名古屋で開催された
「紫外線による
老化の脅威と最新対策」
セミナーを
2回に分けてレポートいたします!!
パート1は 紫外線と肌 光老化についてです。
①紫外線について
☑︎光老化は 『浴びた紫外線の強さ×時間』
要は紫外線を浴びてしまった量で、
皮膚の老化に影響があるということ。
光老化80%、自然老化20%と言われているが、
子供のときには
一生の半分の
紫外線量を
浴びているそう!!
また、一度浴びた紫外線量は、
リセットできない!
など、インパクトのあるお話から
セミナーはスタートします。
☑︎光老化に関わってくる光の種類の復習。
UV-B、UV-A、ブルーライトの波長の確認をし、
自分自身がどこの波長をブロックしたいかを考えました。
今のトレンド商品と連動するイメージもできます。
今までオゾン層の破壊が危惧されてきましたが、
近年日本ではオゾン量は回復傾向にあるそうです。
逆に、UV-B量に関しては増加しているため、
今後はもっとUV-B対策をしないといけない!
みたいですよ!
☑︎全太陽光の直射光と散乱光の割合
太陽光が直接降り注ぐ
「直射光」の割合は8割以上のため、
日陰にいれば涼しく感じるし、
安心だと思いがちですが…
紫外線は直射光だけではなく、
空気中のちりや地上や
建物などの反射による
「散乱光」の影響が大きいそう!
中でもUV-Bに関しては
散乱光が5割以上のため、
日陰だけでは防げないので、
直射日光に当たらなくっても、
SPF対策が重要となります。
月別UV量においては、
5〜8月のたった4カ月で
UV-Bは年間の半分以上、
UV-Aでも年間の4割以上の
紫外線量があるので、
特にこの季節は入念に
ケアしないといけませんね!!
沖縄と北海道では、
年間を通してのUV-B量が
およそ2倍も差があるという
衝撃なデータもありました!
②日焼けについて
はじめにサンバーンとサンタン
(即時黒化、持続型黒化、遅延型黒化)
を説明していただきました
紫外線を浴びてからの
サンバーンとサンタンが
あらわれるタイミングを、
図を使ってわかりやすく
解説してくださいました。
③光老化と皮膚がん
光老化の最終ステージは
皮膚がんである。
皮膚がん予防のためにも、
大人になったらできるだけ
紫外線は浴びない方が良いのです!
紫外線を浴びると、DNAが損傷してしまう…
直接的DNA損傷では
UV-Bを浴びることで、
遺伝子情報の構造が変わってしまうそう。
また間接的DNA損傷と炎症では、
UV-Aの影響で活性酸素種が発生しDNAを切断、
酸化などが原因で、細胞ががん化してしまうそうです。
しかし我々の体は、DNAの修復機能が備わっています。
新幹線のお医者さんである
ドクターイエローの例えを使って、
とてもわかりやすく解説してくださいました。
④光老化としわやシミ
自然老化と光老化の外観の違いを見ると、
自然老化による見た目の老化は
たるみに関しては仕方ないが、
他はあまりにも影響が少ないことがわかりました。
いわゆる、深いしわや肌の黄ぐすみは、
光老化が原因であるということです。
また、メラノサイトが
皮膚の1m㎡(平方ミリメートル)あたりに
約1000〜1500個も存在しているのに
驚きました。
美容面では紫外線を浴びない方がいいと
言われているますが、
紫外線を浴びるとビタミンDを
合成するので、栄養面で考えると
紫外線を浴びる必要もあるんですね。
浴びる量は1日15分程度、
しかも、手の甲だけでOKだから
簡単に実行できそうですね!
続きはパート2でまたレポートいたします!
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コスメが読めると化粧品はもっとおもしろくなる
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