あざみ野店から掲載しまーす
ノーマルの状態で1年前に納車、カッコよくなって帰ってきましたね
ただ内容がエンジン異音、あまり悠長なことは言ってられません
異音を確認した時から怪しい箇所は目星が付いていたのでテストしやすいように外装を分解します
怪しいと思われる箇所はテンショナー、ただエンジン異音の原因を予想するのって正直、わかりづらいんです
今までハズレて2度、3度手間した場合も多々あります
左右真逆だったり共鳴したりもするんでね
方法はエンジンを始動した状態からセルフでテンショナーを押して異音が消えるのか確認することに
異音は消えましたね
勿論、テンショナーのみ交換で終わりにするわけにはいきません
多少なり乗車していたのでカムチェーンが歯飛びしている可能性も・・・
メーカーの無償保証修理ですし、さらに掘り下げて分解します
テンショナーは中のスプリングが全く効いてない破損状態でした
フューエルタンクも外して結構、全分解です
テンショナーが原因によるエンジン損傷は全くありませんでした
ただ分解して正解、走行距離にしてはカーボンの蓄積が多いです
バッチリ綺麗にしてエンジン組み上げて行きましょう
対策パーツかと思わせるようなシリンダ&リングセット
ピストン、シリンダ、リング・・・主要部品は交換することにしました
分解時にスタッドボルトが一本ガジっていたのでこちらも交換
背景が何か神々しい・・・ただ逆光なだけでした、とてもやりづらい
対策でクリアランスでもキツくなってるかと思いきや・・・
スコーーーンとクリアランス変わらずスカスカ、緩いです...
フリクションを相殺できるぐらいの出力あるエンジンでも設計してカーボン過多の対策につなげてほしいものですね
ヘッドも組み付け完了、見慣れない装置は可変バルブ
始動状態の車両詳細をYDTで確認しようとしましたが・・・
YDT2の時の車両だと最新YDT3では検査表示できないのかよ...
実質、管理とエラー消去のみ...高額ツールの割にツメが甘いなぁ