外資系就職・転職用語 | Black Swan - 国際人養成所

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とりあえず転職に関するプロセスが一通り終了したので、外資系で就職・転職などの求職活動をしていると必ず出くわす英語の用語をいくつか取り上げてみたいと思います。

旗resume (CV)
言わずと知れた『履歴書』のことですが、日本語でも使われる「レジュメ」はアメリカ英語です。イギリス英語(欧州系の企業)ではCV(curriculum vitae)と呼ばれます。ラテン語がそのままの形で使われてるので発音が難しいですが、最後の「vitae」は「ヴァイティー」と読みます。

全てはこの履歴書から始まります。僕の場合はAgentを通していたのでカバーレターは作成しませんでしたが、特定の会社へ個別に応募する時はこのカバーレターで個性をアピールするのが重要です。
時系列のフォーマット(Chronological Format)を利用する場合は、日本語の履歴書と違い「新しい職歴」から順に書いていきます。

旗expertise
これも発音が難しい単語ですね。「エクスパティーズ」と後ろにアクセントがあります。
自分が『エクスパートである分野』のことで、技術分野に限らず会計や法務などあらゆる業務分野でも使える便利な言葉です。どの英文履歴書でも必ず一度は目にするくらい頻繁に出てくる単語で、実際僕の履歴書でも

・Extensive expertise in a variety of financial and accounting systems projects

のように使っています。

旗skill sets
上のexpertiseに近いニュアンスの言葉ですが、「sets」というところからもっと『いろんな技能の組み合わせ』によるマルチ度をアピりたい時に使われる傾向にあります。
例えば、会計/金融業務/システム/英語でのコミュニケーション能力を全て備えているのが自分の「skill sets」ですよ、って言われると、まるで完璧な候補者のように聞こえるようです。完璧には程遠いことは自分が一番わかってるんですが。。。にひひ

旗core competence
もう一つ自分をアピールする単語いっときましょうか!なんか辞書には『中核能力』というよくわからない訳があるようですが、「competence」は動詞の「compete(競争する・太刀打ちできる)」から派生した名詞なので、要は『人と比べて自分が負けない、優れている部分』なんです。
これも自分の履歴書から抜き出してみると

・Consultant-oriented professional with core competence in team organization and customer-facing roles

という文脈で使ってます。

旗remuneration
履歴書用語が続いたので、実際にオファーを受ける段階での条件で登場する単語を見ていきましょう。
まずは条件面で一番重要な「お金」についてです。
「remuneration」は『報酬』という意味で、年俸やパフォーマンスボーナスの内容が記載されています。以前も書きましたが、年俸制だと「base salary」という保証部分があり、通常次の評価時期までこの部分は固定されます。日本の会社だとボーナスの一部が実質保証されているので会社の業績が落ち込んでも0になることは滅多になかったりしますが、外資系の多くはシビアで会社や個人の業績が悪いと本当に0なんてことは普通にあります。
なので、住宅ローンの支払いにボーナス月は多めに、なんて組み込むのはもっての他。ボーナスは「あればラッキー」くらいに捉えて、できるだけ「base salaryの極大化」を目指しましょう。

旗benefit
「benefit package」「benefit program」などとも呼ばれますが、会社の『福利厚生』全般の事です。
社会保険(social insurance)とか労働基準法で定められてるもの以外にその会社が用意しているプランのことを指し、退職金制度、401K、住宅借り上げ制度、加入健保による各種優遇などが含まれます。
benefitの充実度は会社の規模によるところも大きく、特に「退職金制度のあり/なし」は結構バカにならないくらいの影響力があります。ちなみに今回の僕の転職では「退職金ありの会社⇒なしの会社」だったんですが、最初その部分を確認していなかったため途中の条件交渉で青くなってた時期がありました。。。叫び

旗probationary period
「probation period」とも呼ばれる、『試用期間』のことです。3ヶ月~6ヶ月が一般的だと思いますが、外資系って不要と判断されると試用期間中だろうが終了後だろうが切られる時は切られるので、あんまり気にしたことはありませんでした。逆に試用期間中であっても、会社側から一方的に解雇する場合は相応の理由を説明する義務が労働法上あるはずです。

旗job description
普通は外資系だと「job description(職務記述書)」と呼ばれる、かなり厳密に職務内容が記載された書類が渡されるはずです。欧米では「job descriptionに書かれていないから」という理由でやって当然の仕事を拒否されることも頻繁にあります。まー、この「やって当然」という部分の捉え方が日本と大きく違うので文面とサインが必要になるんですが。。。

ちなみに次の会社では「Position: Project Manager」と書かれてるだけで、それ以外のjob descriptionはありませんでした。。。
(((( ;°Д°))))


次は外資系退社用語の予定、乞うご期待!
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