皮膚炎を解決した中年おじんの体験記 -57ページ目

ステロイドのメリット、デメリット

治療薬として非常に高い効果を発揮するステロイドは、細胞膜を通過して、その下にある細胞質内受容体へと結合し、調整タンパク質を合成していきます。


体内における結構深い位置まで浸透し、体質の改善を図る薬という事です。

よって、タンパク代謝はもちろん、糖代謝、脂質代謝といった所にまで作用を及ぼしますので、


要するに、

身体における様々な作用を与えるという事になります。


アトピー治療において、この作用は良い方にも悪い方にも大きな影響を与えます。

炎症の抑制に関しては、ステロイドが最も効果的といわれており、その効果はもちろん、即効性に関してもかなり高い期待が持てます。

ただ、こういった高い効果と引き換えに、ステロイドには常に副作用の問題が付いて回ります。

                     
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ステロイドの強度の区分

ステロイドのランクが強いほど、より強力な効果が発揮されるのですが、同時に副作用も強くなります。

皮膚科の先生は、
アトピーの進行状態や炎症の強さによって、どのランクのステロイドを使用するかが決定していくのです。

ランクは、最も弱いのが「weak」で、それから「medium」、「strong」、「very strong」の順番で強くなっていき、「strongest」が最も強い効果を発揮するステロイドとなっています。


4段階のステロイドの種類を使います。


この区分の中でもさらに様々な種類のステロイドが存在しており、それがアトピー治療薬の成分として使用されています。

例えば、最も強い「strongest」に指定されているステロイドは「デルモベート」、「ジフラールダイアコート」の2つだけです。

これらの名前は商品名で、一般的な名称はそれぞれ「プロピオン酸クロベタゾール」、「酢酸ジフロラゾン」となっています。


市販されている皮膚疾患用の薬には、主に「weak」、「medium」の成分が0.05~1%程含有されているのが一般的です。



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ステロイドの種類は

ステロイドは非常に多くの種類が存在していますが、その中の一つである抗炎症性ステロイドに関してだけでも、かなりの種類に分かれています。

アトピー治療
を行う上で、この多くの種類のステロイドが使用されていく事になりますが、
それぞれに強さや個性が異なり、その為に様々な症状のアトピーの治療に対してより適切な薬を選ぶ事ができるというわけです。


抗炎症性ステロイド区分としては、まずランクというものがあります。

これは、効果の強さを表すものです。

このランクが強いほど、より強力な効果が発揮されるのですが、同時に副作用も強くなります。

アトピーの進行状態や炎症の強さによって、どのランクのステロイドを使用するかが決定していくのです。



           
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