● やってみるものですね。中華鍋が新品同様に!
こんにちは♪小宮山二三江です。
我が家の初代中華鍋に穴が開いてダメになったので、新しく新調して気持ちよく使っていました。
ところがあるとき、ケチャップでオムライスを作ったら鍋の内側が変色し、その後焦げもこびりつくようになってしまいました(>_<)
鉄の中華鍋は初めて使うときに空焼きをしますよね。
初代中華鍋は、それに失敗して(だから穴が開いたのかなぁ)今一つ使い心地が良くなかったのです。
ずっと不満に思いながら使っていたので、今度こそはと既に空焼きがしてある、「プロが空焼きをした」鍋を、買ったのです。
なのに、なのにです!
黒光りしていた鍋は鉄の地肌が見えサビと焦げが付き、つるつるだった鍋肌はザラザラになってしまいました。
もうショックで、またこれをずっと使い続けるのか~と鍋を見るたびに悲しい気持ちになっていました。
重曹と水を入れ、しばらく火にかけてみましたが、全く変わらず。
何かいい方法はないかと調べてみたら、なんと同じような状態の鍋がピカピカになる方法が載っていました!
それを読んでみると、作業の工程でもくもくと煙が出る、火花が散ったりする、サンドペーパーで磨くのに1時間半はかかる、、、とちょっと気が重くなるような記述が、、、。
う~ん、でもせっかくきれいになる方法が分かったので、思い切ってやってみることにしました。
まず、鍋を強火で空焼きして汚れを炭化させます。
やってみると思ったほど煙も少なく、火花も出なかったのですが、ガスコンロの安全装置が働いてすぐに弱火になってしまいます。
そのせいでこの空焼きには時間がかかってしまいました。
次に磨くのですが、丁度いいサンドペーパーが無かったので、家にあったサビトールという消しゴム状のサビ落としを使いました。
この商品、五徳などの焦げ付きを取るのにも便利ですよ。
これは中目ですが、他に荒目というのもあり、先に荒目で焦げを取り、次に中目で磨きました。
鍋の縁の方は、つるつるのままで全くサビも焦げも無かったので、
今回は縁の方はやらず、内側の方だけ磨きました。
この作業は思ったほど時間がかからず、かえってサンドペーパーより良かったかなと思っています。
磨いた鍋をクレンザーで洗いよく流し、あとはまた火にかけて玉虫色になるまで焼き、酸化皮膜を作ります。
この酸化皮膜が鉄をサビから守り、焦げ付きを防ぐ役割をするのだそうです。
ケチャップで変色したのは、酸化皮膜がはがれてしまったのですね。
これも鍋を傾けながらじっくりと。
ミトンをしていても手が熱くなります。
だんだん玉虫色の部分が広がってきました。
熱いのを我慢して更にじっくり焼いていくと、ついに空焼きが完了!
全体があこや貝のような玉虫色になりました。
最後にたっぷりの油を注いで弱火にかけ、油ならしをしたら出来上がりです。
つるつる~が戻り気持ちがいい!
またこの中華鍋を使うのが楽しみになります。
調べてみると、やはりトマトなどの酸で鉄が変色してしまうことはあるのだそうです。
どんな料理も中華鍋で作るという方の記事に、調理をして酸化皮膜がはがれたら、洗ったあとに空焼きをし、その都度はがれた部分に皮膜を作るという記述がありました。
なるほど、それだったらあまり時間もかからないし、少し気が楽になりますね。
せっかく新品のようになった中華鍋、しっかり予熱、油をよくなじませる、調理後はすぐに洗う、などのことに注意をし、大切に使っていこうと思います。
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