眼瞼下垂手術(挙筋前転)は非常に難しい手術です。

 

私が一番多く行う手術になります。

年中この手術を行なっていても、いまだに難しく感じるのが「瞼の開き」です。

 

挙筋前転、つまり挙筋腱膜を瞼板に固定する位置で瞼の開きを調整します。

この調整が難しく、眼瞼下垂手術の大半の時間を占める操作になります。

 

ですが、この挙筋前転には不確定要素が多いのです。

手術中に「瞼が開かない」「瞼が開きすぎる」方が一定数いらっしゃいます。

詳しくは↓

https://ameblo.jp/cosmeticdoctor1/entry-12807908952.html?frm=theme

https://ameblo.jp/cosmeticdoctor1/entry-12808140354.html?frm=theme

 

「手術中にいくら微調整しても無駄」という考え方の医師も多いです。

その場合、左右対称の位置で挙筋腱膜を固定する手術を行うようです。

 

私はというと、不確定要素が多かろうが、手術中に微調整を繰り返します。

どちらが正解ということはありません。今回の患者様のように手術中に悩みに悩むこともございます。

特に今回の患者様は「右目の挙筋が菲薄(ひはく)化して、不鮮明」でした。修正手術ということが関係しているのか、元々なのか・・・

元々な気がしますが、、

 

外角切開(Lateral Horn切開)やミューラー筋と腱膜を広く剥離など、ありとあやうる引き出しを総動員して手術を終了しました。

 

経過の写真です↓

術後1週間までは「ReOPだな・・・」と悩んでいましたが、術後1ヶ月で瞼は開きました。

 

う〜む、パラドックス!!

 

比較です↓

逆に右目は過矯正気味かもしれません。

二重幅が狭くなりすぎたので、いずれ修正します。

 

過矯正気味の開きを戻すのか、単に二重幅を広げるのか・・・

は、患者様と相談して決めます。

 

 

・瞼の開きが悪い

・二重が折れていない

 

がお悩みでしたが、上記の悩みは解決できたと思います↓

残るは二重幅です。
 
 
 
 

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『二重切開•眼瞼下垂』(他院修正)修正手術代金も含みます。
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リスク、副作用:腫れ、内出血、二重の乱れと消失、縦シワ左右差、傷痕、視力の変化