ジャンク卓上マルノコ2 | kamiの創作工房

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富士の麓で自営で建築業を営んでおります。座右の銘は「やる前から諦める奴が一番つまらない人」 
今日も当たって砕け散る多趣味な 父ちゃんの 中途半端なブログ

最初に

素人が自己責任で作業を致しますので 温かい目で。


さて 不良箇所を直しつつ メンテしながら組み立てます


記事にするつもりが無かったので いきなりここからですが

外装の樹脂部品はクリーニング済みで モーター部はエアー清掃 軸部にグリスUPだけしてカーボンもそのまま素組の状態です


不具合箇所から行きますと


マルノコ自体が上下しない原因は

カバー取り付け金物の組み方がデタラメでした
清掃か使用に邪魔でカバーを外したが元に戻らなかった感です

幸い部品は全て有り バラシ前に可動確認済みです


ブレーキが効かない原因はスイッチのシーソー板の不良?

削って組み直し現状では判断出来ないので通電してから確かめます


蛍光灯不点灯はスイッチ内に切粉が詰まっていて

スイッチ自体がONに押しきれていなかったのでバラシ清掃

テスターでON OFFチェックしたら正常 これで点かなければ電球切れ

ただ対策してないので 同じ現象がいつか起こると思います


続いてメンテです


稼働部のクリーニングとグリスUP



指の位置などのギヤーや接触稼働部をパーツクリーナーで油と汚れを落とし必要ならサンディングし新規にグリスを塗ってきながら組立てていきます。

ちなみに工具専用ケミカル材?は持ってないので自動車のケミカル材を代用


能書きではありますが どんな原理で稼働してるのかが解ると 使う側がどのように使用すれば良いのかが解り 機械からのSOSにも早く気がつきます。


直接切り粉などが飛ぶ部分はグリスだと切り粉が付き不調の原因になるので

シリコンスプレーがオススメです


落としきれなかったペンキ汚れなども組みながら除去

樹脂のベース台は刷毛塗り塗装され屋号も塗装店名でしたのでペンキ屋さんが使ってたのかなぁ でも何に?

実はこの樹脂ベース台が気に入りません どうにかしたいです。
目盛り読みの矢印が反対をむいてますが 間違えた訳ではありません


組立完了 手で刃を回転させグリスをなじませ違和感が無ければ通電


回転 ブレーキ動作OK ライトも点きましたので稼働部の調整をします



直角で3寸5分を落とせる当て板を作りフェンスに取り付け


直角 傾斜角などを調整し実際材料を切断して精度確認

ここは皆さん調整してると思うのでやり方は省略します

材料をカットしながら切り粉の飛ぶ方向を確認し

集塵率を高めるためゴム板でベロを作りました


最後に見た目も大事なんで


本体の肌色の傷はタミヤカラーのマキタ色?でタッチアップ

曇ってた安全カバーは車のヘッドランプ用ケミカル材で磨き

ターンベースはエアーガンのバレル(BB弾が通る筒)をコーティングするテフロン材でツルツル仕上げです。


05年製ジャンク品の再生品ですが 見た目 道具としての機能 精度もイケてると思います。

自分のようなコソクリ派には丁度良い道具 活躍を祈り終わりにさせていただきます。


お粗末様でした。