GW中は自転車、バイクの修理も非常に多くて パンク修理 タイヤ交換 オイル交換 バッテリー交換 ブレーキパッド、シュー Vベルト、クラッチ系統など主に消耗パーツ類の交換修理に多数の方がご来店頂いて本当に有難うございましたm(_ _ )m
当店はGW後半に2日間ほどお休み頂いて体もバッチリ充電完了して営業中です(^-^)/

GW明け最初の修理は走行中にエンジンが止まって、そのあとエンジンがかからないとのことで牽いてご来店頂きました
購入頂いたのが約1年半前、走行距離も3,752kmとまだ消耗品などの交換修理を特別に要する状態ではありません
さっそく現象確認をすると...
セルスタート時のクランキングは軽く、キックもスカスカで圧縮がまったくかかりません...

そうです、前回の修理記事でふれた現象とまったく一緒ですね

ただ今回の修理は初回点検、定期点検時のオイル交換などにもご来店頂いて期限もメーカー保証期間内のため予算を気にせずにヘッド周辺の分解修理にておこなうことにしました


エンジンオイル、冷却水、外装パーツを取外して車載の状態でヘッドのみを取外します

吸排気、カムスプロケット・テンショナーを取外してヘッドを下ろします

こちらが燃焼室の状態です
いつもの柔らかいカーボンが確認できます
バルブ開閉時に噛み込んでしまうんですね(ノ_-。)


バルブシート、フェースをラッパーですり合わせてヘッドの燃焼室、ポートなどもカーボンを除去します


すり合わせ、カーボン除去を完了したヘッドです。ピストンの上部もカーボン除去完了した状態です
ここまで完了したらあとは組み付けるだけです(*^▽^*)

エンジン本体にヘッドの組み付け、外装類の組み付けを終えて修理完了しました
バルブのカーボン噛み込みは乗車状況が原因で起こり得ることもあるため、お客様それぞれの乗車状況に応じたメンテナンスもご用意しております(^-^)/