調子が悪い時というのは、どうしてもマイナスなことを書いてしまいがち。
調子が悪い時はどんなふうに調子が悪いのかを書くことも
有意義ではあるかもしれませんね！
今回の調子の悪さは、久しぶりにちょっとビビりました。
というのも、長いこと選手をしているのでトレーニングのさじ加減は
だいぶ心得ているつもりで、このくらい休めば良くなるだろうという
経験則がまったく通用せず、いつまでも調子が良くならなかったからです。
とくに朝起きたときのダルさがハンパでなく
起きて朝食をとった後も、もう一度深い眠りについてしまう始末。
起きて飯食って、また寝て・・・っていう
本当にぐうたら生活しかできませんでした。
自転車に乗ればまったく足に力が入らず
モチベーションも上がらず、何もする気にならない日々でした。
いろいろサポートしていただいている方々には
本当に申し訳ない気持ちだったのですが
自分ではどうすることもできませんでした。
そんな時、ふと同じように調子を崩して苦しんでいた経験のある
選手仲間に相談してみたところ、アドレナルファティーグという
状態にあるのではないか？と指摘され、実際に調べてみると
確かに副腎機能の低下を認める結果が明らかになりました。
そして、その苦しい状態から救ってくれたのが断食でした。
ファスティングという言葉が知られるようになって数年経ちますが、
食べなければ体の状態が良くなるというのは
最近はいろいろなところで見かけるようになりましたね！
今回は僕自身が経験としてそれを体験することになりました！！
断食の方法にもいろいろあるようですが、僕が選んだのは
食の世界ではちょっと有名な船越さんという方の提唱する断食で
その効果たるや、もう抜群としか言えません！！
今シーズンはダメかも・・・と覚悟し始めていた時に
一か八かで飛び込んでみた「百姓屋敷わら」
たった３日間の滞在で、知ったのはホンの一部に過ぎませんが
とてもとても奥の深い、自然の知恵を学ぶことができる場所でした。
おかげさまで、この選手として何とも情けない状態は
何とか打破できたと思います。
シーズンは半分終わってしまいましたが
去年の夏以降、ずっと続いていた調子の悪さはようやく終わり
久しぶりにスッキリした感覚がありパワーがわき出てくる感じがあります。
５・６月と約２ヶ月に渡ってほとんどトレーニングしなかったので
全日本選手権、東日本クラシックとリタイアに終わっていますが
これから間違いなく浮上していくのでお楽しみにっ！！
