YMO 「After Service」の謎 | YMOとかPerfumeとかテクノ系?

YMOとかPerfumeとかテクノ系?

音楽全般、てきとうに

YMOの「After Service」に収録されている「Ballet」には、

2バージョンあるのを確認している。

 

 

まず、こちらのバージョン

オリジナル音源といえばレコード。

ということで、「YLR40001」で確認。

あわせてCDは、1999年発売の「TOCT-24243」で確認。

両方ともこちらのバージョン

YOU TUBEの音源も「TOCT-24243」らしい。

 

 

 

 

こちらが、別バージョンの「Ballet」

CD「38XA-14」 (1984年発売)で確認。

2分3秒から9秒辺りまで、前のバージョンには無かった歓声あり。

続けてソロ終わりの2分39秒から45秒辺りも無かった歓声あり。

 

結論から言うと、

1984年発売のレコード「YLR40001」、

1999年発売 2枚組CD「TOCT-24243」では歓声無し。

それに対して、1984年発売のCD「38XA-14」では歓声有り。

 

推測だが乱暴にまとめると、

レコード、2枚組CD→歓声無し。

アルファ時代などの1枚組CD→歓声有り。

なのかなと。

 

「38XA-14」 のDiscogsに

「There are also differences in the mixing of the audience 

between some songs to provide continuous playback.」

とあり、訳すと

「また、連続再生を実現するために、一部の曲では

オーディエンスのミキシングに違いがあります。」

と、書いてある。

 

この作業の過程で、こんな事になったのか?
曲と曲の間の歓声が、多少違うならあれだが曲の途中だ。

そこをレコードと変えてくるのかと。

それとも、1枚組CDバージョン音源作成に携わった方が、

さりげなく自分の仕事の痕跡を残したのか?

「BGM」の「Happy End」もそうだが、なぜこういう事が起きるのか?

どういう意図があるのか?

謎だ。

謎過ぎて怖い。

あとこの歓声が、ライブ中リアルタイムでもこうだったのか、

それとも別の箇所からひっぱってきてはりつけたのか?

というもの気になる。

ここで歓声が上がること自体は、不自然では無いような気もするし。

別場所の歓声使用なら、「ライブアット武道館」と同じじゃないか。

あれは、1980年の武道館ライブに1983年の武道館ライブの歓声を足してくるという

頭がおかしいレベルのミックスだったが・・・。