椎名法子さん出演の舞台「GPS」
千秋楽の2/28にも観て来ました。(二日目の2/21に一度観ています。
10回公演のしめくくりとして、演技もこなれて来て笑いどころ・泣きどころがはっきりしてより楽しめました。
細かい内容は観た人だけのお楽しみということで書きませんが、下記の【STORY】の通り、行き場を無くした大人に子どもの頃の夢や希望に立ち戻り・気づきを与え元気付けるものです。
久しぶりに元気を貰いました。ありがとう。

【公演名】projectDREAMER 2010 公演『GPS』
【作・演出】梶原俊治(劇団自由派DNA)
【STORY】GPS衛星。それは、誰かの居場所を教えるために「自分はここにいるぞ」と叫び続けることを要求された衛星。そして、その星は七年半で捨て られる。そのイメージを下敷きに語られる物語。ちょっとだけ昔、それぞれの未来に無垢な思いを抱えた、幼なじみの子供たちがいた。子供たちは、それぞれ大 きくなり、思い通りに行かない現実に行き場をなくしていた。偶然、再会した子供たちは、お互いの現状を知り、ある共通の思い出に行き当たる。子供の頃、学 校の帰り道に出会ったピノキオを作っているおじさん。たった一日の思い出。しかし、その思い出がとても重要なものに思えたかつての子供たちは、おじさんと 出合った場所へ向かう決意をする。そこで子供たちは、昔の自分の思いと対面する。それは現在の自分のいる場所を確認する作業だった。

【出演・配役】出演の方の簡単な感想を(名前は敬称略で)
溝呂木賢 :トーヤ:「電話でも頭を下げて謝りどおし」そして落ち込む。というのはリアルすぎで泣いちゃいますよ。「俺はここにいるぞー」の心からの叫びもビンビン響きました。

椎名法子 :ナオ:こどもを演じるのは初めてのような・・・。新鮮でした♪大人の女はさすが!グータンシーンも出演したらあんな感じなのかなとニヤニヤしてしまいました。今回の話は椎名さんが詩で書いている世界観と通じるものがあるような気がしました。

吹上タツヒロ (TRASHMASTERS) :ハルト:「愛の歌」伴奏もなくあそこまで歌えるのはさすがです。あまりキャッチーな歌でなかったのは演出なのかどうか(笑)

汐崎アイル :ピノキオ/ウルトラマン:「ウルトラマンの動」と「ピノキオの静」見事に演じ分けていましたね。身体能力の高さにも驚きました。おつかれさま。

高橋蟹丸 (ザッパー熱風隊):おじさん:押さえ気味の演技で充分伝わってくる。言葉だけでなく仕草で伝わってくる。クールで素晴らしい演技でした。千秋楽のせいでキメ台詞が涙声になってもそれでもクールです。ホットで面白い演技を期待してはいたのですが・・・(前回見たオシリとチャンベビPV の印象で^^)

吉田友一 :女1/マスター/渡部/医師1:4つのキャラを演じ分ける才能、すばらしいです。特に医師以外はとてもアクの強いキャラでしたがそれぞれ印象づけられました。一番を選ぶのは難しいですが僕はやはりマスターがいいなぁ♪

(劇団自由派DNA):女2/医師2:女2には笑わせていただきました。すばらしい!観ているとだんだん女に見えてくるからコワイコワイ(笑)しかも周りに居そうな女の子。ぽっちゃり系なんですね♪

西村恒彦 (劇団自由派DNA):家礼田部長/吉住/医師3:この家礼田部長も吉住ちゃん(笑)も居そうな典型的なタイプですね。斬さんと西村さんで関西で「GPS」をやっていたこともビックリ!名作ですね。