今シーズン、テストマッチと位置付けていた
大磯クリテ、高石杯、行田クリテを
それぞれ、3位、2位、1位と、順調な仕上がりで迎えた
2016シーズン開幕戦の宇都宮クリテ!!
自分がどこまでやれるのか?
準備に関してはプロ選手のそれと比較すると
明らかに見劣りするところばかりなのだが
60kmという短い距離と、逆回りになって
ゴール前にコーナーが存在するという
僕にとっては願ってもないシチュエーションで
密かに優勝を狙って挑んだ今大会。
予選を4位という悪くない位置で終え
13時から始まった決勝のレース。
序盤の逃げに、チームから今田さんが乗ってくれて
僕と米谷は集団内で温存。
最初の逃げは5周目のポイント賞後に捕まってしまい
その後、カウンターのアタックがあって、
そこに僕も最終便で乗って攻撃開始!!
逃げはブリッツェン3、マトリックス2を含む
コンチネンタル登録のプロチームばかりだが
臆せず挑んだ。
逃げが出来た初期段階では、全員がキレイに回って
メイン集団との差を広げていくが、差が30秒ほどになって
落ち着いてくると回らない選手が出はじめて、
常に回っているのは5~6人という感じになる。
それでもメイン集団との差を30秒程度に保ったまま
逃げ続け、周回版が9、8、7・・・と減っていき
ひょっとすると、ひょっとするかもしれない
という、優勝争いをしているドキドキ感を久々に味わう。
しかし、殆ど休むことなく回り続けた結果
脚は予想以上に削られていて、残り5周の
マスピーのアタックに対応しきれず
分断した先頭集団の後方に取り残され
その後も諦めずに同様に残されたメンバーで
復帰を目指すものの、結局先頭集団への復帰は叶わず
メイン集団に飲み込まれてしまった。
本来であれば、僕も単独だし
常に回り続ける必要は無かったかのもしれないけど
やっぱり自分が尊敬していて、目指したい選手が
傍で走っていて、彼らが引く以上、
僕も手を抜くわけにはいかず常に回り続けた。
そこには、他の誰かに認められるより
いちばん現場のことが分かっている選手同士の間で
認められたいという気持ちがあったから。
コイツ馬鹿だな、って思われたかも知れないけど
正々堂々と勝負した中で得られたことは大きく
それは何かというと、明らかなレベルの差を
体感できたということは何よりの収穫なのだ。
そもそも、今シーズンが始まって
温かいところで合宿を済ませ、ステージレースを走り
コンディションも直前の準備もマシン整備も
全てにおいて劣っている僕のような立場の人間が
勝てると思う事そのものがおこがましいのかも知れないけど
そんなごくごくわずかな可能性に賭ける楽しみが
ロードレースにあるのは間違いない。
今回、見てくれていた人にとって
直接アピールになるような結果は残せなかったけど
自分自信にとっては、アベタカやマスピーや
譲さん、入部ちゃん等のエース級の格上選手たちと
直接対決が出来て、得られたものは大きかった。
今年はクリテが多いので
またどこかのレースで魅せることが出来ると思う。
いや、魅せるだけでなく、結果にも繋げていきたい。
そうなるよう、今回の敗北感を胸に
また頑張って行こうと思う。
関連記事:http://www.cyclowired.jp/news/node/194182
リザルト:http://www.jbcf.or.jp/images/2016/03/utunomiya_result2016.pdf
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