世界を知るための第二歩 | Black Swan - 国際人養成所

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先月「世界を知るための第一歩」と題した、国の形容詞や~人という単語のエグいやつをピックアップした記事を書きましたがその第二弾、今度は英語の都市名です(なんて安直なタイトルの付け方・・・)。

日本語の海外都市名は現地語での読み方を非常にリスペクトしています。が、英国人は本当に外国語に弱いようで、人の国なのに勝手に都市名を自分達が読みやすいように変えてしまうため、会話中でこれらの都市名が出没して知らなかった日には「はっ?」って感じになってしまうことがよくあります。
まー、英語に限らずフランス語もドイツ語も実は現地語と違うことが多いんですけどね。
┐( ̄ヘ ̄)┌

今回もテスト形式にしてみますので、是非トライしてみてください。ただ、ほとんどがヨーロッパの都市名になってしまいました。

1. パリ(現地語:Paris)
うーん、サービス問題!フランス語では語尾のsが発音されず、rがhの掠れたような発音になるので「パ」って音になります。

2. プラハ(現地語:Praha)
チェコ共和国の首都です。冷戦時代に「プラハの春」で有名になりましたが、歴史的な建物が多く一度行ってみたい町です。

3. ミュンヘン(現地語:München)
これ、最近山手線の車内映像広告でダーリンは外国人のキャラクターが宣伝してたので覚えた方多いかもしれませんね。

4. ジュネーブ(現地語:Genève)
スイスのフランス語圏にある国際都市です。イタリアのGenova(英語名:Genoa)と似てるので間違えてる人も多いのでは?ここの旧市街の石畳の坂は雰囲気あります。一押し!

5. チューリッヒ(現地語:Zürich)
こちらはスイスのドイツ語圏にある、スイス最大の都市です。ドイツ語では正確には「ツゥーリヒ」に近い発音になるようです。

6. ウィーン(現地語:Wien)←標準ドイツ語の綴りです。
言わずと知れた、オーストリアの首都、音楽の都ですね。プラハとセットで行きたい。

ここからはイタリアの各都市なんですが、イギリスってイタリアに喧嘩売ってんの?ってくらい英語名と現地名が違います。。。

7. ローマ(現地語:Roma)
まー、これは有名でしょう。『郷に入っては郷に従え』のことわざにもなってます。

8. ナポリ(現地語:Napoli)
形容詞は「Neapolitan(ニアポリタン)」なんですねー。こちらも『ナポリを見てから死ね』のことわざが有名。

9. ヴェネチア(現地語:Venezia)
某商人のおかげで英語名も通りがいいんじゃないでしょうか?日本では英語名も現地名も同じくらい使われてるような気がします。

10. ミラノ(現地語:Milano)
サッカーファンであれば簡単。Genoa C.F.C(カズがいたチーム)もそうですが、サッカーがイギリス発祥なので、セリエA(イタリアのリーグ)でもチーム名は英語の都市名を使っているところが多いんです。

11. フィレンツェ(現地語:Firenze)
ルネッサンスに代表される芸術の町、というイメージがありますが、これ名前変わり過ぎじゃね?

12. トリノ(現地語:Torino)
2006年冬季オリンピックの開催地ですが、オリンピック公式ロゴでは現地名の「Torino 2006」が使われてたので、日本では英語名があまり浸透してません。

13. エルサレム(現地語:יְרוּשָׁלַיִם)←ヘブライ語、読めねー。orz
やっと中東、2大宗教の聖地。そう言えばイエス様も英語では同じような変化をしてますね。


実は最初中国の都市名(ペキンがBeijingとか)にも触れようと思ったんですが、近鉄ワールドエキスプレスのサイトで完璧なリストがあったので、そちらをリンクしておきます。ページ左のブックマークにも入れておきますね。

日本では中国の都市名について、日本語読み(四川とか)と中国読み(上海とか)が混在しています。入ってきた時期によっては古い中国語読み(北京とか)もあり、全くもって統一感がありません。
英語は基本的に中国読みを踏襲しているようなので、今後中国関連の話題を英語で話す機会が増えてくると思うと「これ全部覚えるんかい?!」と憂鬱になります。。。


それじゃー答え合わせでーす!発音にも注目(太字下線が第1アクセントです)。

1. パリ: Paris(リス)
変わってねー。。。でも、英語なので最後のsを発音します。

2. プラハ: Prague(プラーグ)
同じスペルで「プレイグ」と発音すると『疫病』という意味になります。なんかかわいそす。。。

3. ミュンヘン:Munichミュニック)
と、ダーリンがおっしゃってました。(笑

4. ジュネーブ:Geneva(ジュニーヴァ)
しつこいようですが、くれぐれもジェノヴァと間違えないように。

5. チューリッヒ:Zurichリック)
スペルはほぼ変わりませんが、発音は英語っぽくなります。

6. ウィーン:Vienna(ヴィナ)
かといって、ウィンナーコーヒーは「Viennese coffee」とは言いません。「coffee with whipped cream」になります。

7. ローマ:Romeローム)
『郷に入っては郷に従え』は「When in Rome, do as Romans do.」。

8. ナポリ:Naplesネイプルズ)
『ナポリを見てから死ね』は「See Naples and (then) die.」。

9. ヴェネチア:Veniceヴェニス)
ありがとう、ヴェニスの商人。

10. ミラノ:Milanラン)
A.C. Milanですよね~。逆にMilanやGenoaを現地語だと勘違いしている人もいるはずです。

11. フィレンツェ:Florence(フローレンス)
なんかもう別の町かと思うくらい違いますね。

12. トリノ:Turinトューリン)
イナバウアー。←意味不明

13. エルサレム:Jerusalem(ジュルーサレム)
エス』が「Jesus」と同じルールですね。


さて、いかがでしたでしょうか?
またコメントで難しかったやつとかご報告いただけると嬉しいです!(^O^)/


縁起のいい数字で終わってるわ。。。
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