今回は栃木県芳賀郡茂木町にある、ホンダが所有する2つ目のサーキット(1つは鈴鹿サーキット)、「ツインリンクもてぎ」に日頃親交のある販売店さんたちと忘年会も兼ねて行ってきました。この日は天候も良くて、やや肌寒いですけど、サーキットでは走行会が行われていて、眺めているだけでもサーキットの雰囲気にミョーに気分が上がります
そして、お目当てはホンダ車を初めとした国内外の名車を展示・動態保存する「ホンダコレクションホール」の見学ですねー。館内に入って最初に目に付く車は「S360 1962年」です。当時、国産車初のDOHCエンジンで、これが今のビートやS660の最初にあたる車なんですねー。ある販売店の方が当時は、リボンタイヤを嫌って、わざわざ白い方を内側にして黒い方に組み替えていたというお話をお聞きすると、今も昔もカッコよく見せるために知恵を出すのは変わらないんだなぁーっと思いました。
それから、1F館内を見学したあとに、ホンダが開発した世界初の本格的な二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」のデモンストレーションを見て、歩行や走行だけでも凄いのに、手話までできるレベルまでに成長!?していたのには驚きました。 そのあと...2Fに上がって右方向のエリアにいくと、今まで生産・販売された主要の2輪車自動車が展示されています。その中で目をやると、CB750FOURや実用自転車に原動機を付けた、まさに原付や、ホンダを一躍有名にして、今も健在な最初の「スーパーカブ」があって基本的なデザインは変えずに踏襲されているのが分かりますねー
さらに、見ていくと...ビート、ストリーム、リード、ジョグ(ヤマハ)、タクトっと自分が最初に免許を取るときに周辺で走っていたスクーターがあって、懐かしくも感慨深いですねー。
自分世代のレース車両をみると、NS500とF.スペンサーは名前だけしか知らなくて、その後のE.ローソン~M.ドゥーハンのNSR500が時代的にはど真ん中でしたねー。その影響でレーサレプリカのバイクが多くて、88NSR250Rを所有していて加速が凄かったコトを憶えています。
つづいて、二輪車のエリアを後にして、もう一方のエリアに進んでいくと、今まで市販された4輪自動車が展示されています。ちなみにココに展示されている車は動かないと思っていたのですが、気になって1Fにいた係員の方に聞くと、展示車両のほとんどが動態保存になっていて、定期的なイベント等にて当コースで走らせてるとお聞きして、展示してるだけではなかったとは驚きです。こちらの車両は「シティ」ですねー。ホンダ独自のインジェクション「PGM-FI」が初めて搭載された車両で子供の頃に見てデザインが強烈だったのとテレビCMが盛んだったのを思い出しました。
つぎに、数多くのレース車両も展示しているなかでも、ホンダが一番、盛り上がってた頃のF1カーですねー。セナ、マンセル、中嶋、あの頃の記憶が蘇ります。 一通り、見学したあと、施設内を移動して昼食を取り、ゴーカートで遊んで!「ツインリンクもてぎ」を後にしました。普段は、なかなか行く機会がなかったので、とても有意義な時間を過ごせました。みなさま!お疲れ様でした。