武術の本質を知らない人の言葉です。


例えを「空手」に置き換えて見てみましょう。

多くの空手には「型」があります。では同じ型を学んでも、強くなる人とそうでない人に分かれるのはなぜでしょうか?


強くなる人は、まず型の反復練習の数がハンパではありません。

しかも、意識する・しないに関わらず、必ずゆっくりとした動きを取り入れ、自分の重心位置がどう動くか、地面を蹴る力をどう下半身に、そして腰の回転から上半身にどう伝えれば効果的に、強く速い打撃を繰り出せるか、チェックしています。


この2つができていないと体の軸がぶれ、決定打となる、タイミングの良い一発を繰り出すことはできません。


そしてそれを支えるのは、数限りない反復練習で培った強靱な下半身と、自分自身の正しい体の使い方だけ。


ビジネスに置き換えても、そのまま当てはまると思われませんか?