ティル・ナ・ノーグ Tir na n-Og -22ページ目
今授業中…。でも授業には出ずに図書室でため息ばかりついてますDASH!DASH!

「仮にもうつ病の当事者が…だよ?そんなヤツに精神保健分野で働いて欲しくないわ。相手がさらに病んでまうわ(笑)」
って平気で言うクラスメイトは、正しい事を言っていると思いますか?

私にはその問いに答えることができません。私は「そんなことないよ!」と間違っていると思いながらも、現実的に考えたら支援される側とすれば不安でしかない。だって、私を担当しているPSWが実は統合失調症で、言っていることがハチャメチャだったら、担当を外してもらいたいと思うから。

だったら私はこの先どうすればいいの?

こう問うたら、
「そんなことオレが知るかいな!オレがここでお前の道を作ったら、その責任負えへんからなぁ」
って返ってきた。ではこの人は正しい事を言っていると言い切れますか?

これも難しい。でもこれは正しいと感じざるを得ない。最終的な判断は、結局自分で下すしかないのですねしょぼん


向き不向きは第三者意見。やるかやらないかは自分次第。

それでも、私自身を否定されたみたいでスゴく不満が残った。向いてないから諦めた方がいい、向かないお前に情状酌量の余地なし、じゃあどうしろと?言うだけ言って何の解決法も見出だせない。

綺麗事だけど、私はその人を決して憎むことはしない。私もまた、その人には余計にPSWになって欲しくないという思いが沸いてきて、クラスメイトが敵になっちゃうから。


今の私にできる事。
言いたいヤツには言わせておく。そいつが責任負えないと言ってるなら、私もそいつの言い分に責任は負わない。そいつが私のせいでPSWになれなかったとしても、入学金を賠償される義理もない。


Android携帯からの投稿
「次回は105年後」「今世紀最後の天体ショー」と多くの天文ファンを刺激させた2012年6月6日(水)の『金星の太陽面通過』。
規模は金環食程ではではないにしろ、私はこの日をどれだけ待ちわびたことか──私(の細胞)が生きているうちにマイナス200℃くらいで保存しておけば、おそらく今の技術であれば22世紀を生きることも可能なのでしょうが、今この時を生きることが幸せであって──と長い前フリは置いておいて。

観てきました!太陽!
関東はあいにく台風の影響で朝から雨模様だったので、なるべく西へ──。といってやって来たのが音楽の街・浜松です。

浜松SAS

今年4月に開通したばかりの新東名高速を使い、NEOPASA(ネオパーサ)浜松で停泊。太陽面通過が始まる午前7時10分頃、まだ曇っていた雲の隙間からその様相を観ることができました。

うん、観るだけならこんな記事を書く必要なんてないですよね。…なので撮ってきました(笑)

金星太陽面通過1

7:33撮影(若干雲に隠れています)


どうせ浜松に来たのなら、ということで浜名湖へ行ったり富士川へ行ったり静岡観光をしながら撮ってきたので、まとめて載せますね。
※必ずしも同じ方角から撮影したものとは限りません。

金星太陽面通過2

↑10:30撮影

金星太陽面通過3

↑10:35撮影

金星太陽面通過4

↑10:45撮影

金星太陽面通過5

↑12:00撮影

金星太陽面通過6

↑13:45撮影

金星太陽面通過7

↑14:45撮影


300枚以上の写真を撮っていますが、中には画質の悪いものや運悪く雲に隠れてしまったのがあるため、一番写りの良いものだけを抜粋しました。ちなみに望遠レンズは使用しておらず、普通のカメラで撮影したものをうまく画像調整しています。これ以上の画質を求める方は、他のプロの方の写真を参考にしてみて下さい。ここに貼り付けてあるものは転載しても構いません(…が、著作権?は放棄していません)。良く見ると黒点が写っているものもあります。

もちろん面白かったです!いろいろハプニングはありましたけども、カメラの性能にただ驚きを隠せなかったですね。
そしてまさかの……

トータルテンボス

芸人発見です!!(浜松SASにて)

学校での勉強も、そろそろ前期試験へ向けてロケットの如く進みが早くなっています。というのも授業科目の増加や1年過程での修了を目指す学校の方針に、担当教員が授業の進度を大幅に短縮して、「できない部分は各自勉強の事」とほぼ丸投げ状態。それでも大事なことはキチンと教えてもらっているだけに、文句は言えませんが……。

ただ今後精神科ソーシャルワーカーを目指す人にとって私から言えることは、
「今年発売の(2013年度版)過去問題集を買ってみる」
に尽きます。解かなくて構いません。詮ずる所、私たちが学んでいることはその解説書に集約されます。サラッとめくって頭の片隅に問題形式を入れておくだけでも、おそらく今学校に行っている私の知識よりも豊富なものを得られると思います(ただし経験は別ですが…)。
ちなみにオススメ書籍は久美(Kumi)出版の社会福祉士・精神保健福祉士国家試験 問題分析と受験対策 過去問題集【共通科目編】 です。

久美出版



さて。ノートを載せるのは枚数の都合で不可能となってしまったので、せめてもの思いで実習でよく用いられている事例(ケース)をもとに、PSWがどのように援助していけばよいかを考えるグループワークの題材をご用意しました。

【S実習生の苦悩】
将来PSWを目指すS実習生は、実習先の病院にてある苦悩を持っていた。実習指導者にあたっていたP精神保健福祉士は、S実習生の異変にいち早く気付き、お昼休みにどんな悩みを抱えているか聴いてみた。
S実習生は精神科デイケア(※)に毎日来所するMさんのことについて話し始めた。Mさんはデイケアがある日には必ず足を運びプログラムに積極的に参加する真面目な方だ。
「Mさんはデイケアに来ているにもかかわらず、私がいる間は一日中寝て過ごしているんです。私はMさんにプログラムに参加するよう呼びかけましたが、話をまともに聞いてもらえず、ずっと一人でいるMさんに苛立ちを覚え始めました。私はなにもしないMさんに対し、あってはならぬ感情を抱いてしまったのと同時に、私はMさんに嫌われていると思うと悔しく思います」と、ポツリと語った。
P精神保健福祉士は他のスタッフと話しているうちに、S実習生の立振る舞いに問題があることを突き止めた。
「S実習生は、Mさんに優しくし過ぎたのよ。Mさんの身辺整理を全てS実習生が引き受けてしまったものだから、Mさんはやり場を無くしてしまったのね」と、スタッフは淡々と語った。

設問:P精神保健福祉士になったつもりで、S実習生への指導とMさんのプログラム参加をどう援助すればよいか、検討しなさい。


(※)精神科デイケアとは、昼間何もすることがなく暇を持て余している等の方々を対象に、スポーツ・レクレーション・料理・手工芸・話し合いなどの様々なプログラムをグループ活動を中心として行っていく施設のことです。


こういう事例を検討する授業はたくさんあります。しかし1点集中で『これが正しい』という解答はありません。上の事例の場合、S実習生の善意が悪意になってしまっていることに着目すると、P精神保健福祉士の行動すべき点が見つかるかもしれません。