渚で本読む、競パン男子

雨が降ったり止んだり

梅雨の日の雨ではなく

ある夏の日の雨という感じ

剥き出しの野性を放出した午後

気怠く満ち足りて

青い風に吹かれて、うたた寝

気怠い夏の午後のBGMなら

やっぱり「大滝詠一」

今という時代

ビーチやプールサイドで

ペーパーバックなんて

あまり読まないだろうね

本そのものもだけど

少し前まで

海やプールサイドに

ひとりで来ていて

日焼けしながら

文庫本を読んでる

イケメン男子がいたよね

実のところ

イケメンかどうかは

遠目だからわからないけど

その設定の基本は

イケメンゲイ

ということにしておく (笑)

そんな渚の男子たちは

必ず露出の多い

ビキニやブーメランの競パン

そりゃそうだよね

日焼け跡がカッコいいからね

ところで俺は

この前のジョガーマンを真似て

上半身裸で

日焼けムラを失くすべく夏歩き

蝉の鳴き声はまだだけどね

さてと

ジムで汗を流した後は

もういっちょ

剥き出しの野性を

熱くぶっ放しておくか！

明日の朝も

MORNING GLORY

男たちの朝顔が

黒光りして咲き誇るように！

夏のペーパーバック

Sammy Koiwa

Orginal Artist：大滝詠一

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