今回もまだまだEpisode-1（Flushed）の中からの表現です。オリジナルの動画、及びあらすじなどは以下の記事をご参照ください。
Coupling：S1-E1 "Flushed"
Which reminds me,(動画1/3、2:12）
Susan: Is this how your mind works all the time?
Sally: The only reason I work is so I stop worrying about my hair.
Susan: And this from my beautician.
Sally: Which reminds me, facial Wednesday evening.
前から順にピックアップしていくつもりだったんですが、これ忘れてたので前回最後より若干戻ります。
このSusanとSallyの会話はかなり口語表現として使えるフレーズがたくさん出てくるところです。
最初の「so」ですが、これは「so that」の「that」が省略されたものです。
文法的に「that」は省略可、と説明してるものはあまりないと思いますが、不自然な感じはしないので会話では全くOKな表現です。
これと同じように、「now that～」の「that」も省略されることがあります。
次の「this」も変わった使い方です。『エステティシャンがそれを言うか。』という意味で、前のSallyの発言全体を「this」で受けて主語や動詞を省略することにより強調の意を強めています。
最後に「Which reminds me, ～」ですが『相手が言った一言で思い出した』という時に便利な表現です。
「It reminds me」と基本的に同じですが、関係代名詞の「which」を使う方が相手の発言に続けている感が出ますね。
as such（動画1/3、7:27）
Patric: I can't believe you!
Susan: No, I didn't mean to hurt your feelings. I just never thought as a relationship as such.
「as such」は使い方の難しい熟語です。
『そんなものとは』という意味の時は否定的な文脈で使われることが多いんですが、もう一つ『それ自体は』という意味（こちらは肯定でも普通に使われる）になることもあります。
後者の場合、同じような意味で「in its own right」という熟語もあります。
どっちにしても日本語から英語が連想できないため覚えにくい・使いにくいフレーズの代表ですが、逆にこれをクールに使いこなせるようになれば英語も上級者でしょうね。
you alright?（動画2/3、1:05）
Susan: This is Patric, and this is Jeff who works in my office.
Jeff: Hi, you alright?
Patric: Good to meet ya.
この挨拶はとってもイギリスっぽいんですが、実は過去に「英国風、出会いの挨拶」で既に紹介してました。
ここの部分の会話は「How are you?」どころか、初対面の挨拶でも使われるという例ですね。
初めて会った人に「大丈夫？」って聞かれるなんて、この表現を知らない人だとかなり凹みそうです。。。
define（動画2/3、2:36）
Susan: So, have you been seeing that woman recently?
Steve: Define "recently".
Steveが好きな表現です。
彼、素直に答えたくない時しょっちゅうこの「Define ～.」を使います。Episode-1の中でもう一ヶ所出てくるので探してみてください。
ちなみに、Steve役のJack Davenportですが、「The Pirates of the Caribbean」のノリントン提督役で有名になったんですが気付かれた方いらっしゃいます？
Jeffにも是非メジャーな映画に出てもらいたいですよね！
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