ブログ「ヤスの備忘録」2011年9月24日に、コールマン博士のインタビュー記事が掲載されました。
以下に引用させていただきます。

コルマン博士の最新インタビュー

最後のテーマに行く。最近コルマン博士は。9月13日にキンバレー・イエーガーという人物が主催するネットラジオ、そして16日には「レッドアイスラジオ」というスエーデンの著名なネットラジオの2つのインタビューにこたえた。9月16日のインタビューは有料メルマガに詳しく要約した。ブログでは13日のインタビューの要約を紹介する。

自分の生い立ちとマヤカレンダー

私は1950年5月15日に生まれた。発癌性物質の研究者として訓練を受けたが、29歳のとき所属していたストックホルム大学から中南米に行ってスペイン語を学ぶ機会が与えられた。いま思えば、これはいわばマヤの地から呼ばれたような感じだった。

このときの体験は私に非常に大きな影響を与えた。現地で出会った人々は私を仲間として迎え入れ、この地に私は何かの使命があると強く実感した。しかしこのときは人生のコースを変えたわけではなく、研究者としての道を歩んだ。

私はアメリカ西海岸、シアトルのワシントン大学で研究者としてのキャリアを歩んでいた。しかし1993年、私はマヤカレンダーの研究に専念するため、科学者としてのキャリアから全面的に撤退することにした。それ以来、マヤカレンダーの研究者として活動している。

コズミックコンバージェンスについて

マヤカレンダーにはいくつかの意味がある。ひとつはマヤカレンダーを適用して自分の周囲の出来事の意味を知るということだ。だが重要なのはもう一つの側面である。マヤカレンダーは意識の進化の壮大な予定表なのだ。私はこれを発見してから、これを世に伝えなければならないと強く感じた。

コズミックコンバージェンスにはいくつかの意味がある。過去に2度同じような儀式があった。ひとつは1987年のハーモニックコンバージェンスである。これは新しい意識の誕生を祝うイベントであった。そして次は昨年のコンシャスコンバージェンスである。これは今回のコズミックコンバージェンスの準備をするようなイベントであった。このどちらの儀式もマヤカレンダーに基づいたものだ。

コズミックコンバージェンスのコンバージェンスとは「収斂」という意味だ。つまり、統合意識をもたらすエネルギーはコズミックコンバージェンスのイベントに集中するということだ。これは、10月28日に終わるマヤカレンダーの最後の夜の期間となる第6の夜の開始日に行われる。これはとても重要なのは時期なのだ。

エレニンすい星について

マヤカレンダーの終わりにはエレニンすい星が近づいている。私は個人的には、これはホピの予言が伝えるブルー・カチナだと思う。

いまネットではエレニンの話題でもちきりだ。エレニンの存在に関してさまざまな億則が飛び交っている。ただ私は、今回のコズミックコンバージェンスの儀式でエレニンの存在そのものが大きな役割を果たしているとは思わない。コズミックコンバージェンスが行われている9月26日には、エレニンは太陽と地球と直列する。エレニンの出現は、マヤカレンダーが予測している統合意識の現れが、まさに宇宙的な広がりをもつ事象であることを我々に実感させてくれる重要な象徴なのである。

マヤカレンダーとは、地球だとか太陽系だとか狭い範囲の変化を表すものではない。マヤカレンダーは宇宙全体を貫くエネルギーの発現であり、エレニンはこれを伝えるためにやってきたメッセンジャーのような役割を担っているのではないかと思う。

コズミックコンバージェンスの時期と決意について

コズミックコンバージェンスが第6の夜の期間に行われるというのはとても重要なことだ。マヤカレンダーでは、昼の期間に大きな出来事が発現し、夜の期間には潜在するというリズムになる。夜の期間は、起こった出来事の意味を内省するには絶好の期間だ。そして第9サイクルの第6の夜は、マヤカレンダーの最後の夜の期間になる。つまり、我々が内省し反省する最後の機会になるということだ。この期間に我々は統合意識を呼び込み、その一部となる決意をしなければならないのだ。

もちろん、コズミックコンバージェンスの4日間に統合意識へと一気にシフトするというようなことはない。統合意識の発現はゆっくると進む。だが、この期間に統合意識をもたらす決意をしっかりと固めることが重要なのだ。決意した段階で神的なエネルギーはすぐに動き始めるのだ。だから、主体的な決意こそもっとも重要だ。

否定的な感情とコズミックコンバージェンスについて

ところで、人間であればだれしも暗い側面をもっている。この暗い側面から出てくる相手の否定的な感情が自分に向けられることはよくあることだ。このようなとき、決して否定的な感情に同じような否定的な感情で反応してはならないのだ。コズミックコンバージェンスでは、このような反応はしないと決意することがとても重要なのだ。

コズミックコンバージェンスの期間には、決意することがとても大事になると思う。実は私自身、決意の重要性に最近になって気づいたのだ。私はこれまで、何かに導かれるようにマヤカレンダーを研究し、いまのような立場になった。なので、意識進化の過程で、主体的な決意が重要になるとは思っていなかった。しかしいまは、統合意識をもたらすと決めた強い決意こそもっとも重要なものである確信している。

決意すべき内容について

決意するべき具体的な内容は2つある。

ひとつは、自分の人生を自我で決定するのではなく、神性によって導かれるようにすると決意することだ。

そして2つ目は、相手がどんなに否定的な感情をこちらに向けようとも、同じような否定的な反応はしないという決意だ。一度否定的な感情に否定性で反応してしまうと、どんどん否定的な感情が拡大し、取り返しがつかない状態となる。

これらのことを、個人でも集団でもよいからしっかりと決意するイベントがコズミックコンバージェンスのイベントなのだ。

第7の昼について

10月11日からいよいよ第9サイクルの最後となり、マヤカレンダーの最終期間となる第7の昼に入る。10月28日でマヤカレンダーのすべてのサイクルが終了する。これはこれまで人類の意識進化を主導してきたサイクル全体が終わる。つまり、進化の段階が頂点に達し、統合意識がはっきりとした形をとって誕生するのがこの期間だ。

もちろん、統合意識が一気に出現し、すべてが一気に変わるなどということはない。これから統合意識の力が次第に強まり、個人のみならず社会や経済のあらゆる側面に強い影響を与え始める。もちろんこの過程で、既存の自我や階層構造、そして権力構造に基づいた古いシステムは全面的に崩壊しなければならない。

マヤカレンダー終了後の変化について

マヤカレンダーの終了後には、時間の感覚が大きく変化するはずだ。

これまでの人類の歴史には明らかに意識進化のはっきりとした方向性が明示されていた。たとえば、第6サイクルの期間には、左脳の圧倒的な優勢に基づく自我の強化や分析的な知の台頭、そしてそれらを前提とした階層構造や国家が出現し、また第7サイクルでは現代の科学や新しい通信手段が現れて世界をひとつに結び付けるというように、人間の歴史はマヤカレンダーの進化の予定表に引っ張られるように進化してきた。我々が時間を、一方方向に流れる単線的なものとして体験していた理由は、私はマヤカレンダーが説き明かしたような、はっきりとした進化の目標をもった時間が存在していたからだと思う。

マヤカレンダーの終了で人間を引っ張るいわば強制力のようなものはなくなると思う。この結果、我々は特定の目的のある方向へと引っ張られながら生きて行くということは希薄になるのではないかと思う。ある目的を実現するために生きるという目的合理的な生き方ではなく、生きている一瞬一瞬を心の底から楽しむ、いわば「いまを生きる」ような生き方に変化するはずだ。

以上である。

コズミックコンバージェンスは23日から26日の期間である。日本時間では24日から27日だろうから、ちょうど今日からコズミックコンバージェンスは始まったことになる。コルマン博士とともに統合意識を呼び込むための「決意」をするとよいだろう。
宇宙的コンバージェンスの期間は明日9月26日までです。
すでに全国でたくさんの個人やグループが実施しています。
この2日間には、3分でもいいですから、意識をワンネスと宇宙に向けましょう!

今日9月23日からマヤカレンダーの第6夜が始まります。
これから26日まで、統合意識の実現を願って全世界で祈りと瞑想が行われます。

私たち一人一人が、エゴを手放して神性の導きに委ねること、悪に悪をもって報いる権利を放棄することを宣言して、静かな祈りや瞑想で過ごしましょう。
はじめに:宇宙的コンバージェンスのコンセプト
宇宙的コンバージェンスは、マヤカレンダー研究家カール・ヨハン・コールマン博士が全世界に呼び掛けているイベントです。
これはマヤカレンダーが指し示す10月28日の宇宙創造を成就させるために、私たち一人一人が統合意識の実現を願って、祈りや瞑想を実践すものです。
特定の宗教やドグマに縛られるものではなく、どなたでも自由なスタイルで実行されて構いません。
実施するに当たってのお願いは、統合意識(覚醒意識)への希求に加えて、
9月23日から9月26日までの期間に行うことと、神性への委ねと報復の放棄を宣言することです。

◇ マヤカレンダーは、人類の精神の発展を表す予定表です。
 人類の精神の発展には宇宙計画に基づく段階があり、そのときどきの宇宙的なエネルギーにより達成するテーマが決まっています。マヤカレンダーは、宇宙的な視座からもたらされた聖なるものなのです。
◇ マヤカレンダーは、2011年10月28日に終了します。
 これは、決して世界の終わりなどではなく、宇宙創造のひとつの完成なのです。
 そして、このカレンダーに示される人類の精神の発展の最終テーマは「統合意識(覚醒意識)」を達成することです。現在は、「統合意識(覚醒意識)」を達成させるための宇宙的なエネルギーが降り注いでいます。
◇ 統合意識の達成とは、二元性の克服です。
 そして、マヤカレンダーの完成にあたって、できるだけ地球と人類へのダメージを少なくするために、最も効果的なタイミング(マヤカレンダーの第6夜の始め+エレニン彗星の接近)を選んで、世界中の人々に「私は統合意識を達成します!」という宣言と意識の変化を呼びかけています。


以下は、コールマン博士からのメッセージです。


 皆さんご存じのとおり、世界を覆うカオスは激しさを増しています。そして、この状況はすべて古代の預言‐キリスト教、ホピ族、マヤ、イスラムを含む‐で語られてきたことです。もはや「平常」に戻るということはないのです。
 実際に、階層的な秩序と二元性の原則に基づく私たちの世界は、変わりつつあります。また古代の預言は、多くの人々が変容することによって、現在の世界に続く新しい世界が生まれる可能性についても語っています。しかし、そのような変容が自動的に起こることはないのです。なぜなら、私たちひとりひとりが自由意思を持っているからです。この変容は、新しい生き方、すなわち統合意識へのシフトを自ら担うという、ひとりひとりの責任と貢献にかかっているのです。
 このことが、宇宙的コンバージェンスの前提となります。このイベントは、参加を望むすべての人によって、2011年9月23日から26日にかけて、世界中で、個人単位あるいは大・小のグループで行われるものです。もちろん、人種、宗教、国籍、性別にかかわりなく、誰にでも開かれたものです。

 このイベントの実施時期は、宇宙的な性質をもつ、ふたつの現象が交わる時を選んで決められています。ひとつは、マヤ暦に基づくもので、このタイミングは、統合意識に基づく新しい生き方を決意するための絶好の機会となります。この決意を行うことは、2012年から始まる新しい世界へのパスポートを手に入れることと言えるでしょう。さらにエレニン彗星が、ちょうど地球と太陽の間を通過する時でもあります。エレニン彗星の重要性についての解釈は多岐にわたりますが、唯一、当然のこととして言えるのは、この彗星が人類の宇宙的な起源についての経験を強めるということです。

 宇宙的コンバージェンスの主催者・参加者は、統合意識へのシフトを約束することを基本とする限り、自由な発想でイベントを創っていただいてかまいません。参加される皆さんには、この約束の表明として、次の二つのことを宣言していただきたいと思います。
1.私たちは、私たちの人生を、エゴではなく、常に神性の導きに委ねます。
2.私たちは、悪には悪を、暴力には暴力をもって他者に報いる「権利」を放棄します。

 これらの宣言に基づいて、イベントでは祈りや瞑想など、さまざまなスピリチュアルな実践が行われることでしょう。ここで最も大事なことは、遥か彼方にまで及ぶこれらの宣言がもたらす効果について、これを宣言した者が、どれほど深く心に刻み、確かめることができるか、ということです。このイベントが開催されるまでに、外の世界でどのようなことが起ころうと、宇宙は私たちに、私たち自身から始まる世界の根本的なシフトに向けて立ち上がるように、呼びかけているのです。マハトマ・ガンジーの言葉を借りるなら、「世界を変えたいのなら、自分自身がそのような変化となりなさい!(Be the change you want to see in the world!)」ということです。

 どうか、このシフトの実現のために力を貸して下さい。そして、地球上の皆さんに、私たちの世界を変容させるための、厳粛かつ楽しいイベントに参加することを勧めて下さい。あらゆる手段を駆使してこのメッセージを広めて下さい。さあ、私たち自身が変容して、新しい世界を誕生させましょう。たくさんの人々を集めて下さい。それも、大きなグループよりも、厳粛な雰囲気でひとりひとりが内面に沈潜できる小さなグループが望ましいでしょう。

宇宙的コンバージェンスのさらに詳しい内容は、こちらの記事をご覧下さい。

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 2011年8月18日から第9サイクルの第5夜が始まる。そして、このエネルギーが何をもたらすことかと多くの人々が固唾を呑んでいる。歴史を振り返ってみると、第5夜は常に極めて破壊的な時期になっており、そのために特に興味を掻き立てるのだ。第5夜は、どんな形であれ破壊をもたらす”暗黒時代”と呼ぶにふさわしく、そして例外なく急激な経済的衰退が伴っている。だが、マヤカレンダーが表すエネルギーを、破壊的か建設的かのいずれかに断定するのは、決して正しい理解ではない。なぜならば、創造者であると共に破壊者でもあるヒンドゥのシバ神と同じように、マヤカレンダーの全てのエネルギーも創造と破壊の両面を備えており、そして、破壊とは、新しく生まれて来るもののための場所を用意することでもあるのだ。この極めて重要な”終わりの時”に生きている私たちにとっては、マヤカレンダーから最も適切な情報を読み取るとともに、それを単純化しすぎないことなのだ。マヤカレンダーのエネルギーの多面性を認識することによって(それに黙示録16章を含めてもいいだろう)、私は、7月31日から8月17日の第5昼の間に第9サイクルが経済崩壊を引き起こすだろうと、正しく予言できたのである。(http://www.calleman.com/content/articles/Third_day_Ninth_Wave.htm, May 22 and http://www.calleman.com/content/articles/Beginning_4thNight_9thWave.htm, July 13) 
 この経済の悪化は破壊的で「昼」に起こる事件にはそぐわない、と感じる向きもあるだろう。
 しかし、統合意識を出現させることが第9サイクルの主要な目的である、という視点から見れば、それは未来への道を整える建設的な事象なのだ。この仮定に立つと、経済危機の深まりは、マヤカレンダーの卓越した正確さを証明して見せたと言えるのかも知れない。第5昼では、ヨーロッパのいくつかの大銀行の安定性が大きく揺さぶられ、政治指導者たちは危機へ対処するためにテレビ会議を繰り返した。一方、アメリカ国債はトリプルAの格付けを失い、第4夜のミッドポイント以来(それは第5昼のエネルギーが宿された時である)、7兆ドルの株式価値が消失した。

 だが、アメリカの信用力の低下と7兆ドルの株式価値の喪失は、実際には、(株式や証券など)ある種類の「紙」に関連する数字が低下した、というだけの意味でしかない。そうすると、「この経済危機は、”実体経済”には何の影響もない」というコメンテーターたちの言葉は、本質的には正しいことになる。第5昼の統合意識は、抽象的な価値と実在する価値という、心理的な二元性にショックを与えただけなのだ。だが、この危機が”虚構の経済”だけに留まってくれると期待することはできないだろう。このように、私は、今始まろうとしている第5夜が、実体経済を破壊すると予測する。それがどれほどの早さで顕れてくるかは言い難いが、多くの西欧先進国に発生する大量失業を背景にしたものになるのではないかと思う。(もちろん失業率はすでに高い水準にあるが、それでも、多くの人々はまだ従来のライフスタイルを維持している)。また、私は、株式市場からの大規模な逃避と、通貨の安定性の喪失が、新しい革新的な解決策の模索を余儀なくさせるように仕向けるだろうと思う。

 紙の上での変化に較べて、現実の変化という観点からは、第5昼のブレークスルーをもたらすエネルギーは、政治の世界にもっとも顕著に表れていた。政治面では、西欧主要諸国の政府の権威が崩れ始めているのだ。イギリスで起こった暴動と略奪がその一つだし、アメリカの政治システムは、国債発行上限の議論で茶会の少数意見を排除することができなかった。何かが、国家の政治システム全体の力を劇的に弱めているのだ。他の多くの西欧諸国と同じく、アメリカ政府もまたその財政力に較べて多額の債務を抱えているのは事実だが(この多額の負債は茶会が作り出したものではない)、この政治状況こそがアメリカの信用力を低下させた主要な原因なのだ。とにかく、アメリカの政治制度は大きな打撃を受け、その機能回復の方策は誰にも見えないのだ。

 このように、経済の見通しは極めて厳しく、主要政府の権威が著しく失墜したうちに、世界は第9サイクルの第5夜にさしかかっている。もちろん、このような道筋は、第8サイクルと第9サイクルの進展を通した人類の意識のシフトに基づいて、私がかねてから著作の中で予言していたこと、すなわち階層的な支配構造の弱体化と没落である。しかしながら、私は、統合意識への移行はスムーズで容易であると考える理由はないし、頑強な巻き返しも起こるだろうと繰り返し述べてきた。今や、誰にも想像できなかった早さで、第9サイクルとともに劇的な変化が起こっているのだ。その一部として、私は、第5夜の始まりに起こる実体経済への打撃に加えて、深まっていくカオスに対するある種の政治的な反動も生じるのではないかと思う。アメリカにおいては、たとえば、テロリズムへの対処などを口実にして、オバマ大統領と、新しい、いわゆる”超議会(Super Congress)”に強大な権限を与える形を取るかもしれない。だが、カオスが深まっている-とりわけ経済界で深刻な-状況を思えば、そのような方策が人々から大きな支持を得られるとは思えない。

 私自身は、第5夜の全体を通して経済危機はひたすら深まって第6昼へと続き、2011年10月28日のマヤカレンダーの終わりまで、多くの人々を巻き込み続けていくと見ている。そうすると、私が信じているような現在の政治経済システムの衰退の進行を食い止める解決策が求められることだろう。私の解答は、ただ、現在の世界の経済システムのフレームワークの中には解決策はない、というものだ。なぜならば、現在の経済システムは、それが作動し生き延びるために、経済成長を至上命令としているからだ。
 だが、今や私たちがその始まりを目撃しつつある世界経済の崩壊の後に、とても単純な解決策が得られるのである。それは、あらゆる債務の免除である。政府レベルの債務だけでなく、普通の人々が、クレジット・カード、住宅ローン、賃料、そのほか様々な形で背負っているあらゆる債務を免除することが、もっとも重要なのだ。そのようなあらゆる債務の免除は、お金の使用が終わることと表裏一体になるだろう。それは、どんな形の交換も伴わずに、人々が働き続けるということを意味する。このことによって経済成長は終焉し、この惑星を救うことになるだろう。それはまた、人々を、生き延びるためにお金を稼ぐことから解放するだろう。誰もが生きていくために必要な仕事を続けるために、人々が相互に助け合い、見返りとしてお金を求めることなく幸福な日々を送ればよいのだ。これは、技術的にはそんなに難しいことではない。世界経済の問題に対処するためのこのような解決を妨げるのは、主に政治的、法律的な要因である。このようなシステムの中では政府や銀行の必要性は見出し難い上に、世界の軍事力を握っているのは彼らだから、もちろん抵抗するだろう。
 それ以上に、少なくとも現在の世界では、多くのごく普通の人々にとっては、ただ生きることを楽しむということは困難であろうし、そのために、あるがままの穏やかな共生よりも、いつも何かをせずにはいられない衝動に駆られているのだ。だが、私は、それでも、9月6日から始まる第9サイクル第6昼には、このような負債とお金を消滅させる解決策を指向する最初の例が現れるだろうと予想している。それこそが、2011年10月28日にマヤカレンダーが終わった後に新しく生まれる世界への道を切り拓くのだ。不幸なことに、地球上の何億人もの人々はマヤカレンダーに関する基礎的な知識も、その終わりの日も知らないのだ。そして、この知識がなければ、今の世界で起こっていることを理解するのは容易ではないだろう。
 私たちは、この状況の改善に努めなければならないのだ。


Carl Johan CallemanParis, 5 Manik, 17th day of the Fifth day (August 16, 2011)
2011年9月23~26日の宇宙的コンバージェンスに参加しよう!

 本稿を執筆している2011年7月31日は、第9サイクル第5昼の始まる日であるとともに、全てのサイクルが完了してマヤカレンダーが終了する2011年10月28日が急速に近づきつつある。まだ3つの「昼」が残されているが(通常の数え方で3ヶ月以上である)、第9サイクルが進むにつれて、統合意識への変容に向かう高い周波数の現れが激しくなっている。私たちは、誰でもこの最終的な変容がどのように顕れて来るかをイメージしてはいるが、その詳細については、正確なことは誰にもわからない。私たちは、患者をどのように扱うのか予想できない(宇宙という)医者の待合室に座っているようなものなのである。

 第9サイクルのシフトポイントの全体で、さまざまな創意に満ちたイベントが計画され、そして、それは最高点に向けた第7昼のミッドポイント(2011年10月21日)、終了点(2011年10月28日)ばかりでなく、2011年11月11日(グレゴリオ暦の11:11:11)にも計画されている。後者の日付はマヤカレンダーではなく数秘学に基づくものだが、マヤカレンダーによって意味を深められるとともに、それは、”終わりの時間”を通過して、その後の新しい世界の創造を祝う日なのである。私は、シフトポイントのこのような創造的なセレモニーを奨励するし、とりわけ、それらのイベントがマヤカレンダーの本当の意味と、さまざまな「昼」と「夜」を、より広く人々に理解させるものであるように願っている。だが、私たちが、今、ここで特に取り組まなければならないイベントの必要性を、とりわけ強調したい。プロセスのこの側面のためには、第6夜の始まるシフトポイントに、十分な注意を向けておく必要があるのだ。それは、第6夜が始まる2011年9月23日からの数日は、マヤカレンダーのエネルギーシフトが収斂する時であるとともに、エレニン彗星が地球と太陽の間を通過するからなのである。(もちろん秋分のセレモニーを加えてもよい。)

 このエレニン彗星は小さな彗星だが、インターネットで絶大な注目を集め、時には大なり小なりの恐怖を伴う予言と関連づけられている。そのEleninという名前からして、「絶滅レベルのイベント(Extinction Level Event)、El +Lenin(神+反資本主義革命)、Ellen In(光を意味するEllen、Helen、Elaineといった人名)、またはEl enin(神+9つのアンダーワールドの神性の計画の完了)など、さまざまに読み替えられている。だが、私たちが実際に知っているのは、この彗星がマヤカレンダーの終了する2011年10月28日とシンクロしているということだけだ。このように、ユニヴァーサルアンダーワールドとも呼ばれる第9サイクルは、以前にはなかったやり方で、人生に宇宙的な広がりをもたらすのだ。言い換えれば、ユニヴァーサルアンダーワールドにおいては、人類は宇宙の市民なのだ。意識のシフトによって、地球外のあらゆる出来事に興味を深めるようになったのだ。だが、おそらく、このシフトは主に私たちの宇宙における起源への関心を強め、そして、コスミックコンバージェンズは、第6夜の始まる時に、この体験を十分に満たしてくれることだろう。このように、ここでの「コスミック」という言葉は、それに付随する知性と相まって、マヤの文脈においてはより深い意味合いを帯びている。

 私は、マヤカレンダーが真に宇宙的で、そして神性が定めた時間計画の表現されたものであることを、強調しすぎることはないと思う。マヤカレンダーを通して、神性の時間計画が目的を持ち、そして慈悲深いことが知られるのである。このカレンダーが7つの昼と6つの夜からなるサイクルによって発展する神性の計画を記述していることを認識できないならば、絶望や、世界の終末という信念に陥る危険がつきまとうことだろう。(神性の計画との繋がりを欠くために、マヤカレンダーが終わるのは2012年12月21日であるという誤ったポップカルチャーは、しばしば終末思想と関連づけられるのである。)マヤカレンダーに記された計画が神性に裏打ちされたものであるために、宇宙で起こることには偶然など一つもないことが明らかになるのである。あらゆることが、宇宙計画の目的を成就させるための役割を担っているのだ。私たちがたとえ困難や挑戦に直面しつつあっても、それらは意味を持っているのだ。このような視点からすると、第9サイクルの第6夜の始まるときと第7昼に、エレニン彗星の出現を通じて、神は私たちに何を語りかけようとしているのかという疑問が生じるだろう。結局、彗星は、”終わりの時”に、私たちに語りかけようとしている神の言葉の一つなのだろう。

 もうひとつ、第9サイクルの、とりわけ第6夜と第7昼について分かっていることは、図1に示したとおり、これが統合意識へ向かう極性のシフトをもたらすということだ。そうすると、エレニン彗星は、この最後のシフトのメッセンジャーと見なせるかもしれない。今日では、エレナ・ブラヴァツキーやエドガー・ケイシーなどのサイキックによって、ポールシフトが差し迫っているという情報がもたらされている。だが、ほとんどの地球科学の専門家は、近い将来にポールシフトが起こる根拠はないと述べている。おそらくは、ブラヴァツキーもケイシーも、マヤカレンダーの異なるサイクルがもたらすシフトに馴染んでおらず、そしてそれを表現する言葉がなかったために、彼らは単に誤ってそのようなシフトを地球の電磁気的なシフトだと述べたのだろう。このような解釈を支持する例としては、ケイシーは2000年にポールシフトが起こると予言した。実際には地球のポールシフトは起こらなかったが、しかし、1999年にマヤカレンダーの第8サイクルが活動を開始したことによって、意識極性のシフトが起こったのである。ケイシーがトランス状態で見たのは、この意識極性のシフトだったのだろう。彼はそれを地球のポールシフトと間違えたのだ。

 意識極性のシフトは、マヤカレンダーのシフトポイントにおいて、全宇宙、銀河系、太陽圏、惑星、人類など、宇宙のさまざまなレベルで共時的に起こるのだ。現在の第9サイクルでは、統合意識を創造するシフトがもたらされる。そうすると、私たちは、個人としてこのシフトに関わり、私たちの心からあらゆる闇のフィルターを取り除くには、どうすればいいのだろうか。結局は、自分自身を変容させる直接の力を持っているのは私たちだけなのだ。それは、偉大なインドの指導者で賢人のマハトマ・ガンジーの言葉に表れたように拡がるのだろう。ガンジーは、「あなたが世界に望むような変化が起こるだろう(“Be the change you want to see in the world.”)」と語っている。

 宇宙的コンバージェンズにとって、これは何を意味するだろうか?マヤカレンダーの法則では、サイクルの夜と昼のエネルギーは、内面の準備と外部への表出として相互に関係している。このことは、9月23日から始まる第6夜と10月11日から始まる第7昼の、全創造スキームの最後にあたるエネルギーのペアには、とくに当てはまることだろう。このエネルギーの交替は、第6夜が私たちを祈り、黙想、瞑想などに向かわせ、反対に第7昼は、第6夜に培われた内面の変化を顕在化させるグローバルなセレモニーへと向かわせることだろう。聖性に基づく儀式や祭式は、私たちの再構成された内面の情景を外に向けて表現する上で、大いに役立つことだろう。

 エレニン彗星は、図2のBの時点に、遍在する宇宙的な知性にエゴを明け渡すように、そしてそれが統合意識へ向けた極性のシフトに参与できる最後の機会になると、私たちに警告しているように思える。この統合意識は、ワンネス、あるいは神意識と呼んでもいいだろう。これはまた、”2012年問題のエキスパート”は言うに及ばず、今日の進化論的なリーダーたちの統合性が試されることになるだろう。エレニン彗星は、マヤカレンダーやそこに表された神性の計画を知らない多くの人々にとっても、最後のウェイクアップコールに聞こえることだろう。結局、第6夜は、この最終サイクルがもたらす極性のシフトに備えて私たちが内面に沈潜できる、最後のエネルギーの期間なのだ。第7昼が始まれば、新しい極性が顕在化し、その最後の仕上げが行われるのだ。

 2011年9月23~26日の宇宙的コンバージェンズが、これまでのイベント、たとえば同じく統合意識への希求を意図した2010年7月17~18日のコンシャスコンバージェンスと異なっている理由は、この最終局面の性質によるからである。宇宙的コンバージェンズでも、この統合意識への希求に努めることは必要である。これは、神性と繋がり、内省と魂の昇華(soul searching)を行うときなのだ。神性との繋がりは、集中した祈りや、そのほかのスピリチュアルな実践を行うことで達成できる。宇宙計画と調和し、その意識極性のシフトと調和するために、私は次のコミットメントを宇宙的コンバージェンズの基本にするように提案したい。

(1)一貫して神性の導きにコミットし、私たちのエゴによって行動や人生の方向を惑わされないようにすること。
(2)私たちの内なる闇からの独立を宣言する。それには、他者の闇と戦うために、自己の闇を用いることを正当化することすらも、手放すことである。http://www.youtube.com/user/forunity#p/u/2/pkVHYQFL2Xk (私は、内なる闇とは、永遠の何かしらの暗い力ではなく、図1に見られる低いサイクルに起因する闇のフィルターによるものだと理解している。)

 このように、宇宙的コンバージェンズは、本質的に私たち一人一人が世界にどんな変化を望むのかを、はっきりとさせることなのだ。私たちが過去に準備をしていなければ、これは極めて不愉快なものになることだろう。これは、この惑星上の他の人々や力の情勢を非難する行事ではない。それは、個人的に責任を負うことなのである。そこでは、私たち自身の内に沈潜し、私たち一人一人が、他の人々や地球の自然を傷つけてきたことを見つめなければならない。私たちは、この世界の暴力や戦争への不満を口にせず黙ってしまうことや、あるいは、その脅威を、自然な状態だとして、慣れてしまっている。それでも、密かに他者を非難したり、ただ「そんなものさ”the way things are”」と見守りながらも、不平を言っていることが一つある。そして、私たち一人一人が、どれほど世界を悪くする選択をしてきたのかを、まったく異なった見方をするのだ。ここでのアイデアは、私たちの人生におけるそのような実例と選択を検討しながらも、罪悪感にとらわれず、むしろ行動の矯正を通して癒しへの道を見つけ出すことなのだ。なぜなら、私たちは、ほとんどの場合に、この惑星上の出来事についてのどんな個人的な責任も、抑圧されたり無感覚になっているので、私たちは、過去のそのような実例を思い出すために祈らなければならないだろう。そのために、もしも私たちが本当に自分自身に極性のシフトを実現したいと望むのならば、そして、たとえばその上にできるコミットメントを抱擁したいと思うのであれば、私たちが過去にそのようなコミットメントと共に生きることにどれほど失敗してきたかを認識し、魂の昇華を行うことが必要である。もしそうしないならば、私たちは闇のフィルターに支配され続け、極性のシフトは成就しないだろう。

 このように、宇宙的コンバージェンズは統合意識への変容に責任を負い、そのために献身する参加者のためのものである。もちろん、これは困難な仕事に見えるだろう。だが、私たちが自分自身で統合意識へのシフトをやらなかったら、いったい誰がやるというのだろうか?コスミックコンバージェンズは、少なくとも、私たち自身が引き返すことなく意識極性のシフトに向けて献身するための機会を提供するだろう。そのような責任を持って生活することは、すぐには難しいだろうけれども、真剣に受け止め、熟考することによって、新しい世界への適切な導きという力強い結果が得られるだろうし、そのような統合意識の実現に向けて真剣に責任を負うことが、まさに必要なのだ。

 私自身は、この時にはマヤとホピの長老たちと一緒にフランスで平和の祭典に参加する予定だ。 (http://www.lothlorienfestival.com/EN)  そこで、私たちは瞑想することにしている。その内面的な性質のために、宇宙的コンバージェンズは、一人で行うか、あるいは安心して体験を共有できる小さなグループで実行するのが理想的だろう。私は、過去と私たち自身への内省と癒しの雰囲気の中でプロセスを進めることをお勧めしたい。そして地球全体を覆う宇宙的コンバージェンズの集合的なエネルギーの上に、矯正を与えるのだ。

 聖なる責任を定めるために、誰もがロウソクの光を用いるのがいいだろう。宇宙的コンバージェンズへの参加は、個人であれグループであれ、もちろん、それぞれの表現方法を用いればよい。しかし、統合意識への変容に向けたコミットメントは、誰もが行わなければならない。宇宙的コンバージェンズでは、私たちが求めるものが何であれ、それに委ねなければならないのは私たち自身なのである。コミットメントを実現する上で、エレニン彗星の出現は、このイベントを宇宙的な次元へと自然に結びつけるし、同時に、私たちに、人類共通の運命を経験させてくれるだろう。この大きなスケールの文脈において、私たちは、統合意識へと向かう極性のシフトを実現していく必要があるのだ。このようなことを行う人は、誰でも、大きく変わり、そして周囲の人々に、光と希望を広げることだろう。もし今という時間が私たちの生存にとって危機的なものであれば、このことは、より必要になるだろう。2011年9月23~26日の宇宙的コンバージェンズは厳粛で簡素なイベントとして、世界中のどこにいる人にとっても、とても深いレベルで統合意識と繋がることになるだろう。

 私は、人類にとってこれが最後のチャンスであると感じている。最後の審判(the day of reckoning)はそこまで来ているのだ。統合意識へと向かう極性のシフトへのコミットメントは、これから誕生する新しい世界へのパスポートであるとともに、世界が生き延びるための唯一の望みだろうと感じられる。闇のフィルターは数千年にわたって人類を支配し、そこには解決は得られないのだ。もし人類がこのコミットメントをしないならば、世界が生き延びることは期待できないだろう。このように、私は、このメッセージを広めるためにみなさんに最大限の尽力をお願いしたい。そして、周りの人々にも、統合意識へのシフトに厳粛にコミットするように励ましていただきたい。私たちは、待ち望まれている存在なのだ。そして、それは全て私たち自身にかかっている。私たちが自身の偉大さを求めるのであれば、それは否定の内に見出されるのではなく、また恐れを引き起こすものは排除されなければならない。この創造が地上に現れるにしたがい、私たちがなすことを正視する勇気の中に、偉大さが見出されるのである。第9サイクルは、宇宙レベルでの変化をもたらし、私たちもその中に巻き込まれるが、しかし、それは私たちの魂の奥底からの深く真摯なコミットメントなくしては、起こらないのである。

Carl Johan CallemanJuly 31, 2011 (2 Chuen) First day of the Fifth day of the Ninth wave
原文

 今日、グレゴリオ暦2011年7月13日から第9波の第4夜が始まる。私には、この夜の期間は、2011年10月28日のマヤカレンダーの最高点へ向けてこれから迫り来る劇的なシナリオに備えができる、最後の時間のように思われる。宇宙の多くのレベルが同時に完成される、この第9波がもたらす統合意識へ向けた変容について、私は一連の論文で概要を述べてきた。それらは www.calleman.com とwww.mayanninthwave.comに掲載している。この第4夜は、この完成に向かうシナリオに私たちが正しく対応しているかどうかを、自分自身の直感に問い直してみる大切な時期なのである。また、”時間が終わった後の世界”(これは矛盾する観念だけれども)に備えて、今、何をするべきかを自問しておくことも大切なのである。不幸にも、多くの人々が、ニューエイジの”研究者”たちに惑わされて、マヤカレンダーは2012年12月21日に終わるものだと信じ込んでいて、問題の緊急性を認識している人は世界中でも少ないのである。

 2ヶ月前に、私は、2011年7月31日に始まる第5昼で世界経済が崩壊し、それが「時の終わり」のシナリオの始まりになるという予測を発表した。この点については、現在、ヨーロッパの銀行は、7月末までにギリシアの国家負債の危機の解決策を模索しているし、その数日後の8月2日には、アメリカで国債発行額の上限を引き上げるかどうかの決定が行われる。その一方では、イタリアも注目を集めている。イタリアの国債発行額はGDP比120%で、ギリシアの140%と同水準だが、経済規模では7倍も大きいために、イタリアがデフォルトしたときの影響ははるかに甚大なのである。このように、第5昼が始まる時には、すでに極めてデリケートな状況になっているし、崩壊を回避するために、さらに紙幣を印刷できるかどうかが、まだ検討されている。

 世界的な財政崩壊がもたらすであろう悲惨さから、それは破壊的な出来事であり、光の期間である「昼」のあいだには起こらないだろうと多くの人が考えている。しかし、世界の経済システムは、統合意識を進展させる上での、最も重大な障害なのだ。私は、現在の世界の財政構造こそが、人々の間にワンネスの関係を作り上げていく上で、まず取り除かれなければならないと考えている。この理由から、国家財政の崩壊が「昼」の期間に起こらないとは言えないし、とりわけ、どのアンダーワールドにおいても、(光の神ケツァルコアトルが支配する)第5昼は、新しい意識のフレームを作り出すブレークスルーをもたらしているのだ。このように、経済的に支配的な地位にある多くの人々にとっては、統合意識は脅威と受け取られていて、そのために、力を持つメディアはマヤカレンダーについて人々を惑わせ、その正しい終わりの時である2011年10月28日を遅らせようとしているのだ。

 では、統合意識について、もう少し詳しく見ておこう。ワンネス、あるいは統合意識は、しばしば、心理的な観念に過ぎないもので、私たちの心の中にしかその存在を認識できないものだと考えられている。一部の教師たちは、量子力学的な意味でもつれ合っているのだから、私たちはワンネスだ、と述べている。私は、そのような言い分は、取るに足らない、意味のないものだと思う。もちろん、人類は全て同じ実在から生み出されたものであり、その実在の中では全員が繋がっている、という意味では、私たちはみな一つである。(訳注:これは生命樹との関係を意味している。)だが、観念やスピリチュアルな洞察を心理的に認識するだけでは、実際にワンネスを経験し現実化していく上では不十分なのである。統合意識とは、私たちが、この第9波の助けを受けながら作り上げ、実践して行かなければならないものであり、それは国際的な通貨崩壊の後で初めて可能になるのである。誤解してはならないことは、ワンネスとは私たちが個人として備える属性ではなく、私たち相互と、そして私たちと神性とのあいだにおける関係性なのだ。

 通貨システムの役割と、それが現在はどのように働いているかを調べてみよう。現代の世界では、「銀行」と呼ばれるものがあって、多くの人々が銀行のコンピューターの中に、いわゆる「口座」を持っている。コンピューターの中の口座は、あなたがどれだけの「お金」を持っているかを測る数字なのである(これは、たとえばアメリカではドルを単位にしている。)実際には、人類の大多数はそのような口座など持っていないが、一部の人々は、彼らの名義で、口座の中に1万ドルを持っているだろう。中には、1千万ドルとか、100億ドルを持っている人もいるだろう。それ以上に、多くの人々の口座は、銀行から借りているためにマイナスの数字になっているのだ。このように、どこでも、だれもが大体同じ時間を労働に充てているのに、口座の中の数字には莫大な開きがあるのだ。時には、地球に仕える行為に応じた報酬もあるかもしれないが、そうではないことが遙かに多い。実際には、最も地球を傷つけた人々が最高額の銀行預金を持っているのだ。とにかくも、この銀行のコンピューターの中の数字こそが、他の何にも増して権力の構造を決定していることに気付くべきだろう。高い数字を持つ者が、低い数字の者を支配しているのだ。お金とは、現実の存在ではない。しかし、社会を規制する法律によって、コンピューターの中の数字が支配するシステムが維持されているのだ。

 このような銀行のコンピューターの中の数字こそが(ストックやファンドにも当然同じ事が当てはまる)、私たちの社会の権力構造を決定し、そして私たちが地球上において種としての営みや生活の中心を置いている、ほとんどあらゆる人間関係をも決めてしまっているのだ。いくらかの例外は勿論あるにしても、大局では、銀行のコンピューターによる判断が(金のあるなしが)、一人の人間の人生全体を決定してしまうのだ。このような通貨システムの許では、本当の意味の統合意識が存在し得ないことは明らかであろう。なぜなら、銀行のコンピューターに巨大な数字を持つ者が、そうでない者を支配し、支配される者が何をして、どのように時間を過ごすのかを決めているのだから、そのような支配は、ワンネスと相容れないのだ。現在の通貨システムは、第9波が、とくにその「昼」が発展させる統合意識とは相容れないがために、私は、世界的な財政崩壊は「昼」に、とりわけ第5昼に起こるだろうと予想している。また、この通貨システムの崩壊が起こることによって、私たちは、初めて魂に最高の地位を与え、そして私たちが創造しようとしているものに総体的に責任を負うことになるのだろう。銀行のコンピューターが支配する権力構造が崩壊したときには、それを非難したりネガティヴに捉える人はいないだろう。これから発生する出来事に対しては、私たち全員が、個人としての行為だけでなく、人類全体として、全責任を負うことになるのである。そのような道を歩む人々にとって、責任を負うべき行為は、神性と、そしてそのあらゆる生命の創造と響き合う統合意識から、発するのだろう。

Carl Johan CallemanSeattle, July 13, 2011 (10 Ben)
  マヤカレンダーが終わる2011年10月28日に近づくとともに、本田彗星とエレニン彗星が、マヤ、ホピ、そしてキリスト教の予言を成就させる


 今や、エレニン彗星の太陽系内部への接近を多くの人々が耳にして(http://elenin.org)、これに伴うあらゆる種類の考えや憶測が飛び交っている。彗星は、吉兆や、あるいはそれ以上に不吉な出来事の前兆だと考えられてきた。そして、エレニン彗星も例外ではない。それは実は褐色矮星であるとか、宇宙船であるとか、地震を引き起こすなどと言われている。いずれにしても、本田彗星(訳注:本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星。1948年12月3日に本田実が発見。周期は5,252年。2011年8月15日に地球に最接近する。)とエレニン彗星という2つの彗星が接近し、さらに続いてレヴィ彗星もやって来て、一続きの天体の配置を作り出すことになる。 (http://www.youtube.com/watch?v=swhme7X7tWI) この中で最も注目されているエレニン彗星は、第9サイクル(ユニヴァーサルアンダーワールド)の第7昼の中間点に近い2011年10月16日から20日にかけて、地球に最接近すると見られている。これは、マヤカレンダーが13アハウの最高点に達する2011年10月28日の直前であることから、その性質や役割が何であれ、この彗星は、時の終わりを告げる現象なのである。この2つの彗星は、従来の諸制度が第9サイクルの統合意識の高まりと相容れなくなって、世界中で政治と経済のカオスが深まっているときに(を背景にして)到着する(出現する)のである。このことから、エレニン彗星が終末予言とどのように関係しているのかを、さまざまな文献から調べてみないわけにはいかなくなる。

 「マヤカレンダーと意識変容(2004)」の中で、私は次のように書いた。「現在進行している意識の周波数の高まりの結果、少なくとも小規模なアースチェンジは起こるかも知れない。しかし、創造の目的はそのようなアースチェンジにあるとする、原因と結果を逆さまにして最後の審判を作り出す見方は、支持できない。物理的な効果は、どんなものでも、意識フィールドの副産物として捉えるべきだし、気候変動のほとんどは、おそらく炭酸ガスの放出が原因になっているのだ。意地の悪い神が地球物理をいじって世界を破壊しようとたくらんでいるのではないだろう。」

 これは、ギャラクティックアンダーワールドについて述べたことだ。そして、周波数が極端に高まっているユニヴァーサルアンダーワールド(下図参照)に限っては、もはやアースチェンジを小規模なものだとは言えなくなっている。また、この引用から明らかなように、私は、アースチェンジに深い意味の文脈を与えないで、ただ表面的な現象に着目する人々とは一線を画している。私は、これまでもマヤカレンダーは本質的に意識進化を表していると強調してきたし、アースチェンジとは、この進化に役立ち、または進化に付随して起こる効果なのだ。現在の第9サイクルは、統合意識に向かって進んでおり、進化の方向は決して変わることなく、今年10月に最高点に達するのだ。

 しかし、いくら周波数が高まっているからといって、マヤカレンダーの第9サイクルがそんな短期間に新しい意識をもたらすことができるのだろうかと、疑問に思う人もいるだろう。だが、ワンネスに向けた世界革命の動きは、今や北アフリカと南ヨーロッパを中心にして始まっているのだ。(ごく最近、サウジの女性たちが動き始めた。(訳注:女性の運転解禁を求める運動など。))サイクルの後半では、前半よりもはるかに強い現象が現れるので、ワンネスに向けた世界革命もより強まっていくだろう。サイクルの後半が始まる7月4日からは、現在南ヨーロッパで高まりを見せている本当の民主主義への要求が、アメリカにも拡がるかもしれない。さらに、主要各国が抱えている莫大な負債などを考え合わせると、8月中には通貨崩壊が起こる可能性が高い。その時には、ユニヴァーサルアンダーワールドは、私たち一人一人に、現在の国家という限られた枠を脱ぎ捨てて、宇宙の市民となるように呼びかけることだろう。

 さらに、この周波数の高まりの中でアースチェンジも増幅されていると思われ、興味深いことには、時として、宇宙計画を前進させるために、天体(の動き)が宇宙の進化とシンクロしているのだ。これは、近い将来の彗星の接近でも起こることだろう。結局のところ、マヤカレンダーを動かしている宇宙生命樹が、宇宙のあらゆる現象の背後にあって共時現象を司どっているのだ。そして、過去においても天体の動きが進化に影響しているのだ。そして、このような絶妙な天文現象が(宇宙を創造した)神性によって計画されているのであれば、そのような天文現象は予言の中に残されているに違いないのだ。

 予言の検討に入る前に、地球上の進化をサポートした天体現象を2つ紹介したい。一つは、火星ほどの大きさの天体の衝突である。現代の科学では、45億年前のこの衝突で月が誕生したと考えられている。地球の歴史上のもう一つの奇跡的な出来事は、6500万年前の隕石の衝突である。これはメキシコのチクシュルーブ・クレーターを作り出し、(衝突で発生した塵によって)長期間に渡って日照を遮った。そのために恐竜と蛇頸竜がすべて絶滅した。この破壊的に思える隕石を奇跡だと呼ぶのは、私たちが現在ここに存在しているのは、この隕石の大きさがまさに適切であったからなのである。(隕石の衝突がなかったならば)恐竜は今でもさまよいながら(将来の進化を約束されていた)哺乳類を食べていることだろう。一方、もし隕石が実際の2倍の大きさだったとしたら、哺乳類を含めたあらゆる生命が絶滅していたことだろう。(隕石が小さすぎても大きすぎても)どちらにしても、私たちは存在しなかったのだ。さらに言えば、この衝突は絶妙のタイミングで起きていて、ママリアンアンダーワールドの第7昼の始めに出現した哺乳類が高等哺乳類へと発展していく道を拓いたのだ。月の形成と恐竜の絶滅という2つの出来事は、宇宙が計画した進化と目的を進めるために役立っていることは明らかだ。しかし、このような天体が地球上の生命進化を進めるために、どのようにして正確な大きさと軌道を備えていたかは、人知では測りがたいように思える。現在地球に接近している一連の彗星を考えるとき、私は、それが神の知性によって巧みに計画され、2011年10月28日の最高点に向けて準備を整える役割を担っている可能性を排除してはならないと感じている。過去においても未来においても、これが地球上の全ての生命を死滅させる計画の兆候を思わせるものなど、何もないことは指摘しておかなければならない。また、災害など起こらないと言っているわけでもない。

 2つの彗星の接近で発生する物理的交互作用については、それが生じるとしても、現時点では検討することは困難である。公式な天文学関係のサイトが出しているデータは、彗星の大きさと軌道が地球に及ぼす直接の影響は極めて小さいことを示している。(http://www.astrosociety.org/elenin/ab2011-72.pdf) だが、これらの見積もり値は時間とともに変化していく性質のものだし、実際の値はまだ誰にもわからないのだ。だが、信頼できる天文学上のデータが新しく発表されない限り、それらが小さな氷の塊に過ぎないことを疑う理由を、私は持ち合わせていない。それにもかかわらず、2つの彗星は、”時の終わり”のシナリオで重要な役割を演じることだろう。

 このように、エレニン彗星とマヤカレンダーの終わりのシンクロニシティは私には無視することができないため、これらの彗星が古代の予言とどのように関係しているかを探るのは十分に意味があるだろう。だが、予言を見ていく前に、ロシア人の発見者にちなむ「ELENIN」の名前を「Extinction Level Event Niburu Is Near"(絶滅レベルのイベントニブル星が近い)と読みたがる人々がいることも言い添えておこう。ユニヴァーサルアンダーワールドの後半に予想される通貨制度の悲惨な状況を思えば、EL+Lenin(神の警告+反資本主義革命)と読む方がずっとおもしろい。(訳注:これは著者の冗談だろう。)最近では、エレニン彗星は有人宇宙船で、その接近を庶民には知らせないまま、権力者たちが自分たちのための燃料庫を建設する陰謀が行われている、などと言われてもいる。いずれにもせよ、それがたとえ本当の話だとしても、私には、現状はなにも変わらないと思われる。

 エレニン彗星についての現在最もポピュラーな見方は、予定されたニビルの回帰と関係づけるものだ。ニビルは仮説的な太陽の伴星の褐色矮星で、その周囲を惑星Xが回っている。ニビル星の存在は、もともと考古学者ゼカリア・シッチンが古代シュメールの文献の解読から提唱したものである。しかし、シッチンは昨年(2010年)に亡くなる前に、ニビルは2012年とはなんの関係もないと信じていると明言し、なぜそのようなことになったか、全く理解できないと言い残している。ニビルが2012年に帰ってくる、さらに詳細に2012年12月21日に帰って来るという考えには、全く何の根拠もないのだ。それでも、シッチンの考えとマヤカレンダーの誤りの終了日の奇妙な組み合わせがニビルのビデオクリップに登場し、ユーチューブで数百万人が見ているのだ。このアイデアの提唱者たちは、ニビルの存在をあいまいにしたまま隠蔽工作や陰謀説を吹聴しているが、ニビルが存在するという証拠は、実はないのである。さらに、古代マヤの予言にはニビルの存在が出てこないことからも、ニビルと2012年の結びつきは最初から疑わしいのである。さらに、ニビルの主唱者たちは人類がたどってきた出来事を説明する上で、マヤカレンダーの進化チャートをこの仮説的な惑星が予定している効果にすり替えてしまったことからも、ニビルと2012年の結びつきはますます怪しくなる。このアイデアは現代科学と古代の予言のどちらにも裏付けを持たないことから、個人的には、私はこの説を支持できない。だが、このアイデアは、しばしばポールシフトと地球が反対に回り始めるという提案と相まって絶大な人気を獲得してしまっているために、それが本当に起こるシナリオだと信じられている。しかし、もう一つの根拠があるのだ。たとえば、この集合的に共有されたヴィジョンが真実ではないとしても、それが接近している彗星を指向して、電磁気的なポールシフトではなく、マヤカレンダーから予見できる意識の極性のシフトと一致するのではないか?

 エレニン彗星と、おそらくはそれに先立つ本田彗星を考える上で、ホピの予言が別のソースを提供してくれる。それは、この彗星が、時の終わりのしるしの一つである「青い星・カチナ」-神の目-に当たるかもしれないからだ。

 「そしてこれは9番目の最後のサインです。あなたは天国の住み処を聞くでしょう。地球の上から、それは巨大な衝突となって落ちてくるでしょう。それは、青い星として現れるでしょう・・・これらは、大いなる破壊の時が近づくサインです。世界はあちらこちら揺さぶられるでしょう。ほかの土地では、白い人が、英知の最初の光を持っている人々と戦うでしょう。臆病者(White Feather)が見たような、ここから遠くない砂漠で白い人が作り出すたくさんの煙と炎の柱が見えるでしょう。それらがやってくると、病とたくさんの死をもたらすでしょう。この予言を理解しているたくさんの人々は守られます。私の人々のもとに留まり暮らす人々も大丈夫です。それから、たくさんの建て直しがあります。そしてすぐに、本当にすぐに、パハナが帰ってくるでしょう。彼は、5番目の世界の夜明けをもたらします。彼は、彼らの心に英知の種を植えるでしょう。いまでも、種は植えられているのです。これが、5番目の世界に向けて覚醒する道なのです。」

 私の直感では、エレニン彗星は確かに「青い目」である。それは、この予言によれば一種の衝突に近いものだろう。それを確かめるためには、待ち、そしてその色を見なければならない。だが、ホピの予言の9番目の、そして最後のサインが、マヤカレンダー第9サイクルの最高の波と付合していることは、注目するべきだろう。おそらく、この彗星は、アステカ/トルテカ文明が予言しているケツァルコアトル(羽の生えた蛇)の回帰のサインでもあるのだろう。

 三番目は、時の終わりには3日間の暗黒が訪れると述べたキリスト教の予言者たちである。(http://olrl.org/prophecy/daysdark.shtml) これは、マヤの長老たちの予言と付合している。マヤの長老たちについては、映画「時代のシフト」(http://www.shiftoftheages.com/)の中に含まれているドン・アレハンドロ・オクスラのビデオクリップ(http://www.youtube.com/watch?v=vcaez8jn2Zg)で確かめることができる。アレハンドロはこのビデオで来たるべき暗黒の三日間について語っている。私は、以前はこの話には全く懐疑的だった。そんなことは物理的にあり得ないと感じたのである。しかし、全然かけ離れた文明の予言が同じヴィジョンを語っていることから、このヴィジョンを受け入れやすくなった。そして、今ではそのような現象を説明できるメカニズムもありそうなのだ。いくつかのユーチューブクリップからは(http://www.youtube.com/watch?v=Afhmhfzjiho)、2011年9月25日頃にエレニン彗星が太陽と地球のあいだを通過するときに、暗黒の三日間が発生することが考えられる。私はこの予言が天文学の専門家に受け入れられるとは思っていない。そして、これから起こることがどんな仕組みで起こるのかは、今のところ理解するのは難しい。結局、2011年10月28日になれば、トルトゥゲーロのモニュメントに刻まれたとおりに、160億年にも及ぶ進化の過程をカバーする9つのアンダーワールドが、すべてその姿を現すのだ。("in full regalia") このように、私には、宇宙の創造主は、この世界を一つの調和に導くために、私たちに向けてサプライズを用意しているように思われるのだ。

 目前に迫っているマヤカレンダーの終わりの劇的なシナリオは、第9サイクル後半に2つの彗星が人々の目に触れることでハイライトを迎える。エレニン彗星の前に、第5夜の始まる2011年8月17日には本田彗星が地球に0.077天文単位まで接近する。興味深いことに、時の終わりのサインであり、ユニークな役割を果たす2つの彗星についての予言がいくつもあるのである。ヘレン・ツィーマ・オットーの重要な三部作(その三作目は、A Five Year Plan in the Divine Economy: The Timing of the Divine-Ordained Events, The Verenikia Press,2011)は、来るべきシナリオを理解するために絶対必要な著作だろう。これは真剣な作品で、ポップカルチャーと2012年12月21日というマヤカレンダーの終了日にも批判を展開している。著者は、その主唱者の最も強い論拠は、ほとんどの人が2012年12月21日を終了日だと考えていることだ、と指摘している。(訳注:みんながそう思っているから、それを根拠にしている、との意味だろう。)この三部作は、2つの彗星の出現を描く近年のキリスト教の予言者による、比較的広く知られている終末の時についての論述である。(原注:ここでの予言者はアメリカのテレヴァンジェリスト(テレビで礼拝を行う伝道師)ではなく、カトリックやギリシア正教に属する人々で、地位の低い人も含まれている。また、これらの預言は彗星について語っており、惑星や褐色矮星ではないことも注意すべきだろう。)

 これらの予言の重要性を高めているのは、オットーの著作は2010年12月10日のエレニン彗星の発見や、エレニン彗星に先立って本田彗星が現れるという知識がない状況で書かれたものであるからだ。このように、2つの彗星の予言を広範囲に調査したオットーの著作は、マヤカレンダーの終わりが近づいている今まさに起こっている異常な状況を説明するために書かれたものではない。この終わりの時に、2つの彗星が立て続けに出現するのは、もちろん、一つの彗星が現れるよりも遙かに稀な現象である。これらの予言が伝えるメッセージは、2つの彗星のペアは、手遅れにならないうちに、改心し神の意志へ委ねるように警告するサインなのだろう。私が以前から、神への関係を変え、意識を統合することが第9サイクルの目的だと述べてきたことからすれば、これは驚くには当たらない。これらの予言によれば、第1の彗星は、超自然的な本質が現れはじめるサインとしての意識への光の照射と関係しているだろう。「懲罰の彗星(Comet of Chastisement)」と呼ばれる第2の彗星の飛来によって、暗黒の三日間が起こるだろう。マヤカレンダーが2011年10月28日に最高点に達することと考え合わせると、本田とエレニンの2つの彗星が、これらの予言を成就させる重要な候補者であることは疑えないだろう。

 これらの終末予言では、彗星が飛び去るまで家の中に籠もって清められたロウソクで過ごし、窓の外を見ないように勧めている。自分たちがどれほど神に背いてきたかを黙想した後、三日間に渡って絶え間なく祈り続けるように説いている。これは、私たちが完全に透明になって統合意識を達成するためにば、私たちの暗黒の側面と過去の全ての行為を照らし出す必要がある、という意味だろう。5年前に私とのインタビューで、マヤの長老ドン・アレハンドロ・オクスラが、三日間の暗黒を黙想と瞑想に捧げるように勧めていたことは興味深い。これらの予言がどれだけのメタファーを含んでいるかは、”日”という言葉が何を意味するかとともに、曰く言い難いが、ほとんど文字通りの物理的なシナリオとして実現するだろう。私たちは、これを切り抜けるために出来る限りのスピリチュアルな準備を整えておく必要がある。だが、さまざまな予言からすると、もっと現実的な準備も必要なのである。

 エレニン彗星がこの予言の2番目の彗星に該当するとすれば、地球に最接近するときには多くの人々が恐れおののくだろう。ホピが語っている大いなる浄化と同じく、キリスト教の予言者たちも、清らかな心の持ち主だけが、恐れに屈することなく、この試練を生き残れると述べている。いくつかの予言は、地球の位置の何らかの形の乱れと大地震のために、人類の大部分は生き残れないだろうと語っている。だが、試練を恐れることなく、世界が滅ぶことはないと確信せよ、とも言われている。これらの予言の多くがインターネットで参照できるので、読者は自ら暗黒の三日間の予言を調べることができるし、これらの予言をどう捉えるかは一人一人の判断に委ねられる。これは余りに凄惨に聞こえるかもしれないが、それはまた私たちの暗部を浄化する機会とも見なせるのだ。この暗部の浄化は、現在のカオスがこれからさらに深まっていく先に、調和に満ちた人々の世界が生まれてくるために必要なのだ。

 エレニン彗星と関連して暗黒の三日間が起こる3つの可能性が考えられる。第1は、彗星の尾が大変に長くて太陽を覆い隠してしまうというものだが、これはありそうにない。第2は、彗星が極端に近づいて地球を不安定にするというものだが、これもまたありそうにない。第3は、私が一番可能性があると思っているものだが、はじめに地質学上のアースチェンジが起こる背景について述べておこう。地球内部のマグマの対流が地表の大陸移動を起こし、それが地震の原因になっている。大陸移動の重要な目的は、グローバルブレインを作り出すことである。宇宙計画を実現するためには、人類がこのグローバルブレインと共鳴しなければならない。(訳注:コルマン博士は、地球を一つの巨大な脳と捉え、一人一人の人間の脳が地球脳と共鳴すると考えている。人間の脳が右脳と左脳に分かれているように、地球上の大陸も左右に分かれている。進化の過程に於ける哺乳類の脳の左右分化と大陸移動には並行関係が見られるのである。) 「現代最大の謎を解く(2001)」と「目的のある宇宙(2009)」の2冊の著書で、私は、一つのパンゲア大陸が2つの大陸塊に分離していく過程が、マヤカレンダーの第2サイクルのシフトと対応していることを示した。また、第7サイクルと第9サイクルは、それぞれ1755年のリスボン大地震及び2011年の東日本大震災と、巨大地震で始まっているのだ。日本の地震は、高い周波数への調整を伴う新しいサイクルの活動の開始が、新しい意識の極性に適合するために、地球のコアに影響を与えた結果なのだと私は信じている。このように、大変大雑把に見れば、大陸移動と地震はマヤカレンダーに従っていることが明らかになる。だが、多くの小さな地震については、その時期や正確な発生場所を予想することはできない。

 私は、このような統一意識を伝達する上で必要な調整のために、第9サイクルを通じて激しい地震活動が続くのではないかと思う。しかしながら、ここが重要な点なのだが、もしいくつかのサイクルがその始まりの時に地質上の大変動を伴うのであれば、2011年10月28日に9つのサイクルが全て同時に結実を迎えるとき、さらに地殻の大激変が発生することはないのだろうか?このマヤカレンダーが最高点に達する時には、極めて劇的な地球内核の調整が必要となり、その結果として、地表では巨大な地震活動が起こるかも知れないのだ。そうすると、エレニン彗星-おそらく予言された「青い星」-の到着は、地震の発生と、ただ共時的に起こるのかもしれない。実際には、地震は、宇宙脳が統一意識の新しいフィールドと共鳴を作り出すために必要な微調整の結果なのだ。マヤカレンダーが終わるときに予想される地質活動が、極めて多くの火山活動を引き起こし、その噴煙が三日のあいだ太陽を遮って空を覆うのだろう。それから、調整後の地核は、自動的に、統一意識のフィールドと高度に共鳴できて、かつ共存できる人々を選ぶようになるのだろう。このシナリオでは、「青い星」は、ただ地震と共時的に出現しメッセンジャーの働きをするだけで、地震を引き起こす原因ではない。

 たとえばエレニン彗星、ニビル星、HAARP(訳注:高周波活性オーロラ調査プログラム。一説には地震兵器とも言われる。)など、もっと機械的(力学的)な説明を求める人々にとって、このモデルは把握しにくいだろう。だが、私の著作を学んだ人々は、マヤカレンダーの創造波動が存在することを理解しているし、そしてマヤの人々が彼らのカレンダーを神聖なものだとしているのも理由の一つだ。それは、マヤカレンダーが神の創造計画を記述したもので、神の創造計画とは、それぞれが7つの昼と6つの夜からなる9階層のプロセスを通じて発展するのだ。この神の創造計画が最高潮に達する時を、私たちは、今、目撃しているのだ。それは壮麗きわまりないものとなることだろうし、そのために、聖書やコーランにも、マヤカレンダーに関連する重要な情報が見出されるのだ。(宇宙創造という)シンフォニーの作曲者は神なのだ。160億年に及んだ進化のフィナーレを、天災で終わらせようと神が望んでいるようには決して思えない。マヤカレンダーが神の創造シンフォニーであるからこそ、時の終わりのシナリオは、創造の目的が達成されるものでなければならないし、それは地球上の生命の死滅などではない。地球上の生命とは神の計画が作り出したという理解に欠ければ、人類の未来の希望はあっさりと失われるだろう。

 この時の終わりのシナリオの引き金となる力学的要因-彗星、宇宙船、ニビル星、または宇宙計画-が何であるかは、そんなに重要な問題ではない。もっとも大切なことは、私たちがどのように関与していくかであり、その中心は人類の意識変容なのである。だが、宇宙からの衝突と創造計画のどちらを信じるかで、実際の対応は違ってくることだろう。もしも天体が衝突するリスクを取るならば、地下シェルターを用意することになるし、私が示唆したように、進化計画の終わりに地震が起こるとすれば、高台か海上に逃げることになるだろう。地核によって伝達された統一意識と共鳴する人々には、その時に何をすればいいのかが分かることだろう。

 2011年10月28日に至ると、宇宙のレベルでは、二元性のフィールドは超克されて(transcended)、新しい世界では、統合意識へと移行しなければ私たちは生き残ることが難しくなることだろう。2つの彗星を物語る予言の数々は、私がこれまで第9サイクルについて述べてきたことと結論において一致するように思われる。たとえば、私たちが、今、しなければならないことは、自分のエゴへの奉仕をやめて神の創造計画へ仕えることであり、それは調和に満ちた世界の実現のために必要不可欠なのである。これはまた、私が長年にわたって一貫してマヤカレンダーの意識面を強調してきた理由でもある。すなわち、マヤカレンダーは統合と光へ向けて不可逆的に進行して行くので、もし、この重要な側面を無視してしまえば、人類の未来には本当に希望が失われることだろう。

 私がここで2つの彗星に当てはめてみた予言的意味は、可能性であって、科学的な確実性を持つものではない。だが、私には、これらの彗星と関連して何か重要なことが起こりつつあるという直感がある。それは、今のところ誰にもその全体を理解することはできないし、それを解析するだけの物理的基礎事実も得られていない。けれども、マヤカレンダーから得られる進化モデルの知識と、時の終わりをめぐるさまざまな予言を重ね合わせてみれば、2つの彗星が古い世界の変容と新しい世界の誕生を告げるメッセンジャーであることに思い至る。この方法で、さまざまな起源に由来する予言の数々と、2011年10月28日(13アハウの日)の最高点に近づいていく、9つのアンダーワールドと13のヘブンからなるマヤカレンダーのモデルが完璧に整合していることが見出される。あとは、私たちがこの知識をどのように活用するかが問題であり、そしてこのことは直ぐにも徹底的に検討される必要があるだろう。

 ホピ族の予言によれば、大いなる浄化のために「青い星」が現れるときに、カチナはダンスをやめて仮面を外すという。これは、私が長年にわたって一貫してレクチャーしてきたことを暗示しているものだと信じている。すなわち、フィルター(仮面)がなくなれば、私たちはもはや神の計画の操り人形(カチナ)から解放されて自由になり、マヤカレンダーに記された神の進化プロセスに従属することなく、共同創造者になるのである。新しい世界が生まれる2011年10月28日の後では、人々は、一瞬一瞬を生きる人生を歩み、新たにもたらされた統合意識の中で自由に現実を創造するだろう。これが、予言に記された困難のあとに実現する、平和に満ちた新しい世界の誕生なのである。

Carl Johan CallemanSeattle, June 23, 2011 (3 Ben)
Carl Johan Calleman is the author of Solving the Greatest Mystery of Our Time: The Mayan Calendar (Garev 2001), The Mayan Calendar and the Transformation of Consciousness (Bear and Co, 2004) and The Purposeful Universe (Bear and Co, 2009). His web site is www.calleman.com. See also www.mayanninthwave.com andwww.treeoflifecelebration.com.