外資系退職用語 | Black Swan - 国際人養成所

Black Swan - 国際人養成所

日本が嫌になってきているあなた、当養成所に入所して国際人に生まれ変わりましょう!

みんなと同じ生き方に飽きてるなら、Black Swanに突然変異して一緒に世界を飛び回りませんか?

洋楽の英文フレーズ解説、英語上達のヒミツなど、国際人になるための情報満載!

転職先が決まったら、次は退職の手続きに入ります。退職は今回が2回目ですが、外資系企業を退社するのは初めてだったので、このプロセス特有の用語や実際に僕が書いたメールなどをご紹介しながら臨場感を味わっていただければと思います。にひひ


旗early-retirement package
僕の場合は転職による自己都合での退職だったので関係ありませんでしたが、会社都合の退職(いわゆるリストラなど)の場合はこの言葉を聞くことになります。『早期退職制度』という日本語訳のようですが、「package」という単語の語感通り「これだけあなたに有利な条件出すから辞めてね」といった優遇条件のセットです。一斉に募集される場合もありますし、個別に肩叩かれる場合もあります。当然断ることもできますが、その後会社に残るのも辛い状況になることが多いでしょうね。

一般的には
・会社都合での退職とする(失業保険の給付金が増える)
・割り増し退職金(給与のXXヶ月分という形でオファーされる)
・残った有給の買い取り
・転職支援会社の紹介
などが提示されると思います。

一斉募集の場合は「その条件で手を挙げる/挙げない」だけですが、肩叩きの場合は交渉の余地が大いにあります。日本人ってこのあたりの交渉についても不慣れで弱いですが、交渉方法をブログなどで綴ってる人もいるので、不幸にもそういう目に遭ってしまった場合は情報収集してみてください。

旗retirement allowance / severance pay
退職金のことです。「retirement」と「severance」は同じように使われることもありますが、後者の単語は『契約解除』という意味なので、リストラする時の『手切れ金』的なネガティブなニュアンスを含んでいる気がします。

今まで退職金制度って正規雇用だと会社が積み立てておくべきものだと誤解してたんですが、次の転職先では制度自体がないのでちょっと焦りました。。。よく考えると最初の会社も途中で退職金制度をやめて毎ボーナスでの前払い制に変わったので、企業年金や401Kと同じでオプションなんですよね。
老後の生活設計を退職金に頼る時代ではなくなったのかもしれませんね。
(><;)

旗resignation notice
最初の会社を辞める時は日本語の「退職届け(resignation letter)」を便箋に手書きで書きましたが、今回はAgentからのアドバイスもありemailであっさりと送りました
同じように紙に書いて提出してもいいんですが、emailだと上司と同時に人事(HR)にもC.C.することができ、自分の個人アドレスも含めておくことで「いつ正式に退職を届け出たか」の証拠を残すことができます。まー紙かemailかに関わらず、いきなり送りつけるのはダメです。まずは対面で退職の意向を伝え、その後で確認の意味を込めて送る(渡す)のが一般的です。

以下が実際に僕が送ったresignation noticeのemailです。

Dear ボスの名前 (C.C. HR),

I am writing to inform you of my resignation effective as of August 26, 2010.
This email also serves as the start of my official notice, and my final day at ABC will be September 31, 2010.

Please let me discuss with you to decide my last working day taking smooth transition of my outstanding assignments into consideration.

Warm Regards,

wannabe

いかがでしたか?極めてビジネスライクですが、この時点ではあまり感傷的な内容にする必要はありません。
effective as of ~」というところは非常に重要で、契約書などでよく見かけますが『_年_月_日より有効』と宣言することで手続きを正式に開始することになります。日本の外資系だと会社の規定で「最低退職する1ヶ月前に通知すること(one-month notice)」と謳われていることも多いので、次の会社が決まっている場合などはこの宣言から1ヶ月後が最短で離職できる日(=次の仕事が開始できる日)、という計算の基準日となります。


旗farewell message
その後引き継ぎを行って最終出社日を迎えるわけですが、所属部署で挨拶すると同時に、仕事上お世話になった人で今後も連絡を取り合いたい人には最後のメッセージをemailで送ります。会社の規模が大きくなると結構誰に送るかピックアップするのが大変で、僕はこの宛先セレクションで半日費やしました。。。

最後のメッセージだったのでゆっくり考えたかったんですが、farewell cookie持って各部に挨拶回りしてたら時間がなくなっちゃったのでかなりあっさりした文面になってます。

Dear all,

I wanted to take a moment to let you know that today is my last working day at ABC.

I have enjoyed my tenure here and I appreciate having had the opportunitiy to work with you all.
Thank you for the support, guidance, encouragement and friendship you have provided me during my time at ABC. Even though I will miss my colleagues and the company, I am looking forward to this new phase of my career.

Please keep in touch, I can be reached at my personal email address (wannabe@gmail.com).

Thanks again for everything. Best of luck to you all!

Warm Regards,

wannabe

tenure(在籍期間)」なんて単語は生まれて初めて使いました。(笑
上記gmailのアドレスはもちろんニセモノです。ジャン!変なメール送らないようにね!(byでんこ)



ランキングにご協力ください!
右矢印ブログランキング

こちらも引き続き!
右矢印にほんブログ村 英語ブログ 英語学習