一昨日までの続きです。
 
リガメントとは①
リガメント処理でキーとなるのは、
口横のMandibular ligament(下顎骨リガメント)です。
 
このMandibular ligament(下顎骨リガメント)の近くには顔面神経(頬筋枝と下顎縁枝)・動脈・静脈があります。
※臨床解剖図鑑 フェイス 参照
 
手術中の所見はこんな感じです↓
 
リガメントと神経・血管(動脈・静脈)を選別してリガメントのみを切開していく必要があります。
 
血管に関しては、止血の元で切開しますが、、(大元の動脈・静脈を切開したら大問題ですが、小さな血管は切開しても止血さえ行えていれば問題ありません)
 
神経を切開してしまうと『顔面神経麻痺』となります。
 
『顔面神経』は顔の筋肉を動かす神経です。
これを傷めると顔が動かなくなります。
・口角が下がる(笑えない)
・口から飲み物がこぼれる
・口を膨らませられない
などの状態になります。
 
そのため、神経をきちんと選別するために
 
神経刺激装置
 
を用います。
神経刺激装置についてはまた今度!!
 

 

 

 

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