バイクの修理とはま~ったく関係ないけど...
たまに掲載している楽器の修理です(*^▽^*)
今回はフレットのすり合わせを何回かに分けて掲載しようと思います
そして最後にできれば音出しもまた掲載しましょう(*^▽^*)
修理するギターは上にも掲載したフェンダーUSA製、白のビンストです
状態はハイフレット付近でチョーキングすると音が詰まるのと、ピッチも不安定でチューニングも合わなくなってきたのでフレットを修理することにしました
ネックの状態は1弦側、6弦側共に間隔は一緒ぐらいなのでちょっと反ってるぐらいでねじれなどは特に無さそうですね
それにしてもフレットの状態はほとんどが真っ平でいくつか極端に削れている部分も見られます(;^_^A
すり合わせだけでは無理そうな気もしてきたので念のためフレットも用意しておくことにします(^▽^;)
状態も把握できたのでネックを取り外します
ネックを外して弦の張力がなくなったのでここで反りの調整をしてネックを真っ直ぐにします
実際にフレットを修正してみないと交換が必要なのか判断もつかないので一通り、すり合わせ作業を開始することにしました(*^▽^*)
すり合わせ前にフレット浮きがあっては涙目になりますので打ち込んでおきましょうね(^∇^)
指板にマスキングテープを貼ってフレットに削る目安になるマジックを塗ったらネックの準備は完了です(`・ω・´)ゞ
800、1000番と順に削ってフレットの高さを均一に出していきます
理想はフレット残が少ないのでなるべく削る量は抑えて高さを均一にしたいところですが...
そんなに都合良く行かないので考え方としてある一定の所までは削ってほぼ全てのフレットの高さを均一にして一定の所まで届かないフレットは無視することにします(゚Ω゚;)
いい加減だなあって思われる方もいらっしゃると思いますが(;´▽`A``
ある1,2箇所の減りのために全てのフレットを無駄に削ってもあまり意味がないことだと思うんですよね...弾くことにはあまり支障がないことなので(^∇^)
それでも減りすぎていて高さが満たない場合はフレットを交換することにします
画像で確認できるように800番のサンディングが終わった時点で深く削れているフレットは2,3,7番フレットあたりですかね
このあと1000番、R付きブロックで1200番と進めていくので外側部分の削れは修正できそうです
あとは内側が目立って削れている2,7番フレットをどれぐらいまで削って妥協するかですかね(^∇^)
そうそう、これオススメです(・ω・)/
削る時にブロック代わりで使用しているのが15mm厚のガラス板です
ガラス板は平面の精度、重さも程好くてすり合わせのサンディングブロックがわりにはもって来いの板だと思いますよ(*^▽^*)
それと紙ヤスリを板に固定する時は平面が凹凸になるので両面テープは使用しない方がいいと思います
そして次にR付きのサンディングブロックで修正していきます
Rはビンテージタイプなので180ですかね。内側と外側の減りの修正具合を確認しながら削っていきます
内側と外側が丁度良く最低限で削れてくれて辻褄が合うといいんですけど...
本日はここまでにしておきます(*^▽^*)