二重幅を狭くする手術の
②脂肪移植して以前の二重を無かったことにする
の続きです。前回はこちら↓
まずはイラストです。
赤ラインが現在の二重
青ラインが新たに切開するライン
横から見ると・・・↓
前回のラインは無かったことにするために「剥離操作」を行います。
癒着をとるわけです。
開眼（開瞼）するとこうです↓
ここで問題が！！
二重ラインは眉毛側が勝ってしまい、少しでも癒着が残っていると・・・
前のライン（赤）で再び二重が折れてしまいます。
すると・・・↓
三重になります。
予定外重瞼線（予定外線）という状態に。
これでは二重幅は狭くならないどころか、下手すれば非常に違和感のある状態となってしまいます。
そこで、脂肪移植をするわけです。
まずはイラストから↓
前のライン（赤）に脂肪を移植します。
どう移植したかは
↑こちらをご参照ください。
脂肪が邪魔して前のライン（赤）で折れなくなります。
つまり・・・↓
二重の幅が狭くなります！！
いっちょあがり！！
繰り返しになりますが・・・
どの手術にもメリット・デメリットがあり、適応と非適応を見極めなかればなりません。
万人に向いている治療というものは存在しません
この手術は、他の二重幅を狭くする手術を比べて
『確実性が高い』
という特徴があります。
デメリットとしては
脂肪移植するため、閉眼（閉瞼）時に膨らむリスク
眼瞼下垂を誘発する可能性がある
ドナーが必要
二重の傷跡は２本になる
です。
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