大京のマンション管理子会社、大京アステージ(東京・渋谷)は15日、マンションのエレベーターの改修工事中に住人の荷物運びなどを無料で手伝うサービスを 始めると発表した。エレベーターの更新期を迎えるマンションが今後増える。自社の管理物件の住人の不自由さを軽減するとともに、将来の新たな管理契約の獲 得にもつなげる。

 「ポーターサービス」は2~4週間のエレベーター工事期間中に、住人の荷物運びやゴミ出しを手伝ったり高齢者が階段を上り下りするのを介添 えしたりする。サービスは無料。実際の業務は家事代行のカジタク(同・中央)に委託する。カジタクはクリーニングや炊事代行など従来から手がける有料サー ビスの依頼も見込む。


 第1弾として2月中旬から3月上旬にエレベーターを改修する都内マンションで実施する。大京アステージの管理物件のうち、約600棟が今後エレベーターの更新期を迎えるという。

東京都は2012年度、民間空き家の再生事業に乗り出す。高齢者が互いを見守りながら共同生活する「グループリビング」などに活用する場合、都が改修費の 一部を補助する制度を設ける。都内では空き家が急増し防災・防犯の問題が浮上している一方、見守りが必要な独り暮らしの高齢者が増えている。空き家を有効 活用することで問題解決につなげる。

12年度中にモデル事業として少なくとも30戸以上の規模で実施する。地域で高齢者の見守りなどの支援活動を手がける特定非営利活動法人(NPO法人)や社会福祉法人と連携。団体を通じ、独り暮らしの高齢者に呼びかけ、共同生活をする希望者を集める。

 一方、都は空き家の有効活用を検討している所有者を募る。グループリビングに使うことを条件に、手すりの設置などバリアフリー化や、共同利 用するキッチンの設置などの改修費を3分の1まで、最大100万円を補助する。例えば浴槽と浴室、浴室と脱衣室の段差を低くしたり、手すりを付けたりする バリアフリー工事は100万円程度という。


 さらにバリアフリー化や耐震化の改修費用について最大100万円補助する国の制度を合わせて使えば、家主の負担は3分の1で済むという。


 高齢者が多い木造住宅密集地域を区が整備する際にも空き家を活用する。道路の拡幅工事で自宅からの移転を余儀なくされる居住者が住めるよ う、近隣の空き家の所有者に改修費を最大100万円補助する。木密地域には住み慣れた地域に居続けたいという希望が多いため需要があるとみる。


 高齢者世帯の増加と子育て世帯の新築マンションへの移転などにより、都内では空き家が急増している。08年時点で約75万戸と、03年からの5年間で約8万戸増えた。都によると、このうち約40万戸が利用可能とみている。


 ただ現状では新築住宅に人気が集まり、中古の戸建てを販売したくても売るのが難しいという。解体するにも費用がかかるため、空き家のまま放置されているケースは少なくない。都が改修費を補助することで、空き家の利用価値を高める。


企業のシステム保守を手掛ける日本サード・パーティは13日、放射線の被ばく検査を自社施設で受けられる株主優待を実施すると発表した。3月31日時点で5株以上を保有している株主が対象。優待券は6月下旬にも発送する予定だ。

 1月に放射性物質による「内部被ばく」や「甲状腺被ばく」、「食品汚染」の検査サービスなどを提供する「放射能プレミアムドックセンター」(東京・品川)を開設した。株主はこの施設を利用できる。今後は福島県やその近県でもセンターの新設を検討しているという。


 東京電力の福島原子力発電所の事故を機に、2012年3月期からは放射線測定器といった放射線関連機器を扱うようになった。機器はベラルーシ製など。従来から医療機器の設置や保守は手掛けてきた。