【セミナーレポート】コスメを読む(スペシャルケアセミナー) | 日本化粧品検定協会のブログ

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コスメを読むセミナーに行って来ました❣️

講師は

岡部美代治先生!

 

第1部は

経皮吸収と

スペシャルケア

 

 

私の周りには「経皮毒」と言って

情報発信されている方も

いらっしゃいます^^;

 

本当は、どうなんだろう⁉️

 

正しい知識を学びに来ました。

 

 

開口1番

『科学と法律の間にあるモヤモヤを解消してください』と。

 

科学では、証明出来ても

法律では謳えない

 

経皮吸収とは❓❓❓

 

定義は

〜物質が皮膚を経由して体内に吸収されること〜

であり

 

とはいえ、そもそも皮膚は

基本的には通さないもので、

体内に『吸収』というのは

本来口から入って粘膜から

消化吸収される事を言います!

 

例えばティントリップなどに使う染料も

角層を染めるものの

『吸収』ではなく正しくは『吸着』なんだそう。

 

ただ、経皮吸収は無いわけではなく

 

製薬会社の医薬品におけるデータでは

物質の分子の大きさや

皮膚の状態、部位でも変わり

また、年齢でも違うそうですし

 

化粧品では

ビタミンCやレチノールやそれらの誘導体では

経皮吸収のデータが公表されているものもあるそうです。

岡部先生が何度も

《教訓》と仰っていた

※《黒皮症》の問題から

 

化粧品における経皮吸収は

 

●安全性=有害成分を吸収させない

●有効性=必要な有効成分を必要な部位へ有効な作用をする量だけ、時間だけ吸収させる

よう、処方を考えているので

信じて欲しいと仰っていたのが印象的でした。

 

経皮吸収を活用した化粧品としては

 

1、パックなどの密閉法

2、界面活性剤成分を使った浸透促進法

3、AHA成分を使い角層の細胞間脂質のラメラ構造をゆるめる(←液晶にするといわれてもピンとこないのでは…?)一時的緩和法

4、ナノカプセルなどのデリバリー型

5、イオン導入など美容機器の活用

 

があり、

 

スペシャルケア

である

ブースター化粧品

いわゆる

「後に使う化粧品の効果を増幅する効果を持つ化粧品」

経皮吸収のメカニズムを活用していて、

 

 

リポソームやマイクロカプセルなど

経皮吸収促進素材を使い

 

今後も、期待できる化粧品が

増えていくという事で

スキンケア商品がますます楽しみです。

 

 

 

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コスメが読めると化粧品はもっとおもしろくなる
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