奇跡の連続!?NZ視察旅行 (1) | Black Swan - 国際人養成所

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wannabe@仕事の引き継ぎと家の片付けで瀕死状態です・・・orz

さて、KLでの家族会議で息子をNZの小学校に放り込み、かみさんはGuardian Visaなるものを取得して息子にattendというところまで決まっていたんですが、肝心の自分の身の振り方は定まらないまま、とりあえず現地(Auckland)に赴くことにしました。

まずはKLのホテルで格安航空券3人分確保。東京からAucklandって直行便だとAir New Zealandくらいしかないんじゃないかと思いますが、今回はオーストラリアのGold Coast経由のJetstarを利用しました。10月7日までKLで本番サポートだったので、次の週帰国したその翌週の10月16日から10月23日の1週間で目ぼしい小学校を回れるだけ回る、という日程。

その次に宿の確保です。Webで色んな旅行会社に検索かけたんですが、なぜか異常なまでに空きがありません。。。その時点でやっと気付きました。なんと、帰国予定日の10月23日は2011年ラグビーワールドカップ(NZ開催)決勝戦の当日。。。世界レベルのスポーツがラグビーくらいしかない国(失礼!)で4年に1度のワールドカップ自国開催、しかも一番盛り上がる決勝の週、そりゃ普通の宿があるわけないわ。
┐( ̄ヘ ̄)┌

ということで、格安航空会社だったので日程変更も効かず、オークランド市内からバスで30分くらいにある郊外のAlbanyという街でやっと見つけたサービスアパートメント(しかも最寄りのバス停まで徒歩30分ガーン)に法外な値段で泊ることになりました。トホホ・・・

格安航空券とはいえ3人での往復となると結構な金額で、その上ホテルが超割増料金となると相当な出費でした。でも、ある意味これで腹が据わった部分も大きかったと今になって振り返ると思います。
「視察するだけでこれだけ散財するんだから、もう後には引けない」って意識は決意を更に強くしてくれました。

Logisticsはなんとか整ったので、その次はContentsです。大きく分けてやったことは2つです。

1小学校の調査と訪問手配

そもそもなんでNZか?ですが、そのあたりの事情はこちらの記事をご参照ください。このメリットの中の一つで「教育制度が充実」というポイントがあります。どの学校も低学年から留学生を積極的に受け入れているので、ほとんどのところに「ESOL(English for Speakers of Other Languages)」という英語補習クラスのような制度が完備されています。

小・中・高といったシステムは相当日本と違うのでブログで説明するよりもWikipediaのこのページ中段少し上にある表をご覧頂く方がわかりやすいかと思います。息子はYear 7になるので、中学校にあたる「Intermediate School」に1年生として入るよりも小・中一貫になった「Full Primary School」に途中の7年生として入る方が和気あいあいとしてていいだろう、という判断で8年制の学校に絞りました。

Ministry of Educationが全ての学校でDecil Rankingという10段階評価を行っているんですが、これは学業のレベルではなく「学区に住む家庭の裕福さ」を基準にした指標で、wannabe家は当面無収入になるんですが身の程もわきまえず「ある程度Decilは高い地域の方がいいんじゃない?」という適当な考えで、最終的にはAuckland市内にある5つくらいの学校を選び、それぞれの校長先生と学校訪問のアポを取りました。

2ジョブサーチ

NZ視察旅行を決めた時点ではまだ今の会社を辞めるかどうか、という決断はできておらず、とりあえず妻子のNZでの生活が落ち着くまでしばらく(最長でビザなしで滞在できる3ヶ月)休職して家族のサポートしながら、現地で職探しすることもオプションに入れていました。

とはいえ、万が一「ビザサポートするから是非来てくれ!」という奇特なKiwiの会社があれば3人で最初から住めるし、息子の学費はタダになるのでそれがベストシナリオです。ダメ元で人材紹介会社に何社か登録し、個別に興味を引く会社のHRにCV(職務経歴書)を送りつけてみました。

今までの転職では書いたことなかったんですが、今回は個別アタックということもあり「カバーレター」なるものを気合入れて書いてみました。CVの内容は一度書いたら変える必要ないような書き方にしてるんですが、カバーレターは採用担当者へのアピールみたいなもの。なぜそのポジションに興味を持ったのか、自分の経験がそのポジションでどう活かせるのか、等を個社毎にカスタマイズして書きます。

で、結果は全滅・・・しょぼん
まー、そんなに甘いもんじゃないと予想はしてたので特にショックも受けませんでしたが、相当な特殊スキルでもない限り外国人をビザサポートしてまで採用しようという会社はこの不景気である訳ないんですよね。海外からの応募はワークビザか永住権持っていること、という前提が明記されてるポジションがほとんどで、僕の場合ビザを取得するためには現地でのジョブオファーがないとダメ、という、いわゆる「the chiken or the egg dilemma」状態なのは以前から分かってはいるんですが・・・改めてその厳しい状態が継続していることを確認しただけに終わりますた。
この厳しさは多分3ヶ月休職してビザなしで現地就職活動をしても一緒だということは容易に想像できます。

と、まー「どうなるんでしょうね~」という状態でNZに出発したわけです。こんな計画性のない行動はプロジェクトマネージャーとして失格なんですが、なぜかこの時は「行けばなにか先が見えてくるはず」という、全く根拠のない確信があったんですよねー。

(To Be Continued)


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