引き続き、宇多田ヒカルさんの「First Love」について。
記事の中では、6種類のプレス違いの
「TOCT-24067」について考察されている。
しかし、実はもう1種類、全く別の「TOCT-24067」が存在する。
「TOCT-24067 IFPI L277」というやつ。
「Mastering SID Code」 が 「IFPI L153」ではなく「IFPI L277」
(自分は「Mould SID Code」 が、「IFPI 9MO1 と9MO5」の2枚を所有している。
よく分からないけど、「IFPI L277」自体は、ソニー系?)
はじめて盤面を見た時は、ギョッとした。
最初、東芝系よりバーコードの幅が狭いのに驚愕。
その後に、ユニバーサルのロゴが小さく刻印されているのに驚愕。
さらに、「IFPI L153」ではなく、「IFPI L277」」で、また驚愕。
こんな盤が存在するのかと、ただただびっくりした。
適当に推察。
もともとのレコード会社、東芝EMIから
ユニバーサルミュージックになる
↓
多分、2010年代のどこかのタイミングでプレスが
東芝系の「IFPI L153」から「IFPI L277」に変わる。
↓
2010年代以降というか今も、アルバム「First Love」は
100円とかで安価で中古市場にあふれている。
そうなると、近年配信とかもされているのに、
わざわざ3200円出して新品でCDを買う人がどれだけいるのか?
更にそれを手放す人となると、もっと少なくなってくる。
↓
中古市場で、めちゃくちゃある東芝系と比較すると、
流通している枚数は、かなり少ないのではないか?
おのずと「TOCT-24067 IFPI L277」を見つける難易度が高くなる。
上の記事の中に出てくる中古盤を大量に買ってる方でもめぐり合わなかった?
(記事に出てこないということは、存在自体を知らないのかも?)
実はというか、宇多田ヒカルさんの
ファーストアルバム「First Love TOCT-24067」は
廃盤ではなく今も新品で買える。
なのでユニバーサルミュージックストアで新品を買えば
多分「TOCT-24067 IFPI L277」が届くのではないか?
確証なないが・・・。
まとめると、
中古で入手は難易度が高そう。
記事の中の、ビクタープレスより全然レア。
自分の肌感覚でいうと、中古の場合、100枚に1枚ぐらいか・・・。
でも新品では間単に入手できそう。
なので、決してレア盤ではないと思う。
でも廃盤になったら一気にレアになるか?
その他、気になること。
特に音への影響は?
1999年から年数が経っているので、マスター音源の状態は?
そもそも劣化とかするのか?
1999年よりプレス技術は進化しているのか?
逆に生産枚数が少なくなってきて需要が減って
プレス技術が退化しているのか?
などなど。
後発だと、メリット、デメリット両方あるのかな?