①のつづき。

 

 

 

私は子宮全摘手術をして良かったと

思っています。

 

 

とても自由になれた気持ちです。

 

 

ただ何度か記事にしましたように

閉経前に健康な卵巣を摘出してしまった事は

今でも残念に思います。

 

 

流れ星流れ星

 

 

私の無知を

婦人科医に正して欲しかったですけど

婦人科医も無知だったのかもしれません。

 

 

あるいは今まで彼女が

卵巣を摘出した患者たちが、

 

強い更年期障害を

訴えてこなかったので

 

「大した事はおきない」

と思っていたのかもしれません。

 

 

流れ星流れ星

 

 

私のミスは

卵巣を摘出してもエストラーナテープで

どうにかなる、と思っていた事。

 

 

でも事態を悪化させたのは、

(婦人科医のミスだと思うのは)

すぐにエストラーナテープをくれなかった事。

 

 

これは、わかる方にはわかりますし

わからない人には

「一体いつまでその話をするのか?」

だと思います。

 

 

要するに、

症状が出てからエストラーナテープで

抑える形にすると

本当に止められなくなるのですよ。

 

 

ホットフラッシュや動悸、疲れ

不眠などは対応できる漢方や代替薬が

あるのですが

 

関節痛

に関しては、本当に厳しいと思います。

 

 

足の裏に痛みが出た人とかだと

エストラーナテープを止めたら

本当に歩けないと思います泣

 

 

痛み止めで抑えるにも限度があるし

マジでステロイド注射くらいじゃないと

太刀打ちできません。

 

 

私は左ひじと右膝ですが

術前にはなかった痛みですから

完全に急に女性ホルモンをなくした事に

よる骨がキシムような症状です。

 

 

エストラーナテープを貼ったら半日で

止まりましたびっくり

 

 

流れ星流れ星

 

 

超微量のエストロゲンを補っている事で

こんなにも違うのかと言う思いと

 

 

「ホットフラッシュだけなら

数年後、秋冬に止める事で、

どうにかなるんじゃないか。

 

ダメなら漢方など頼ればいけそう」

思えたのですが

 

関節痛が出た事で

(だから、出る前にテープが

欲しかったのですよ…泣

 

 

「わたし、止められるのか?

止めたら、どんな痛みが待っているのかな。

日常生活送れるのかな?」

ときどき無性に恐怖に襲われるのです。

 

 

流れ星流れ星

 

 

ですから

子宮全摘手術を後悔した事はないし

手術も成功したのですが

 

● 卵巣を摘出した事

● エストラーナテープを関節痛が出るまで

貰えなかった事

 

で、

 

「エストラーナテープを止めた後

関節痛はどの程度か?」

わかるまで、

私の「術後」は続くのです。

 

 

流れ星流れ星

 

 

圧倒的多数の子宮筋腫による子宮全摘手術

を受けた方は、

卵巣を残しておられますので

更年期症状が出ても、一時的なもので

卵巣機能が次第に回復するとおさまります。

 

 

手術のストレスで閉経間際の方が閉経して

しまう…はあるあるなのですが

 

閉経と、卵巣欠落症状は

「山を降りる」と「山から転落する」

くらいの差があるので

 

歩けない程の関節痛をそこまで心配される

事はないと思います。

(個人差ありとは言え・・・)

 

 

流れ星流れ星

 

 

何が言いたいかと言うと

やっぱり婦人科医が「最後の砦」なわけで

手術だけでなく、

もっと「卵巣の大切さ」を知っておくべきでは?

という事です。

 

 

最後に

「これでもう婦人科系のがんにはほぼならない」

と言われましたが

 

 

確かにその通りでしょうけど

その前に、医師の側が

 

エストラーナテープのベストな処方タイミング

「閉経前or閉経からなるべく早期に」

もっと頭に叩き込んでおいて欲しいのです。

 

 

流れ星流れ星

 

 

通常の更年期障害なら、

急性期病院の婦人科にはいきませんが、

 

 

私は執刀医(主治医)がそこだった為

術前にした

「エストラーナテープを貰う」

という約束を

守って欲しかっただけです。

 

(1ヶ月後に、と言われましたが

そこで出し渋ぶられ、

結局症状が出てから…

予約を早めて、処方して貰った経緯があります)

 

 

この

「一か月後に処方せず、症状が出て

3ヶ月検診の予約日まで待てず、予約を

早めてようやく貰った」

という経緯が

 

余計に事態を深刻にしました。

 

これは処方ミスだと思います。

(早く出すのがセオリーであり、

その通りにすれば私も無事だったわけですから)

 

 

流れ星流れ星

 

 

でもどうする事もできません。

卵巣は戻せないし、

 

術後検診で

「くれないと帰らないえーん

泣きわめく事もできませんでしたし。

 

 

(最大限、3ヶ月検診まで待たず、

決死の覚悟で、予約を早めて受診した

自分をほめたいくらいですよ。・・・)

 

 

流れ星流れ星

 

 

全ての急性期病院の婦人科医がこうだと

限りませんし、

セオリー通りに、退院時

(もしくは術後最初の検診で体調を確認して)

下さる方が殆どかと思います。

 

 

ちなみに現在はこの婦人科ではなく

かかりつけ医で、エストラーナテープの

継続処方を受けていて、

肘も膝も痛くありませんし、ホットフラッシュも

ありません。

 

 

流れ星流れ星

 

 

私はこの記事で

単に自分の「やめた時の不安」を

書きたいわけではないです。

 

皆さんへの注意喚起だけでもないです。

 

 

最も言いたい事は

この状況を私の主治医が知るべきではないか?

という事です。

 

 

エストラーナテープをくれる医師くらい

自力で見つけられますよ。

 

 

でもそれは私の解決策であって

主治医の臨床経験として

 

たとえ55歳目前でも

閉経前の女性の

卵巣を摘出したら、

更年期症状が出た(ここまでは普通)

 

しかし摘出後すぐに

エストラーナテープを

処方していたら、

関節痛などの更年期障害に

至らなかったのではないか

 

と、骨身に染みて覚えておいてもらえたら

今後

似たような症例で、

同じミスをしなくて済むでしょう。

 

 

でも私だって用もないのに主治医のところに行って

「私の症例を無駄にしないでよね」

って、言うわけないです汗うさぎ

 

 

ですから半狂乱で「ひどい」とか

トラウマレベルで罵倒しない限り、

すっかり記憶のかなたに飛んでいったのでしょうね。。

 

 

流れ星流れ星

 

 

ちなみに私の叔母の開腹手術の時

私の主治医も立ち会っていたそうです。

 

 

あのように大手術となった

子宮がんの患者の事で、

私の主治医の頭の中はいっぱいなのでしょう。

 

 

それがあの先生のメインの仕事だと思いますしね。

 

 

でも命に関わらないからと言って

 

肘が痛い、膝が抜けそう

(私はないけど、足の裏の骨が痛い方も)など

本当に

更年期障害は厄介なので

(気にしすぎ、で済むレベルではない)

 

後で処方したからOKでしょ

ではなく

 

長い人生を左右するほど

処方のタイミングが如何に重要か

覚えておいて欲しいですね。

もう知らんけど・・・。

 

 

流れ星流れ星

 

 

私がブログで余りにも

卵巣を取るな

と書いたので、

 

 

本来取らないといけない方まで

悩ませてしまったかもしれませんが

 

 

それよりも

可能な限り取らない方向で

話をすすめた方もいらしたかと

思います。

 

 

腹腔鏡手術の腕前は確かでも

 

更年期だのはサッパリ…????

みたいな先生はフツーにいますので

 

私の失敗の経験が

読者さまのお役に立てば幸いです。

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。