前回に引き続き
【紫外線による
老化の脅威と
最新対策セミナー】パート2を
レポートさせていただきます!!
パート2も日本化粧品検定テキスト監修に携わっていらっしゃる
紫外線のプロ藤岡先生の講座です。
紫外線といえばしみ、しわ、たるみという
お悩みが浮かぶと思います。
なんと!真皮のコラーゲン線維と
エラスチン線維の新陳代謝には
数十年かかるそうです。
数十年もかかってしまえば、
正常でなくなったものが
どんどん蓄積されてしまいますよね
●毛穴の目立ち
●唇の変化
も紫外線による影響を受けるんです!
紫外線による老化、光老化が1986年に提唱され
1990年辺りから日焼け防止の関心が高まり
いまや夏も白肌の時代に‼️
子供の頃、日光浴が推奨されていたり、
思春期や青春時代に真っ黒に焼けた
CMを見て育った世代からは驚きの変化です!
白肌の為には
サンスクリーン商品を
正しく知ることが大切ですね!
◆SPFとPA
SPFはUV-B(紫外線B波)をカットする指数
PA値はUV-A(紫外線A波)をカットする指数
(日本化粧品検定 2級・3級対策テキストP124参照)
これらの値はなんと、人で測っています‼️
それぞれ被験者10人以上で測定、評価され、
その測定方法は、国際基準です!
1999年には
SPF値120を超える製品が現れ、
社会現象に。
2000年に日本化粧品工業連合会により
上限は50とされました。
50+と表示がある製品は
実測値で51以上を超える場合に表示できます!
SPFの下限値は2で、0はNG。
PAを単独では記載できないという
決まりごともあるそうです。
◆ノンケミカルにこだわる?
日本ではとにかく悪者にされがちな
紫外線吸収剤ですが、
海外では紫外線吸収剤だけでなく、
散乱剤も配合量に
上限が決められています。
さらに最近の紫外線吸収剤は
粉末化で肌に入りにくくしたり、
光安定化など進化しています!
紫外線吸収剤も何種類もあり、UV-Aのみカット
UV-Bのみカット、両方カット、
今話題のロングUV-Aに対応できる
新しい紫外線吸収剤もあります。
紫外線吸収剤と、ひとくくりに考えたり、
根拠も無く悪者扱いにせず
正しい知識を持って選びたいですね!
◆紫外線散乱剤って?
酸化チタン、酸化亜鉛といった
白い粉で紫外線を反射させて、
物理的にカットします。
ノンケミカルと言って紫外線散乱剤のみを
使用する日焼け止めもあります。
紫外線以外の
ブルーライトや近赤外線を
カットするために粒径を変えた
酸化チタンや、酸化セリサイトも
紫外線散乱剤の仲間です!
日焼け止めのポイントは、
正しい量を塗る&
一円玉1個分を2回塗るのが正しい量です!
ある調査では塗布量が約半分だと効果は
3分の1になってしまうと言われています!!!
また、摩擦で落ちてしまう為
塗り直しは必要です!!
お出かけ前の10分から20分前に
塗ると、肌に皮膜が作られ落ち着きます。
数値の高いものを使っていれば安心
ではなく、使い方が大切です!
同じSPF値でも赤くなる紫外線量は
人それぞれなので、肌が赤くなりやすい方は
高めのSPFを選びましょう!
年間を通して日傘やUVカット服、
帽子なども活用して紫外線ダメージを防ぎ
心身共に健康的な生活を送りましょう!
以上
【紫外線による老化の脅威と
最新対策セミナー】
レポートでした。
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コスメが読めると化粧品はもっとおもしろくなる
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お申込は
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たくさんのお申込み、お待ちしております
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