マヤカレンダーが終わる2011年10月28日に近づくとともに、本田彗星とエレニン彗星が、マヤ、ホピ、そしてキリスト教の予言を成就させる
今や、エレニン彗星の太陽系内部への接近を多くの人々が耳にして(http://elenin.org)、これに伴うあらゆる種類の考えや憶測が飛び交っている。彗星は、吉兆や、あるいはそれ以上に不吉な出来事の前兆だと考えられてきた。そして、エレニン彗星も例外ではない。それは実は褐色矮星であるとか、宇宙船であるとか、地震を引き起こすなどと言われている。いずれにしても、本田彗星(訳注:本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星。1948年12月3日に本田実が発見。周期は5,252年。2011年8月15日に地球に最接近する。)とエレニン彗星という2つの彗星が接近し、さらに続いてレヴィ彗星もやって来て、一続きの天体の配置を作り出すことになる。 (http://www.youtube.com/watch?v=swhme7X7tWI) この中で最も注目されているエレニン彗星は、第9サイクル(ユニヴァーサルアンダーワールド)の第7昼の中間点に近い2011年10月16日から20日にかけて、地球に最接近すると見られている。これは、マヤカレンダーが13アハウの最高点に達する2011年10月28日の直前であることから、その性質や役割が何であれ、この彗星は、時の終わりを告げる現象なのである。この2つの彗星は、従来の諸制度が第9サイクルの統合意識の高まりと相容れなくなって、世界中で政治と経済のカオスが深まっているときに(を背景にして)到着する(出現する)のである。このことから、エレニン彗星が終末予言とどのように関係しているのかを、さまざまな文献から調べてみないわけにはいかなくなる。
「マヤカレンダーと意識変容(2004)」の中で、私は次のように書いた。「現在進行している意識の周波数の高まりの結果、少なくとも小規模なアースチェンジは起こるかも知れない。しかし、創造の目的はそのようなアースチェンジにあるとする、原因と結果を逆さまにして最後の審判を作り出す見方は、支持できない。物理的な効果は、どんなものでも、意識フィールドの副産物として捉えるべきだし、気候変動のほとんどは、おそらく炭酸ガスの放出が原因になっているのだ。意地の悪い神が地球物理をいじって世界を破壊しようとたくらんでいるのではないだろう。」
これは、ギャラクティックアンダーワールドについて述べたことだ。そして、周波数が極端に高まっているユニヴァーサルアンダーワールド(下図参照)に限っては、もはやアースチェンジを小規模なものだとは言えなくなっている。また、この引用から明らかなように、私は、アースチェンジに深い意味の文脈を与えないで、ただ表面的な現象に着目する人々とは一線を画している。私は、これまでもマヤカレンダーは本質的に意識進化を表していると強調してきたし、アースチェンジとは、この進化に役立ち、または進化に付随して起こる効果なのだ。現在の第9サイクルは、統合意識に向かって進んでおり、進化の方向は決して変わることなく、今年10月に最高点に達するのだ。
しかし、いくら周波数が高まっているからといって、マヤカレンダーの第9サイクルがそんな短期間に新しい意識をもたらすことができるのだろうかと、疑問に思う人もいるだろう。だが、ワンネスに向けた世界革命の動きは、今や北アフリカと南ヨーロッパを中心にして始まっているのだ。(ごく最近、サウジの女性たちが動き始めた。(訳注:女性の運転解禁を求める運動など。))サイクルの後半では、前半よりもはるかに強い現象が現れるので、ワンネスに向けた世界革命もより強まっていくだろう。サイクルの後半が始まる7月4日からは、現在南ヨーロッパで高まりを見せている本当の民主主義への要求が、アメリカにも拡がるかもしれない。さらに、主要各国が抱えている莫大な負債などを考え合わせると、8月中には通貨崩壊が起こる可能性が高い。その時には、ユニヴァーサルアンダーワールドは、私たち一人一人に、現在の国家という限られた枠を脱ぎ捨てて、宇宙の市民となるように呼びかけることだろう。
さらに、この周波数の高まりの中でアースチェンジも増幅されていると思われ、興味深いことには、時として、宇宙計画を前進させるために、天体(の動き)が宇宙の進化とシンクロしているのだ。これは、近い将来の彗星の接近でも起こることだろう。結局のところ、マヤカレンダーを動かしている宇宙生命樹が、宇宙のあらゆる現象の背後にあって共時現象を司どっているのだ。そして、過去においても天体の動きが進化に影響しているのだ。そして、このような絶妙な天文現象が(宇宙を創造した)神性によって計画されているのであれば、そのような天文現象は予言の中に残されているに違いないのだ。
予言の検討に入る前に、地球上の進化をサポートした天体現象を2つ紹介したい。一つは、火星ほどの大きさの天体の衝突である。現代の科学では、45億年前のこの衝突で月が誕生したと考えられている。地球の歴史上のもう一つの奇跡的な出来事は、6500万年前の隕石の衝突である。これはメキシコのチクシュルーブ・クレーターを作り出し、(衝突で発生した塵によって)長期間に渡って日照を遮った。そのために恐竜と蛇頸竜がすべて絶滅した。この破壊的に思える隕石を奇跡だと呼ぶのは、私たちが現在ここに存在しているのは、この隕石の大きさがまさに適切であったからなのである。(隕石の衝突がなかったならば)恐竜は今でもさまよいながら(将来の進化を約束されていた)哺乳類を食べていることだろう。一方、もし隕石が実際の2倍の大きさだったとしたら、哺乳類を含めたあらゆる生命が絶滅していたことだろう。(隕石が小さすぎても大きすぎても)どちらにしても、私たちは存在しなかったのだ。さらに言えば、この衝突は絶妙のタイミングで起きていて、ママリアンアンダーワールドの第7昼の始めに出現した哺乳類が高等哺乳類へと発展していく道を拓いたのだ。月の形成と恐竜の絶滅という2つの出来事は、宇宙が計画した進化と目的を進めるために役立っていることは明らかだ。しかし、このような天体が地球上の生命進化を進めるために、どのようにして正確な大きさと軌道を備えていたかは、人知では測りがたいように思える。現在地球に接近している一連の彗星を考えるとき、私は、それが神の知性によって巧みに計画され、2011年10月28日の最高点に向けて準備を整える役割を担っている可能性を排除してはならないと感じている。過去においても未来においても、これが地球上の全ての生命を死滅させる計画の兆候を思わせるものなど、何もないことは指摘しておかなければならない。また、災害など起こらないと言っているわけでもない。
2つの彗星の接近で発生する物理的交互作用については、それが生じるとしても、現時点では検討することは困難である。公式な天文学関係のサイトが出しているデータは、彗星の大きさと軌道が地球に及ぼす直接の影響は極めて小さいことを示している。(http://www.astrosociety.org/elenin/ab2011-72.pdf) だが、これらの見積もり値は時間とともに変化していく性質のものだし、実際の値はまだ誰にもわからないのだ。だが、信頼できる天文学上のデータが新しく発表されない限り、それらが小さな氷の塊に過ぎないことを疑う理由を、私は持ち合わせていない。それにもかかわらず、2つの彗星は、”時の終わり”のシナリオで重要な役割を演じることだろう。
このように、エレニン彗星とマヤカレンダーの終わりのシンクロニシティは私には無視することができないため、これらの彗星が古代の予言とどのように関係しているかを探るのは十分に意味があるだろう。だが、予言を見ていく前に、ロシア人の発見者にちなむ「ELENIN」の名前を「Extinction Level Event Niburu Is Near"(絶滅レベルのイベントニブル星が近い)と読みたがる人々がいることも言い添えておこう。ユニヴァーサルアンダーワールドの後半に予想される通貨制度の悲惨な状況を思えば、EL+Lenin(神の警告+反資本主義革命)と読む方がずっとおもしろい。(訳注:これは著者の冗談だろう。)最近では、エレニン彗星は有人宇宙船で、その接近を庶民には知らせないまま、権力者たちが自分たちのための燃料庫を建設する陰謀が行われている、などと言われてもいる。いずれにもせよ、それがたとえ本当の話だとしても、私には、現状はなにも変わらないと思われる。
エレニン彗星についての現在最もポピュラーな見方は、予定されたニビルの回帰と関係づけるものだ。ニビルは仮説的な太陽の伴星の褐色矮星で、その周囲を惑星Xが回っている。ニビル星の存在は、もともと考古学者ゼカリア・シッチンが古代シュメールの文献の解読から提唱したものである。しかし、シッチンは昨年(2010年)に亡くなる前に、ニビルは2012年とはなんの関係もないと信じていると明言し、なぜそのようなことになったか、全く理解できないと言い残している。ニビルが2012年に帰ってくる、さらに詳細に2012年12月21日に帰って来るという考えには、全く何の根拠もないのだ。それでも、シッチンの考えとマヤカレンダーの誤りの終了日の奇妙な組み合わせがニビルのビデオクリップに登場し、ユーチューブで数百万人が見ているのだ。このアイデアの提唱者たちは、ニビルの存在をあいまいにしたまま隠蔽工作や陰謀説を吹聴しているが、ニビルが存在するという証拠は、実はないのである。さらに、古代マヤの予言にはニビルの存在が出てこないことからも、ニビルと2012年の結びつきは最初から疑わしいのである。さらに、ニビルの主唱者たちは人類がたどってきた出来事を説明する上で、マヤカレンダーの進化チャートをこの仮説的な惑星が予定している効果にすり替えてしまったことからも、ニビルと2012年の結びつきはますます怪しくなる。このアイデアは現代科学と古代の予言のどちらにも裏付けを持たないことから、個人的には、私はこの説を支持できない。だが、このアイデアは、しばしばポールシフトと地球が反対に回り始めるという提案と相まって絶大な人気を獲得してしまっているために、それが本当に起こるシナリオだと信じられている。しかし、もう一つの根拠があるのだ。たとえば、この集合的に共有されたヴィジョンが真実ではないとしても、それが接近している彗星を指向して、電磁気的なポールシフトではなく、マヤカレンダーから予見できる意識の極性のシフトと一致するのではないか?
エレニン彗星と、おそらくはそれに先立つ本田彗星を考える上で、ホピの予言が別のソースを提供してくれる。それは、この彗星が、時の終わりのしるしの一つである「青い星・カチナ」-神の目-に当たるかもしれないからだ。
「そしてこれは9番目の最後のサインです。あなたは天国の住み処を聞くでしょう。地球の上から、それは巨大な衝突となって落ちてくるでしょう。それは、青い星として現れるでしょう・・・これらは、大いなる破壊の時が近づくサインです。世界はあちらこちら揺さぶられるでしょう。ほかの土地では、白い人が、英知の最初の光を持っている人々と戦うでしょう。臆病者(White Feather)が見たような、ここから遠くない砂漠で白い人が作り出すたくさんの煙と炎の柱が見えるでしょう。それらがやってくると、病とたくさんの死をもたらすでしょう。この予言を理解しているたくさんの人々は守られます。私の人々のもとに留まり暮らす人々も大丈夫です。それから、たくさんの建て直しがあります。そしてすぐに、本当にすぐに、パハナが帰ってくるでしょう。彼は、5番目の世界の夜明けをもたらします。彼は、彼らの心に英知の種を植えるでしょう。いまでも、種は植えられているのです。これが、5番目の世界に向けて覚醒する道なのです。」
私の直感では、エレニン彗星は確かに「青い目」である。それは、この予言によれば一種の衝突に近いものだろう。それを確かめるためには、待ち、そしてその色を見なければならない。だが、ホピの予言の9番目の、そして最後のサインが、マヤカレンダー第9サイクルの最高の波と付合していることは、注目するべきだろう。おそらく、この彗星は、アステカ/トルテカ文明が予言しているケツァルコアトル(羽の生えた蛇)の回帰のサインでもあるのだろう。
三番目は、時の終わりには3日間の暗黒が訪れると述べたキリスト教の予言者たちである。(http://olrl.org/prophecy/daysdark.shtml) これは、マヤの長老たちの予言と付合している。マヤの長老たちについては、映画「時代のシフト」(http://www.shiftoftheages.com/)の中に含まれているドン・アレハンドロ・オクスラのビデオクリップ(http://www.youtube.com/watch?v=vcaez8jn2Zg)で確かめることができる。アレハンドロはこのビデオで来たるべき暗黒の三日間について語っている。私は、以前はこの話には全く懐疑的だった。そんなことは物理的にあり得ないと感じたのである。しかし、全然かけ離れた文明の予言が同じヴィジョンを語っていることから、このヴィジョンを受け入れやすくなった。そして、今ではそのような現象を説明できるメカニズムもありそうなのだ。いくつかのユーチューブクリップからは(http://www.youtube.com/watch?v=Afhmhfzjiho)、2011年9月25日頃にエレニン彗星が太陽と地球のあいだを通過するときに、暗黒の三日間が発生することが考えられる。私はこの予言が天文学の専門家に受け入れられるとは思っていない。そして、これから起こることがどんな仕組みで起こるのかは、今のところ理解するのは難しい。結局、2011年10月28日になれば、トルトゥゲーロのモニュメントに刻まれたとおりに、160億年にも及ぶ進化の過程をカバーする9つのアンダーワールドが、すべてその姿を現すのだ。("in full regalia") このように、私には、宇宙の創造主は、この世界を一つの調和に導くために、私たちに向けてサプライズを用意しているように思われるのだ。
目前に迫っているマヤカレンダーの終わりの劇的なシナリオは、第9サイクル後半に2つの彗星が人々の目に触れることでハイライトを迎える。エレニン彗星の前に、第5夜の始まる2011年8月17日には本田彗星が地球に0.077天文単位まで接近する。興味深いことに、時の終わりのサインであり、ユニークな役割を果たす2つの彗星についての予言がいくつもあるのである。ヘレン・ツィーマ・オットーの重要な三部作(その三作目は、A Five Year Plan in the Divine Economy: The Timing of the Divine-Ordained Events, The Verenikia Press,2011)は、来るべきシナリオを理解するために絶対必要な著作だろう。これは真剣な作品で、ポップカルチャーと2012年12月21日というマヤカレンダーの終了日にも批判を展開している。著者は、その主唱者の最も強い論拠は、ほとんどの人が2012年12月21日を終了日だと考えていることだ、と指摘している。(訳注:みんながそう思っているから、それを根拠にしている、との意味だろう。)この三部作は、2つの彗星の出現を描く近年のキリスト教の予言者による、比較的広く知られている終末の時についての論述である。(原注:ここでの予言者はアメリカのテレヴァンジェリスト(テレビで礼拝を行う伝道師)ではなく、カトリックやギリシア正教に属する人々で、地位の低い人も含まれている。また、これらの預言は彗星について語っており、惑星や褐色矮星ではないことも注意すべきだろう。)
これらの予言の重要性を高めているのは、オットーの著作は2010年12月10日のエレニン彗星の発見や、エレニン彗星に先立って本田彗星が現れるという知識がない状況で書かれたものであるからだ。このように、2つの彗星の予言を広範囲に調査したオットーの著作は、マヤカレンダーの終わりが近づいている今まさに起こっている異常な状況を説明するために書かれたものではない。この終わりの時に、2つの彗星が立て続けに出現するのは、もちろん、一つの彗星が現れるよりも遙かに稀な現象である。これらの予言が伝えるメッセージは、2つの彗星のペアは、手遅れにならないうちに、改心し神の意志へ委ねるように警告するサインなのだろう。私が以前から、神への関係を変え、意識を統合することが第9サイクルの目的だと述べてきたことからすれば、これは驚くには当たらない。これらの予言によれば、第1の彗星は、超自然的な本質が現れはじめるサインとしての意識への光の照射と関係しているだろう。「懲罰の彗星(Comet of Chastisement)」と呼ばれる第2の彗星の飛来によって、暗黒の三日間が起こるだろう。マヤカレンダーが2011年10月28日に最高点に達することと考え合わせると、本田とエレニンの2つの彗星が、これらの予言を成就させる重要な候補者であることは疑えないだろう。
これらの終末予言では、彗星が飛び去るまで家の中に籠もって清められたロウソクで過ごし、窓の外を見ないように勧めている。自分たちがどれほど神に背いてきたかを黙想した後、三日間に渡って絶え間なく祈り続けるように説いている。これは、私たちが完全に透明になって統合意識を達成するためにば、私たちの暗黒の側面と過去の全ての行為を照らし出す必要がある、という意味だろう。5年前に私とのインタビューで、マヤの長老ドン・アレハンドロ・オクスラが、三日間の暗黒を黙想と瞑想に捧げるように勧めていたことは興味深い。これらの予言がどれだけのメタファーを含んでいるかは、”日”という言葉が何を意味するかとともに、曰く言い難いが、ほとんど文字通りの物理的なシナリオとして実現するだろう。私たちは、これを切り抜けるために出来る限りのスピリチュアルな準備を整えておく必要がある。だが、さまざまな予言からすると、もっと現実的な準備も必要なのである。
エレニン彗星がこの予言の2番目の彗星に該当するとすれば、地球に最接近するときには多くの人々が恐れおののくだろう。ホピが語っている大いなる浄化と同じく、キリスト教の予言者たちも、清らかな心の持ち主だけが、恐れに屈することなく、この試練を生き残れると述べている。いくつかの予言は、地球の位置の何らかの形の乱れと大地震のために、人類の大部分は生き残れないだろうと語っている。だが、試練を恐れることなく、世界が滅ぶことはないと確信せよ、とも言われている。これらの予言の多くがインターネットで参照できるので、読者は自ら暗黒の三日間の予言を調べることができるし、これらの予言をどう捉えるかは一人一人の判断に委ねられる。これは余りに凄惨に聞こえるかもしれないが、それはまた私たちの暗部を浄化する機会とも見なせるのだ。この暗部の浄化は、現在のカオスがこれからさらに深まっていく先に、調和に満ちた人々の世界が生まれてくるために必要なのだ。
エレニン彗星と関連して暗黒の三日間が起こる3つの可能性が考えられる。第1は、彗星の尾が大変に長くて太陽を覆い隠してしまうというものだが、これはありそうにない。第2は、彗星が極端に近づいて地球を不安定にするというものだが、これもまたありそうにない。第3は、私が一番可能性があると思っているものだが、はじめに地質学上のアースチェンジが起こる背景について述べておこう。地球内部のマグマの対流が地表の大陸移動を起こし、それが地震の原因になっている。大陸移動の重要な目的は、グローバルブレインを作り出すことである。宇宙計画を実現するためには、人類がこのグローバルブレインと共鳴しなければならない。(訳注:コルマン博士は、地球を一つの巨大な脳と捉え、一人一人の人間の脳が地球脳と共鳴すると考えている。人間の脳が右脳と左脳に分かれているように、地球上の大陸も左右に分かれている。進化の過程に於ける哺乳類の脳の左右分化と大陸移動には並行関係が見られるのである。) 「現代最大の謎を解く(2001)」と「目的のある宇宙(2009)」の2冊の著書で、私は、一つのパンゲア大陸が2つの大陸塊に分離していく過程が、マヤカレンダーの第2サイクルのシフトと対応していることを示した。また、第7サイクルと第9サイクルは、それぞれ1755年のリスボン大地震及び2011年の東日本大震災と、巨大地震で始まっているのだ。日本の地震は、高い周波数への調整を伴う新しいサイクルの活動の開始が、新しい意識の極性に適合するために、地球のコアに影響を与えた結果なのだと私は信じている。このように、大変大雑把に見れば、大陸移動と地震はマヤカレンダーに従っていることが明らかになる。だが、多くの小さな地震については、その時期や正確な発生場所を予想することはできない。
私は、このような統一意識を伝達する上で必要な調整のために、第9サイクルを通じて激しい地震活動が続くのではないかと思う。しかしながら、ここが重要な点なのだが、もしいくつかのサイクルがその始まりの時に地質上の大変動を伴うのであれば、2011年10月28日に9つのサイクルが全て同時に結実を迎えるとき、さらに地殻の大激変が発生することはないのだろうか?このマヤカレンダーが最高点に達する時には、極めて劇的な地球内核の調整が必要となり、その結果として、地表では巨大な地震活動が起こるかも知れないのだ。そうすると、エレニン彗星-おそらく予言された「青い星」-の到着は、地震の発生と、ただ共時的に起こるのかもしれない。実際には、地震は、宇宙脳が統一意識の新しいフィールドと共鳴を作り出すために必要な微調整の結果なのだ。マヤカレンダーが終わるときに予想される地質活動が、極めて多くの火山活動を引き起こし、その噴煙が三日のあいだ太陽を遮って空を覆うのだろう。それから、調整後の地核は、自動的に、統一意識のフィールドと高度に共鳴できて、かつ共存できる人々を選ぶようになるのだろう。このシナリオでは、「青い星」は、ただ地震と共時的に出現しメッセンジャーの働きをするだけで、地震を引き起こす原因ではない。
たとえばエレニン彗星、ニビル星、HAARP(訳注:高周波活性オーロラ調査プログラム。一説には地震兵器とも言われる。)など、もっと機械的(力学的)な説明を求める人々にとって、このモデルは把握しにくいだろう。だが、私の著作を学んだ人々は、マヤカレンダーの創造波動が存在することを理解しているし、そしてマヤの人々が彼らのカレンダーを神聖なものだとしているのも理由の一つだ。それは、マヤカレンダーが神の創造計画を記述したもので、神の創造計画とは、それぞれが7つの昼と6つの夜からなる9階層のプロセスを通じて発展するのだ。この神の創造計画が最高潮に達する時を、私たちは、今、目撃しているのだ。それは壮麗きわまりないものとなることだろうし、そのために、聖書やコーランにも、マヤカレンダーに関連する重要な情報が見出されるのだ。(宇宙創造という)シンフォニーの作曲者は神なのだ。160億年に及んだ進化のフィナーレを、天災で終わらせようと神が望んでいるようには決して思えない。マヤカレンダーが神の創造シンフォニーであるからこそ、時の終わりのシナリオは、創造の目的が達成されるものでなければならないし、それは地球上の生命の死滅などではない。地球上の生命とは神の計画が作り出したという理解に欠ければ、人類の未来の希望はあっさりと失われるだろう。
この時の終わりのシナリオの引き金となる力学的要因-彗星、宇宙船、ニビル星、または宇宙計画-が何であるかは、そんなに重要な問題ではない。もっとも大切なことは、私たちがどのように関与していくかであり、その中心は人類の意識変容なのである。だが、宇宙からの衝突と創造計画のどちらを信じるかで、実際の対応は違ってくることだろう。もしも天体が衝突するリスクを取るならば、地下シェルターを用意することになるし、私が示唆したように、進化計画の終わりに地震が起こるとすれば、高台か海上に逃げることになるだろう。地核によって伝達された統一意識と共鳴する人々には、その時に何をすればいいのかが分かることだろう。
2011年10月28日に至ると、宇宙のレベルでは、二元性のフィールドは超克されて(transcended)、新しい世界では、統合意識へと移行しなければ私たちは生き残ることが難しくなることだろう。2つの彗星を物語る予言の数々は、私がこれまで第9サイクルについて述べてきたことと結論において一致するように思われる。たとえば、私たちが、今、しなければならないことは、自分のエゴへの奉仕をやめて神の創造計画へ仕えることであり、それは調和に満ちた世界の実現のために必要不可欠なのである。これはまた、私が長年にわたって一貫してマヤカレンダーの意識面を強調してきた理由でもある。すなわち、マヤカレンダーは統合と光へ向けて不可逆的に進行して行くので、もし、この重要な側面を無視してしまえば、人類の未来には本当に希望が失われることだろう。
私がここで2つの彗星に当てはめてみた予言的意味は、可能性であって、科学的な確実性を持つものではない。だが、私には、これらの彗星と関連して何か重要なことが起こりつつあるという直感がある。それは、今のところ誰にもその全体を理解することはできないし、それを解析するだけの物理的基礎事実も得られていない。けれども、マヤカレンダーから得られる進化モデルの知識と、時の終わりをめぐるさまざまな予言を重ね合わせてみれば、2つの彗星が古い世界の変容と新しい世界の誕生を告げるメッセンジャーであることに思い至る。この方法で、さまざまな起源に由来する予言の数々と、2011年10月28日(13アハウの日)の最高点に近づいていく、9つのアンダーワールドと13のヘブンからなるマヤカレンダーのモデルが完璧に整合していることが見出される。あとは、私たちがこの知識をどのように活用するかが問題であり、そしてこのことは直ぐにも徹底的に検討される必要があるだろう。
ホピ族の予言によれば、大いなる浄化のために「青い星」が現れるときに、カチナはダンスをやめて仮面を外すという。これは、私が長年にわたって一貫してレクチャーしてきたことを暗示しているものだと信じている。すなわち、フィルター(仮面)がなくなれば、私たちはもはや神の計画の操り人形(カチナ)から解放されて自由になり、マヤカレンダーに記された神の進化プロセスに従属することなく、共同創造者になるのである。新しい世界が生まれる2011年10月28日の後では、人々は、一瞬一瞬を生きる人生を歩み、新たにもたらされた統合意識の中で自由に現実を創造するだろう。これが、予言に記された困難のあとに実現する、平和に満ちた新しい世界の誕生なのである。
Carl Johan CallemanSeattle, June 23, 2011 (3 Ben)
Carl Johan Calleman is the author of Solving the Greatest Mystery of Our Time: The Mayan Calendar (Garev 2001), The Mayan Calendar and the Transformation of Consciousness (Bear and Co, 2004) and The Purposeful Universe (Bear and Co, 2009). His web site is www.calleman.com. See also www.mayanninthwave.com andwww.treeoflifecelebration.com.